使用の聖書箇所は、聖書 新改訳2017©2017新日本聖書刊行会より。
1 洗礼式1(2025年12月12日掲載)
2 洗礼式2(2025年12月12日掲載)
3 主の聖晩餐1(2026年1月5日掲載)
4 主の聖晩餐2(2026年1月5日掲載)
5 信仰告白式(2026年1月5日掲載)
6 転入会式(2026年1月5日掲載)
7 任職式・就職式(2026年2月24日掲載)
8 設立式(2026年2月24日掲載)
9 教会堂献奉(2026年2月24日掲載)
10 結婚(2025年12月2日掲載、2025年12月8日更新)
11 葬儀(2025年12月8日掲載)
12 礼拝式文(2026年5月25日掲載)
あとがき(2026年5月25日掲載)
1 洗礼式―1
*直前の賛美が終わるとともに受洗者は洗礼盤、あるいは講壇の前に進み出る。
1 制定のみことば
私たちの主イエス・キリストが洗礼を定めた、福音のみことばを聞きましょう。
マタイ福音書28章18~20節
「イエスは近づいて来て、彼らにこう言われた。『わたしには天においても地においても、すべての権威が与えられています。ですから、あなたがたは行って、あらゆる国の人々を弟子としなさい。父、子、聖霊の名において彼らにバプテスマを授け、わたしがあなたがたに命じておいた、すべてのことを守るように教えなさい。見よ。わたしは世の終わりまで、いつもあなたがたとともにいます。』」
教会は、主イエスのこの命令に従って、信者とその子どもたちに洗礼を授けるのです。
*聖書は次のものを朗読してもよいが、キリストが洗礼を制定したことを強調する必要がある。ヨハネ3・1~8、使徒2・36~42、ガラテヤ3・26~28。
ヨハネの福音書3章1~8節
「さて、パリサイ人の一人で、ニコデモという名の人がいた。ユダヤ人の議員であった。この人が、夜、イエスのもとに来て言った。『先生。私たちは、あなたが神のもとから来られた教師であることを知っています。神がともにおられなければ、あなたがなさっているこのようなしるしは、だれも行うことができません。』イエスは答えられた。『まことに、まことに、あなたに言います。人は、新しく生まれなければ、神の国を見ることはできません。』ニコデモはイエスに言った。『人は、老いていながら、どうやって生まれることができますか。もう一度、母の胎に入って生まれることなどできるでしょうか。』イエスは答えられた。『まことに、まことに、あなたに言います。人は、水と御霊によって生まれなければ、神の国に入ることはできません。肉によって生まれた者は肉です。御霊によって生まれた者は霊です。あなたがたは新しく生まれなければならない、とわたしが言ったことを不思議に思ってはなりません。風は思いのままに吹きます。その音を聞いても、それがどこから来てどこへ行くのか分かりません。御霊によって生まれた者もみな、それと同じです。』」
使徒の働き2章36~42節
「『ですから、イスラエルの全家は、このことをはっきりと知らなければなりません。神が今や主ともキリストともされたこのイエスを、あなたがたは十字架につけたのです。』人々はこれを聞いて心を刺され、ペテロとほかの使徒たちに、『兄弟たち、私たちはどうしたらよいでしょうか』と言った。そこで、ペテロは彼らに言った。『それぞれ罪を赦していただくために、悔い改めて、イエス・キリストの名によってバプテスマを受けなさい。そうすれば、賜物として聖霊を受けます。この約束は、あなたがたに、あなたがたの子どもたちに、そして遠くにいるすべての人々に、すなわち、私たちの神である主が召される人ならだれにでも、与えられているのです。』ペテロは、ほかにも多くのことばをもって証しをし、『この曲がった時代から救われなさい』と言って、彼らに勧めた。彼のことばを受け入れた人々はバプテスマを受けた。その日、三千人ほどが仲間に加えられた。彼らはいつも、使徒たちの教えを守り、交わりを持ち、パンを裂き、祈りをしていた。」
ガラテヤ人への3章26~28節
「あなたがたはみな、信仰により、キリスト・イエスにあって神の子どもです。キリストにつくバプテスマを受けたあなたがたはみな、キリストを着たのです。ユダヤ人もギリシア人もなく、奴隷も自由人もなく、男と女もありません。あなたがたはみな、キリスト・イエスにあって一つだからです。」
2 洗礼の教え
a.成人洗礼において
洗礼は私たちが神のものであることを示すために、神がお命じになられ、主キリスト自ら制定された契約のしるしであり証印です。神は、ご自身の御子イエス・キリストによって、私たちを罪と死から救い出し、主の死と復活に結び付けてくださいました。
それゆえ、ローマ人への手紙6章3~4節には次のように記されています。
「それとも、あなたがたは知らないのですか。キリスト・イエスにつくバプテスマを受けた私たちはみな、その死にあずかるバプテスマを受けたのではありませんか。私たちは、キリストの死にあずかるバプテスマによって、キリストとともに葬られたのです。それは、ちょうどキリストが御父の栄光によって死者の中からよみがえられたように、私たちも、新しいいのちに歩むためです。」
主イエス・キリストの十字架の死によって、私たちの古い人は死んで葬られました。今や私たちはキリストの復活によって、永遠のいのちによみがえらされた、新しい人なのです。聖霊と水によって、私たちはキリストに接ぎ合わされ、キリストのからだである教会の一員とされ、キリストの愛と平和と義の働きに加えられるのです。
それゆえ、皆さん、この礼典を行うにあたって、私たち自身の洗礼をも喜びとともに思い起こしましょう。
b.幼児洗礼において
私たちは、洗礼によって神が制定された恵みの契約に入り、神はこの契約において、私たちに新しいいのちを与え、悪から守り、愛のうちに育んでくださいます。
恵み深い神は、はじめから、この契約に私たちの子どもたちも含めてくださいました。生ける神は、アブラハムを召して、次のように契約を立てて祝福を約束してくださいました。「わたしは、わたしの契約を、わたしとあなたとの間に、またあなたの後の子孫との間に、代々にわたる永遠の契約として立てる。わたしは、あなたの神、あなたの後の子孫の神となる」(創世17・7)。
時いたって、神は、ご自身の御子イエス・キリストを遣わし、私たちの救い主としてくださいました。主は、十字架の死によって贖いを成し遂げ、死者の中からよみがえられて、罪の赦し、新しいいのち、御国の祝福をお与えくださいました。主イエスは、この恵みの契約が子どもたちにも約束されていることを明言して、次のように仰せになりました。「子どもたちを、わたしのところに来させなさい。邪魔してはいけません。神の国はこのような者たちのものなのです」(マルコ10・14)。
それゆえ、神のすべての約束は私たちと同様に、子どもたちのものでもあります。そして、子どもたちは、洗礼によって神の子どもとして聖別されている恵みを教えられなければなりません。それは、子どもたちが成長したときに、彼ら自身の信仰と献身によって、神に従うようになるためです。
3 信仰告白
*受洗者を紹介し、次のように信仰告白を導く。
a.洗礼志願者(成人)に対して
長老:( )教会の小会は、信仰上の知識と敬虔について慎重に試問し、( )兄弟/姉妹に洗礼を授けて教会の交わりに受け入れることを認めました。
牧師:( )兄弟/姉妹、あなたは洗礼を授けられることを望みますか。(望みます)
牧師:今ここに、洗礼を志願するあなたは、主イエス・キリストを信じる信仰を言い表し、教会の信仰を告白することが求められています。それにより、あなたは、神の恵みの契約にあずかって、新しいいのちに養われ、悪から守られ、愛のうちに育まれるのです。
1.( )兄弟/姉妹、あなたは、天地の造り主なる生ける神のみを信じますか。(信じます)
2.あなたは、自分が神の御前に罪人であり、神の怒りに値し、神のあわれみによらなければ、望みのないことを認めますか。(認めます)
3.あなたは、主イエス・キリストを神の御子、また罪人の救い主と信じ、救いのために福音において提供されているキリストのみを受け入れ、この方にのみ依り頼みますか。(依り頼みます)
4.あなたは、聖霊の導きに信頼し、キリストのからだなる教会の一員にふさわしく生きることを決心しますか。(決心します)
b.幼児の保護者に対して
長老:( )教会の小会は、( )兄弟/( )姉妹の子である( )兄弟/姉妹に洗礼を授けて、教会の交わりに受け入れることを認めました。
牧師:( )兄弟/( )姉妹、あなたがたは( )兄弟/姉妹が洗礼を授けられることを望みますか。(望みます)
あなたがたは、神の恵みに信頼して、信仰によって歩み、あなたがたの子どもに信仰を伝えることを約束しますか。(約束します)
牧師:今ここに、あなた(がた)は、イエス・キリストを信じる信仰を言い表し、教会の信仰を告白することが求められています。
1.( )兄弟/姉妹、あなたは、天地の造り主なる生ける神のみを信じますか。(信じます)
2.あなたは、自分が神の御前に罪人であり、神の怒りに値し、神のあわれみによらなければ、望みのないことを認めますか。(認めます)
3.あなたは、主イエス・キリストを神の御子、また罪人の救い主と信じ、救いのために福音において提供されているキリストのみを受け入れ、この方にのみ依り頼みますか。(依り頼みます)
4.あなたは、聖霊の導きに信頼し、キリストのからだなる教会の一員にふさわしく生きることを決心しますか。(決心します。)
4 使徒信条
*受洗者のみならず、会衆も立って一同で、使徒信条により信仰を告白する。(使徒信条を省略する場合は、5「誓約」に進む。)
牧師:会衆の皆さんもお立ちください。教会全体とともに、使徒信条によって私たちの信仰を告白しましょう。
一同:わたしは天地の造り主、全能の父である神を信じます。
わたしはそのひとり子、わたしたちの主イエス・キリストを信じます。主は聖霊によってやどり、おとめマリアより生まれ、ポンテオ・ピラトのもとで苦しみを受け、十字架につけられ、死んで葬られ、よみにくだり、三日目に死人のうちからよみがえり、天にのぼられました。そして全能の父である神の右に座しておられます。そこから来られて、生きている者と死んでいる者とをさばかれます。
わたしは聖霊を信じます。きよい公同の教会、聖徒の交わり、罪のゆるし、からだのよみがえり、永遠のいのちを信じます。アーメン。
5 誓 約
*牧師は受洗者に次の質問をして信仰の誓約をさせる。
1.( )兄弟/姉妹、あなたは神の栄光を現すために、最善を尽くして教会の礼拝を守り、奉仕し、教会を維持することを約束しますか。(約束します)
2.あなたは、日本長老教会の政治と訓練に服し、その純潔と一致と平和のために務めることを約束しますか。(約束します)
*ここで牧師は見えるように、かつ聞こえるように水を洗礼盤に注ぐのもよい。
6 祈 り
牧 師:さあ、私たちの主なる神に感謝の祈りをささげましょう。
永遠の神よ。あなたはすべて命あるものを、ご自身の恵みの力によって創造し、愛の賜物によって養い育んでくださいました。心より感謝と賛美をおささげいたします。創造のはじめに、あなたの御霊は水の上を覆い、力あるみことばによってすべてのものが造られました。しかし、私たちはあなたにそむいてさ迷い、自分勝手な道を歩んできました。それにもかかわらず、あなたはノアの時代に、洪水によってすべての悪を滅ぼされ、新しいいのちの恵みを賜りました。アブラハムを選んで恵みの契約を与え、あなたの民イスラエルは、水を通って、奴隷の苦しみから救われて約束の地に導かれたのです。そして、ついに私たちの救い主イエス・キリストがおいでくださり、ご自身の死と復活によって、私たちを罪と死から救い出し、永遠のいのちに入れてくださいました。
主なる神よ。いま御前にある( )兄弟/姉妹を、あなたが永遠の恵みによって、ご自身のもとに近づけ、救いの約束を与えてくださり、心から感謝いたします。それによって、キリストとともに葬られ、キリストの復活とも同じようになるのです。いま聖霊を豊かにお注ぎくださり、洗礼の水を聖別してください。どうぞ、信仰を告白して主につき従おうとしている/恵みによって主の子どもとされる( )兄弟/姉妹のすべての罪をきよめ、新しいいのちによみがえらせてください。この兄弟/姉妹が、キリストに接ぎ合わされますように。聖霊の力に導かれて、みこころを行い、キリストとともに歩めますように。父、子、聖霊のひとりの神に、賛美と尊厳と栄光がありますように。主イエス・キリストの御名によって。アーメン。
7 洗 礼
*受洗者は洗礼盤の前にひざまずき、保護者は子どもを洗礼盤の前に差し出す。牧師は次のように受洗者の名を呼んで水を振りかけるか、注ぐかして洗礼を授ける。
牧 師:( )兄弟/姉妹、父と子と聖霊の御名によってあなたに洗礼を授ける。アーメン。
8 祈 り
*牧師は手を置いたまま次のように祈って祝福する。
a.成人洗礼において
主よ。あなたのしもべである( )兄弟/姉妹を、天の恵みによって守ってください。兄弟が永遠にあなたのものとして保たれ、あなたの永遠の御国にいたるときまで、日々あなたの聖霊によって満ちあふれますように。主イエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン。
( )兄弟/姉妹、あなたは神の子どもです。洗礼において、聖霊の証印を押され、永遠にキリストに接木されました。
b.幼児洗礼において
主があなたを祝福し、あなたを守られますように。主が御顔をあなたに照らし、あなたを恵まれますように。主が御顔をあなたに向け、あなたに平安を与えられますように(民数6・24~26)。ハレルヤ。アーメン。
9 教会員の誓約と歓迎
*会衆は誓約することによって、あるいは歓迎のことばによって受洗者を受け入れる。
a.会衆に誓約を求めることもできる
牧 師:( )兄弟/姉妹は、洗礼によって聖なる公同の教会に受け入れられ、私たちとともに神の家族となりました。あなたがたは、この兄弟/姉妹を愛をもって受け入れましょう。
あなたがたは、キリストの愛によって( )兄弟/姉妹を受け入れ、神の助けによって互いに仕え合い、聖霊に導かれてともに歩むことを約束しますか。
教会員:(約束します)
牧 師:主イエス・キリストの平和が、あなたがたすべての者とともにありますように。
教会員:主の平和がありますように。
b.会衆一同で歓迎することもできる
牧 師:( )兄弟/姉妹は、洗礼によって聖なる公同の教会に受け入れられ、神の家族に
加えられました。キリストにあって新たに洗礼を授けられた、この兄弟/姉妹を心から歓迎しましょう。
教会員:私たちは喜びと感謝をもって、あなた(がた)をキリストの教会に受け入れます。私たちはキリストにあってひとつだからです。私たちはあなた(がた)を愛し、励まし、支えることを約束します。また、あなた(がた)がキリストを深く知り従うために、惜しみなく助けます。
牧 師:主イエス・キリストの平和が、あなたがたすべての者とともにありますように。
教会員:主の平和がありますように。
*受洗者を紹介し、歓迎する。
2 洗礼式―2
1 成人洗礼式
*洗礼は主の聖晩餐とともに新約の聖礼典であり、教会の純正さを示すしるしとして、また救いの有効な手段として、主のものとなった者が、教会に加えられることを記念するものである。小会は、洗礼志願者に対し適当な教育と訓練をし、小会の試問を経て洗礼式を執り行う。
*司式者と受洗者、および信徒は、これを制定されたキリストの祝福と聖霊の働きにあずかりつつ、霊的準備と敬虔な心と厳粛な態度をもって、これを守るベきである。
1 序 言
これより( )兄弟/姉妹の洗礼式を執り行います。
洗礼は、父と子と聖霊の御名による水の洗いによって、この兄弟/姉妹がキリストに接ぎ木され、恵みの契約の祝福にあずかり、主のものとしてこの教会に加えられることを記念いたします。
一同も、洗礼に現される特権に思いを留め、顧みとへりくだりと感謝をもって、誓いを新たにするものでありますように。
2 聖 書
*次のうちから選んで朗読する(マタイ28・18~20、ヨハネ3・1~8、使徒2・36~42、ローマ6・1~11、ガラテヤ3・26~28)
マタイ福音書28章18~20節
「イエスは近づいて来て、彼らにこう言われた。『わたしには天においても地においても、すべての権威が与えられています。ですから、あなたがたは行って、あらゆる国の人々を弟子としなさい。父、子、聖霊の名において彼らにバプテスマを授け、わたしがあなたがたに命じておいた、すべてのことを守るように教えなさい。見よ。わたしは世の終わりまで、いつもあなたがたとともにいます。』」
ヨハネの福音書3章1~8節
「さて、パリサイ人の一人で、ニコデモという名の人がいた。ユダヤ人の議員であった。この人が、夜、イエスのもとに来て言った。『先生。私たちは、あなたが神のもとから来られた教師であることを知っています。神がともにおられなければ、あなたがなさっているこのようなしるしは、だれも行うことができません。』イエスは答えられた。『まことに、まことに、あなたに言います。人は、新しく生まれなければ、神の国を見ることはできません。』ニコデモはイエスに言った。『人は、老いていながら、どうやって生まれることができますか。もう一度、母の胎に入って生まれることなどできるでしょうか。』イエスは答えられた。『まことに、まことに、あなたに言います。人は、水と御霊によって生まれなければ、神の国に入ることはできません。肉によって生まれた者は肉です。御霊によって生まれた者は霊です。あなたがたは新しく生まれなければならない、とわたしが言ったことを不思議に思ってはなりません。風は思いのままに吹きます。その音を聞いても、それがどこから来てどこへ行くのか分かりません。御霊によって生まれた者もみな、それと同じです。』」
使徒の働き2章36~42節
「『ですから、イスラエルの全家は、このことをはっきりと知らなければなりません。神が今や主ともキリストともされたこのイエスを、あなたがたは十字架につけたのです。』人々はこれを聞いて心を刺され、ペテロとほかの使徒たちに、『兄弟たち、私たちはどうしたらよいでしょうか』と言った。そこで、ペテロは彼らに言った。『それぞれ罪を赦していただくために、悔い改めて、イエス・キリストの名によってバプテスマを受けなさい。そうすれば、賜物として聖霊を受けます。この約束は、あなたがたに、あなたがたの子どもたちに、そして遠くにいるすべての人々に、すなわち、私たちの神である主が召される人ならだれにでも、与えられているのです。』ペテロは、ほかにも多くのことばをもって証しをし、『この曲がった時代から救われなさい』と言って、彼らに勧めた。彼のことばを受け入れた人々はバプテスマを受けた。その日、三千人ほどが仲間に加えられた。彼らはいつも、使徒たちの教えを守り、交わりを持ち、パンを裂き、祈りをしていた。」
ローマ人への手紙6章1~11節
「それでは、どのように言うべきでしょうか。恵みが増し加わるために、私たちは罪にとどまるべきでしょうか。決してそんなことはありません。罪に対して死んだ私たちが、どうしてなおも罪のうちに生きていられるでしょうか。それとも、あなたがたは知らないのですか。キリスト・イエスにつくバプテスマを受けた私たちはみな、その死にあずかるバプテスマを受けたのではありませんか。私たちは、キリストの死にあずかるバプテスマによって、キリストとともに葬られたのです。それは、ちょうどキリストが御父の栄光によって死者の中からよみがえられたように、私たちも、新しいいのちに歩むためです。私たちがキリストの死と同じようになって、キリストと一つになっているなら、キリストの復活とも同じようになるからです。私たちは知っています。私たちの古い人がキリストとともに十字架につけられたのは、罪のからだが滅ぼされて、私たちがもはや罪の奴隷でなくなるためです。死んだ者は、罪から解放されているのです。私たちがキリストとともに死んだのなら、キリストとともに生きることにもなる、と私たちは信じています。私たちは知っています。キリストは死者の中からよみがえって、もはや死ぬことはありません。死はもはやキリストを支配しないのです。なぜなら、キリストが死なれたのは、ただ一度罪に対して死なれたのであり、キリストが生きておられるのは、神に対して生きておられるのだからです。同じように、あなたがたもキリスト・イエスにあって、自分は罪に対して死んだ者であり、神に対して生きている者だと、認めなさい。」
ガラテヤ人への3章26~28節
「あなたがたはみな、信仰により、キリスト・イエスにあって神の子どもです。キリストにつくバプテスマを受けたあなたがたはみな、キリストを着たのです。ユダヤ人もギリシア人もなく、奴隷も自由人もなく、男と女もありません。あなたがたはみな、キリスト・イエスにあって一つだからです。」
3 誓 約
*受洗者は、司式者の質間に対し一つ一つ返答する。司式者は次のように述べる。
小会は、信仰上の知識と敬虔について慎重に試問し、この兄弟/姉妹を教会の交わりに受け入れることを認めました。
今ここに、洗礼を志願するあなたは、次の信仰を告白し、誓約をすることが求められています。これにより、あなたは神と教会とのおごそかな契約に入れられるのです。
1.( )兄弟/姉妹、あなた(がた)は、天地の創造主なる生ける神のみを信じますか。(信じます)
2.あなた(がた)は、自分が神の御前に罪人であり、神の怒りに値し、神のあわれみによらなければ、望みのないことを認めますか。(認めます)
3.あなた(がた)は、主イエス・キリストを神の御子、また罪人の救い主と信じ、救いのために、福音において提供されているキリストのみを受け入れ、この方のみに依り頼みますか。(依り頼みます)
4.あなた(がた)は、聖霊の導きに信頼し、キリストのからだなる教会の一員にふさわしく生きることを決心しますか。(決心します)
5.あなた(がた)は、神の栄光を現すために、最善を尽くして教会の礼拝を守り、奉仕し、教会を維持することを約束しますか。(約束します)
6.あなた(がた)は、日本長老教会の政治と訓練に服し、その純潔と一致と平和のために努めることを約束しますか。(約束します)
4 洗 礼
*司式者は、次のことばを宣言し、水を注ぐか、振りかけるか、沈めるかして洗礼を授ける。
( )兄弟/姉妹、父と子と聖霊との御名によって洗礼を授ける。アーメン。
5 祈 り
恵み深き聖なる神よ。今、永遠よりのあなたの選びは現れて、ここに( )兄弟/姉妹が主イエス・キリストの贖いを信ずる告白を公にして、キリストの教会に加えられました。
ここに現された貴き愛のみわざを賛美いたします。願わくは、今後、兄弟/姉妹が聖霊の導きのもとに、誘惑に打ち勝ち、教会の徳を建て主の御栄光のために生きることを得させてくださいますように。
主イエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン。
6 賛 美
7 祝 祷
*受洗者を会衆に紹介する。
2 幼児洗礼式
*信者の家庭に生まれた子どもは、生まれながら恵みの契約のうちに入れられており、適当な時期に両親(または片親)に抱かれて幼児洗礼を受け、教会に加えられる。
*小会は、幼児洗礼を受ける子どもの両親に、必要に応じて適当な教育と指導をし、小会の試問を経て幼児洗礼式を執り行う。
*幼児は、自ら信仰告白をする能力がまだないので、成人した時に信仰告白ができるよう、教え導くのは、両親と教会の責任である。
1 序 言
*受洗の幼児と親は前に進み出る。
これより( )兄弟/姉妹の洗礼式を執り行います。
生ける神は、アブラハムの世に、「わたしは、わたしの契約を、わたしとあなたとの間に、またあなたの後の子孫との間に、代々にわたる永遠の契約として立てる。わたしは、あなたの神、あなたの後の子孫の神となる」(創世17・7)と約束されました。
以後、キリストの教会は、この契約の上に建てられてきました。この約束の中には子どもたちも含まれており、したがって教会は、信者とその子どもによって成り立っています。救い主イエス・キリストご自身も、「子どもたちを、わたしのところに来させなさい。邪魔してはいけません。神の国はこのような者たちのものなのです」(マルコ10・14)と宣言され、子どもが神の契約に属していることを明らかにされました。
今行われる幼児洗礼は、あなた(がた)の愛する子どもがその神の契約の子であることを新たに覚えるしるしです。
2 聖 書
*次のうちから選んで朗読する(マタイ19・13~15、マルコ10・13~16、ルカ18・15~17)。
マタイの福音書19章13~15節
「そのとき、イエスに手を置いて祈っていただくために、子どもたちがみもとに連れて来られた。すると弟子たちは、連れて来た人たちを叱った。しかし、イエスは言われた。『子どもたちを来させなさい。わたしのところに来るのを邪魔してはいけません。天の御国はこのような者たちのものなのです。』そして手を子どもたちの上に置いてから、そこを去って行かれた。」
マルコの福音書10章13~16節
「さて、イエスに触れていただこうと、人々が子どもたちを連れて来た。ところが弟子たちは彼らを叱った。イエスはそれを見て、憤って弟子たちに言われた。『子どもたちを、わたしのところに来させなさい。邪魔してはいけません。神の国はこのような者たちのものなのです。まことに、あなたがたに言います。子どものように神の国を受け入れる者でなければ、決してそこに入ることはできません。』そしてイエスは子どもたちを抱き、彼らの上に手を置いて祝福された。」
ルカの福音書18章15~17節
「さて、イエスに触れていただこうと、人々は幼子たちまで連れて来た。ところが、弟子たちはそれを見て叱った。しかし、イエスは幼子たちを呼び寄せて、こう言われた。『子どもたちを、わたしのところに来させなさい。邪魔してはいけません。神の国はこのような者たちのものなのです。まことに、あなたがたに言います。子どものように神の国を受け入れる者でなければ、決してそこに入ることはできません。』」
3 祈 り
全能の主にして恵み深い神よ。あなたが私たちと永遠の契約を結び、それを果たしてくださる主であることを感謝いたします。その恵みのもとに、今、兄弟姉妹を立たせて、与えられた幼子の保護者としての責任を自覚させてくださいます。
この礼典を祝福の時としてください。私たちの主イエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン。
4 誓 約
*受洗者の親・保護者は、司式者の質間に対し一つ一つ返答する。
1.あなた(がた)は、あなた(がた)に与えられた幼子が恵みによる契約の子であることを信じますか。(信じます)
2.あなた(がた)は、幼子に、イエス・キリストの血による罪の贖いと、聖霊による新生の恵みが必要であることを認めますか。(認めます)
3.あなた(がた)は、自分の救いのためにイエス・キリストに依り頼むように、幼子の救いのためにも、唯一の救い主イエス・キリストに依り頼みますか。(依り頼みます)
4.あなた(がた)は、神の恵みに依り頼み、幼子の前に敬虔の模範を示し、幼子とともに、また、幼子のために祈り、教理を教え、みことばに基づく主の薫陶と訓戒のうちに幼子を養育するように努めることを約束しますか。(約束します)
5 洗 礼
*司式者は、次のことばを宣言し、水を注ぐか、振りかけるかして洗礼を授ける。
( )兄弟/姉妹、父と子と聖霊との御名によって洗礼を授ける。アーメン。
6 祈 り
恵み深い主なる神よ。私たちは、この礼典において、自らが神の永遠の契約の民であるとの思いを新たにさせられました。これも、ただ御子イエス・キリストの十字架による贖いの恵みによることを覚えて、御名を賛美いたします。
願わくは、あなたが授けたもうたこの幼子を、あなたの契約の子として、教会に加え、御霊の導きのもとに置き、やがて信仰を告白する時まで、災いから守ってくださいますように。また、教会がそのために助け、祈り続けますように。
御子イエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン。
7 賛 美
8 祝 祷
*受洗者を会衆に紹介する。
3 主の聖晩餐―1
1 制定のみことば
牧 師:私たちの主イエス・キリストが聖晩餐を定めた制定のみことばを聞きましょう。
*次の中から選んで朗読する(マタイ26・26~29、マルコ14・22~26、ルカ22・14~20、ヨハネ6・53~58、1コリント11・23~29)。
マタイの福音書26章26~29節
「また、一同が食事をしているとき、イエスはパンを取り、神をほめたたえてこれを裂き、弟子たちに与えて言われた。『取って食べなさい。これはわたしのからだです。』また、杯を取り、感謝の祈りをささげた後、こう言って彼らにお与えになった。『みな、この杯から飲みなさい。これは多くの人のために、罪の赦しのために流される、わたしの契約の血です。わたしはあなたがたに言います。今から後、わたしの父の御国であなたがたと新しく飲むその日まで、わたしがぶどうの実からできた物を飲むことは決してありません。』」
マルコの福音書14章22~26節
「さて、一同が食事をしているとき、イエスはパンを取り、神をほめたたえてこれを裂き、弟子たちに与えて言われた。『取りなさい。これはわたしのからだです。』また、杯を取り、感謝の祈りをささげた後、彼らにお与えになった。彼らはみなその杯から飲んだ。イエスは彼らに言われた。『これは、多くの人のために流される、わたしの契約の血です。まことに、あなたがたに言います。神の国で新しく飲むその日まで、わたしがぶどうの実からできた物を飲むことは、もはや決してありません。』そして、賛美の歌を歌ってから、皆でオリーブ山へ出かけた。」
ルカの福音書22章14~20節
「その時刻が来て、イエスは席に着かれ、使徒たちも一緒に座った。イエスは彼らに言われた。『わたしは、苦しみを受ける前に、あなたがたと一緒にこの過越の食事をすることを、切に願っていました。あなたがたに言います。過越が神の国において成就するまで、わたしが過越の食事をすることは、決してありません。』そしてイエスは杯を取り、感謝の祈りをささげてから言われた。『これを取り、互いの間で分けて飲みなさい。あなたがたに言います。今から神の国が来る時まで、わたしがぶどうの実からできた物を飲むことは、決してありません。』それからパンを取り、感謝の祈りをささげた後これを裂き、弟子たちに与えて言われた。『これは、あなたがたのために与えられる、わたしのからだです。わたしを覚えて、これを行いなさい。』食事の後、杯も同じようにして言われた。『この杯は、あなたがたのために流される、わたしの血による、新しい契約です。』」
ヨハネの福音書6章53~58節
「イエスは彼らに言われた。『まことに、まことに、あなたがたに言います。人の子の肉を食べ、その血を飲まなければ、あなたがたのうちに、いのちはありません。わたしの肉を食べ、わたしの血を飲む者は、永遠のいのちを持っています。わたしは終わりの日にその人をよみがえらせます。わたしの肉はまことの食べ物、わたしの血はまことの飲み物なのです。わたしの肉を食べ、わたしの血を飲む者は、わたしのうちにとどまり、わたしもその人のうちにとどまります。生ける父がわたしを遣わし、わたしが父によって生きているように、わたしを食べる者も、わたしによって生きるのです。これは天から下って来たパンです。先祖が食べて、なお死んだようなものではありません。このパンを食べる者は永遠に生きます。』」
コリント人への手紙第一、11章23~29節
「私は主から受けたことを、あなたがたに伝えました。すなわち、主イエスは渡される夜、パンを取り、感謝の祈りをささげた後それを裂き、こう言われました。『これはあなたがたのための、わたしのからだです。わたしを覚えて、これを行いなさい。』食事の後、同じように杯を取って言われました。『この杯は、わたしの血による新しい契約です。飲むたびに、わたしを覚えて、これを行いなさい。』ですから、あなたがたは、このパンを食べ、杯を飲むたびに、主が来られるまで主の死を告げ知らせるのです。したがって、もし、ふさわしくない仕方でパンを食べ、主の杯を飲む者があれば、主のからだと血に対して罪を犯すことになります。だれでも、自分自身を吟味して、そのうえでパンを食べ、杯を飲みなさい。みからだをわきまえないで食べ、また飲む者は、自分自身に対するさばきを食べ、また飲むことになるのです。」
2 聖晩餐の教え
*制定のみことばの朗読の後に、聖晩餐の教えを告げる。聖晩餐の教えは会衆にとって建徳的であるが、省略してもよい。
A.私たちの救い主イエス・キリストは、この聖晩餐を定め、ご自分の家族として新しく生まれ、接ぎ木された教会を養い育ててくださいます。キリストは、地上の目に見えるパンをご自身のからだの礼典とし、また、ぶどう酒をご自分の血の礼典としてお定めになりました。
私たちが、この礼典を自分の手で取り、それらを自分の口で食べて飲むその時に、私たちのいのちは真実に養われます。私たちが霊的ないのちのために、たましいで受け取るのは、私たちの唯一の救い主であるキリストの真実のからだと血なのです。私たちはこのからだと血とを、たましいの手と口である信仰によって受け取るのです。
この祝宴は霊的な食卓です。キリストは、あらゆる祝福とともにご自身を私たちに与えてくださいます。
私たちは、この聖なる礼典に与かることによって、神と隣人に対する熱心な愛を行うように、心を動かされるのです。
B.いま私たちが執り行おうとしている聖晩餐は、主イエス・キリストを想い起こし、交わりを喜び、御国の訪れを待ち望む祝いの礼典です。
今、思い起こしましょう。私たちの主イエス・キリストは、御父のもとからこの世に遣わされ、私たちのために神の律法を成就し、十字架の苦しみと死を耐え忍ばれました。主はご自身の死とよみがえりによって、恵みと和解の新しい永遠の契約を結んでくださいました。神を受け入れる人は、決して見捨てられることはありません。
今、主イエス・キリストとの交わりを感謝しましょう。主は世の終わりまで、いつも私たちとともにいてくださると約束してくださいました。パンを裂いて食すとき、主は永遠のいのちのパンとして私たちを強めてくださいます。また、杯から飲むことによって、主は私たちのうちにとどまり、豊かな実を結ばせてくださいます。
さあ信仰もって待ち望みましょう。パンと杯は、やがて御国が成就することのしるしであり保証です。栄光のうちに顔を合わせて主にお会いするときに、私たちは永遠の愛の祝福を味わうのです。
C.私たちの主イエスは、渡される夜、主の聖晩餐と呼ばれる、ご自身のからだと血との礼典を制定し、世の終わりまで守るべきものとされました。それは、主の死による犠牲を記念し、そのすべての祝福を真の信者に保証するためです。また、キリストにある霊的養いと成長、キリストの戒めに対する従順、キリストの神秘的からだにおけるキリストとの交わりと信者相互の交わりのきずなと保証になるためです。
ですから、ふさわしい陪餐者は、見えるパンと杯にあずかりつつ、信仰によって十字架につけられてよみがえられたキリストと一つにされ、キリストの死によるすべての祝福を受けて養われます。
この祝福は、聖晩餐において単に象徴的に示されるのではなく、御霊の働きによって現実に私たちに与えられます。さらに、聖晩餐は、終わりの時にキリストが再び来られ、贖われたすべての民を栄えある子羊の婚宴に集めてくださることを、期待させてくれるものです。
3 感謝と聖別の祈り
*牧師と会衆で呼び交わして感謝と聖別の祈りに導く。次のように応答形式で祈りを導くことができるが、必ずしも応答的でなくてもよい。もちろん祈りは自由にすることができる。
牧 師:主があなたがたとともにおられますように。
会 衆:また、あなたとともに。
牧 師:心を高く上げましょう。
会 衆:私たちは主に向かって心を高く上げます。
牧 師:私たちの主なる神に感謝をささげましょう。
会 衆:感謝と賛美をささげることは私たちにふさわしいことです。
4 創造の感謝
牧 師:恵み深い神よ。喜びをもってあなたを賛美いたします。あなたは天地を創造し、私たちをご自身のかたちにお造りくださいました。そして、私たちが罪に堕落しても契約を保ってくださいます。私たちの主イエス・キリストのゆえに感謝をささげます。主は過越しの子羊となり、私たちの救いのために犠牲となってくださいました。それゆえ、私たちはすべての聖徒と御使い、あらゆる被造物とともに、御名の栄光をほめたたえて喜びの声をあげます。
5 賛 美(イザヤ6・6、マルコ11・9~10)
一 同:聖なる、聖なる、聖なる、万軍の主。
その栄光は全地に満つ。ホサナ。
祝福あれ。主の御名によって来られる方に。
いと高きところに。ホサナ。
6 キリストのみわざの想起
牧 師:栄光の神よ。あなたの御子、私たちの主イエス・キリストをほめたたます。主は、私たちを罪の奴隷と死の重荷から救うためにおいでくださいました。人となって天より下り、私たちを愛して十字架の死にまで従われました。主は、私たちが荒野でさまよう時も、ご自身をマナとして与えて私たちをお養いくださいます。主がお受けくださった苦しみの杯は、私たちの救いの杯です。このパンと杯を感謝をもって受け、イエス・キリストによる贖いを喜びをもって祝います。それゆえ、十字架にかかり、よみがえられた主イエスを賛美して、心から私たちの信仰を告白いたします。
7 賛 美
一 同:キリストは死なれ、キリストはよみがえられました。そして、キリストは再び来られます。
8 聖霊を求める祈り
牧 師:私たちの主なる神よ。どうぞ聖霊をお注ぎください。このパンと杯を聖別して、キリストのからだと血の聖餐にあずからせてください。あなたの御霊によって、私たち主にあるすべての者を、生けるキリストにあって一つにしてください。主への信仰と希望と愛を保ち続けられますように。主よ、あなたの栄光の御国に私たちを呼び集めてください。
9 黙 祷
*黙祷のうちに、主の救いのみわざを思い起こし、感謝、悔い改め、新しい従順をそれぞれが祈る。
10 主の祈り
*黙祷の後に一同で主の祈りを祈る。主の祈りがすでに祈られている場合は省略する。黙祷や主の祈りは礼拝全体の流れに合わせて適宜用いる。
一 同:主の祈り
天にいます私たちの父よ。御名が聖なるものとされますように。
御国が来ますように。
みこころが天で行われるように、地でも行われますように。
私たちの日ごとの糧を、今日もお与えください。
私たちの負い目をお赦しください。私たちも、私たちに負い目のある人たちを赦します。
私たちを試みにあわせないで、悪からお救いください。
国と力と栄えは、とこしえにあなたのものだからです。アーメン。
11 平和のあいさつ
*平和の挨拶が、罪の告白と赦しに結びつけられて、すでになされている場合は、これを省略してもよい。平和の挨拶を陪餐直後、感謝の祈りの前に行うことも、ふさわしいことである。
牧 師:神に感謝しましょう。キリストが私たちを一つにしてくださいます。キリストの平和が、あなたがたすべての者とともにありますように。
会 衆:(また、あなたとともに。)アーメン。
12 パン裂き(マタイ26・26~27、1コリント10・16~17)
*牧師は、主イエスにならって、次のことばを告げながら、会衆に見えるようにパンを取り、それを裂く。杯も同じようにして会衆に見えるように掲げて、みことばを告げる。パン裂きはなされるほうが好ましいが、省略することもできる。また、会衆の応答を省略してもよい。
牧 師:イエスはパンを取り、祝福して後、これを裂き、弟子たちに与えて言われた。「取って食べなさい。これはわたしのからだです。」
会 衆:私たちの裂くパンは、キリストのからだにあずかることではありませんか。パンは一つですから、私たちは多数であっても一つのからだです。
牧 師:また杯を取り、感謝をささげて後、こう言って彼らにお与えになった。「みな、この杯から飲みなさい。これは多くの人のために、罪を赦しのために流される、わたしの契約の血です。」
会 衆:私たちが祝福する祝福の杯は、キリストの血にあずかることではありませんか。
13 招 き
*牧師は次のように告げて会衆を主の食卓に招く。
牧 師:主イエス・キリストにある皆さん、主はご自分を愛する者、救いのために主にのみ信頼する者を、この聖晩餐の食卓に招いておられます。
すでに洗礼を受けている方は、いずれの教会の信徒であっても、パンと杯をお受けください。まだ洗礼を受けておられない方、また、幼児洗礼を受けても信仰告白をされていない方は、どうぞ今日主イエスを受け入れて、一日も早く陪餐する日を待ち望んでくださいますように。
このパンと杯は、神の民のための神からの賜物です。傷んだたましいをいやす力です。どうか主イエスがすみやかに来てくださいますように。
14 陪 餐(1コリント11・24~25)
*陪餐の仕方は多様であって、長老によって会衆席に配餐したり、会衆を聖餐卓に招いたりする。次のみことばを告げたら、まず牧師が陪餐し、次いで配餐する長老たちが陪餐する。あるいは、配餐後に一同が同時に陪餐するのもよい。配餐や陪餐中に、詩篇や賛美の歌を歌ったり、聖書を朗読したりするのもよい。
牧 師:これはあなたがたのための、わたしのからだです。わたしを覚えて、これを行いなさい。
会 衆:アーメン。
牧 師:この杯はわたしの血による新しい契約です。飲むたびに、わたしを覚えて、これを行いなさい。
会 衆:アーメン。
15 感謝と賛美の応答
*一同で賛美と感謝の歌をささげるのはふさわしいことである。聖晩餐にちなんだ賛美や詩篇103篇をもって賛美をささげるのもふさわしい。次のように交読するのも賛美の一つの形態である。
牧 師:わがたましいよ。主をほめたたえよ。
会 衆:私のうちにあるすべてのものよ。聖なる御名をほめたたえよ。
牧 師:わがたましいよ。主をほめたたえよ。
会 衆:主の良くしてくださったことを何一つ忘れるな。
牧 師:主は、あなたのすべての咎を赦し、
会 衆:あなたのすべての病を癒やし、
牧 師:あなたのいのちを穴から贖われる。
会 衆:主はあなたに、恵みとあわれみとの冠をかぶらせ、
一 同:あなたの一生を良いもので満ち足らせる。
*感謝と賛美の応答を省略することもできる。次の祈りと入れ替えることもできる。
16 祈 り
*陪餐を感謝する祈りは、牧師または長老が祈るか、もしくは一同で共に祈る。
恵みの神よ。御子イエス・キリストは、パンと杯によるこの聖なる食事を定めてくださいました。それゆえ、私たちはこれによって、キリストの体と血にあずかることができたのです。心より感謝と賛美をささげます。
主が定めたこの大いなる愛のしるしを祝う者たちが、自分の歩みを通して贖いの実りを結ぶことができますように。永遠の御国に至るときまで、キリストとの交わりと聖霊の力によって私たちを強めてください。
私たちの主イエス・キリストの聖なる御名によって祈ります。アーメン。
4 主の聖晩餐―2
*主の聖晩餐は洗礼とともに新約の聖礼典であり、教会の純正さを示すしるしとして、また救いの有効な手段として、教会のかしらであり、私たちの救い主であられるイエス・キリストを記念するものである。それで、司式者も会衆も、これを制定されたキリストの祝福と聖霊の働きにあずかりつつ、霊的準備と敬虔な心と厳粛な態度をもって守るベきである。
1 序 言
これより、私たちの主イエス・キリストが、渡される夜、世の終わりまで守るものとして定められた主の聖晩餐を執り行います。
ここに、日ごろの信仰と生活を顧みて、神ヘの献身と隣人ヘのあかしの心を新たにし、悔い改めと感謝、そして希望をもって備えることができますように。
2 聖 書
*次のうちから選んで朗読する(マタイ26・26~29、マルコ14・22~26、ルカ22・14~20、ヨハネ6・53~58、Ⅰコリント11・23~29)。
マタイの福音書26章26~29節
「また、一同が食事をしているとき、イエスはパンを取り、神をほめたたえてこれを裂き、弟子たちに与えて言われた。『取って食べなさい。これはわたしのからだです。』また、杯を取り、感謝の祈りをささげた後、こう言って彼らにお与えになった。『みな、この杯から飲みなさい。これは多くの人のために、罪の赦しのために流される、わたしの契約の血です。わたしはあなたがたに言います。今から後、わたしの父の御国であなたがたと新しく飲むその日まで、わたしがぶどうの実からできた物を飲むことは決してありません。』」
マルコの福音書14章22~26節
「さて、一同が食事をしているとき、イエスはパンを取り、神をほめたたえてこれを裂き、弟子たちに与えて言われた。『取りなさい。これはわたしのからだです。』また、杯を取り、感謝の祈りをささげた後、彼らにお与えになった。彼らはみなその杯から飲んだ。イエスは彼らに言われた。『これは、多くの人のために流される、わたしの契約の血です。まことに、あなたがたに言います。神の国で新しく飲むその日まで、わたしがぶどうの実からできた物を飲むことは、もはや決してありません。』そして、賛美の歌を歌ってから、皆でオリーブ山へ出かけた。」
ルカの福音書22章14~20節
「その時刻が来て、イエスは席に着かれ、使徒たちも一緒に座った。イエスは彼らに言われた。『わたしは、苦しみを受ける前に、あなたがたと一緒にこの過越の食事をすることを、切に願っていました。あなたがたに言います。過越が神の国において成就するまで、わたしが過越の食事をすることは、決してありません。』そしてイエスは杯を取り、感謝の祈りをささげてから言われた。『これを取り、互いの間で分けて飲みなさい。あなたがたに言います。今から神の国が来る時まで、わたしがぶどうの実からできた物を飲むことは、決してありません。』それからパンを取り、感謝の祈りをささげた後これを裂き、弟子たちに与えて言われた。『これは、あなたがたのために与えられる、わたしのからだです。わたしを覚えて、これを行いなさい。』食事の後、杯も同じようにして言われた。『この杯は、あなたがたのために流される、わたしの血による、新しい契約です。』」
ヨハネの福音書6章53~58節
「イエスは彼らに言われた。『まことに、まことに、あなたがたに言います。人の子の肉を食べ、その血を飲まなければ、あなたがたのうちに、いのちはありません。わたしの肉を食べ、わたしの血を飲む者は、永遠のいのちを持っています。わたしは終わりの日にその人をよみがえらせます。わたしの肉はまことの食べ物、わたしの血はまことの飲み物なのです。わたしの肉を食べ、わたしの血を飲む者は、わたしのうちにとどまり、わたしもその人のうちにとどまります。生ける父がわたしを遣わし、わたしが父によって生きているように、わたしを食べる者も、わたしによって生きるのです。これは天から下って来たパンです。先祖が食べて、なお死んだようなものではありません。このパンを食べる者は永遠に生きます。』」
コリント人への手紙第一、11章23~29節
「私は主から受けたことを、あなたがたに伝えました。すなわち、主イエスは渡される夜、パンを取り、感謝の祈りをささげた後それを裂き、こう言われました。『これはあなたがたのための、わたしのからだです。わたしを覚えて、これを行いなさい。』食事の後、同じように杯を取って言われました。『この杯は、わたしの血による新しい契約です。飲むたびに、わたしを覚えて、これを行いなさい。』ですから、あなたがたは、このパンを食べ、杯を飲むたびに、主が来られるまで主の死を告げ知らせるのです。したがって、もし、ふさわしくない仕方でパンを食べ、主の杯を飲む者があれば、主のからだと血に対して罪を犯すことになります。だれでも、自分自身を吟味して、そのうえでパンを食べ、杯を飲みなさい。みからだをわきまえないで食べ、また飲む者は、自分自身に対するさばきを食べ、また飲むことになるのです。」
3 式 辞
主の聖晩餐は、すでにキリストに召された者たちにより、公に守るものです。洗礼を受けた方は、いずれの教会の信徒であっても、共に陪餐されますように。
ただし、まだ洗礼を受けておられない方、および幼児洗礼を受けても、信仰告白に至っておられない方は、一日も早く陪餐する日を待ち望まれますように。
また、陪餐停止の訓練のもとにある方は、良いあかしを立てて、 再びこの恵みにあずかる日を敬虔に期待されますように。
4 祈 り
聖なる天の父よ。今、私たちは、人となって、十字架にかかり、私たちの贖いとなってくださったイエス・キリストの御苦しみをかしこみ、その言い尽くしがたい恵みに感謝いたします。
ここに用いられるパンと杯を聖別して、救い主の裂かれた肉と、流された血の贖いを思わせてください。そして、この聖晩餐にキリストが御霊によってご臨在くださって、私たちがいよいよ恵みによる救いを確かめ、主への誓いを新たにし、福音をあかしすることができるよう力づけ、お導きくださいますように。
また、私たちが、唯一のかしらであるキリストに連なる一つからだであり、互いに主にある家族であることを覚えて、ますます交わりを厚くし、やがて主イエス・キリストとともに永遠に住まう神の国を待ち望む喜びを新たにしてくださいますように。
贖い主イエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン。
5 分 餐
*司式者は、まずパンを分餐者に渡して次のことばを述ベる。
一同が食事をしているとき、イエスはパンを取り、神をほめたたえてこれを裂き、弟子たちに与えて言われた。「取って食べなさい。これはわたしのからだです」(マタイ26・29)。
*分餐し終わった後、司式者は次のことばを述ベて、いっせいにパンを食する。
これはあなたがたのための、わたしのからだです。わたしを覚えて、これを行いなさい(Ⅰコリント11・24)。
*次いで、杯を分餐者に渡して次のことばを述ベる。
また、杯を取り、感謝の祈りをささげた後、こう言って彼らにお与えになった。「みな、この杯から飲みなさい。これは多くの人のために、罪の赦しのために流される、わたしの契約の血です。わたしはあなたがたに言います。今から後、わたしの父の御国であなたがたと新しく飲むその日まで、わたしがぶどうの実からできた物を飲むことは決してありません」(マタイ26・27~29)。
*分餐し終わった後、司式者は次のことばを述べて、いっせいに杯をほす。
この杯は、わたしの血による新しい契約です。飲むたびに、わたしを覚えて、これを行いなさい」(Iコリント11・25)。
6 祈 り
*分餐者が祈るのもよい。
私たちの贖い主イエス・キリストの父なる神よ。私たちは、主の聖晩餐にあずかることができた恵みを心より感謝いたします。
この主との親しい交わりにおいて与えられた祝福によって、神の子、光の子らしく歩む誓いに生き、おのおのの十字架を負いつつ、御国で祝うその日まで、この聖礼典を重んじ、守らせてくださいますように。
私たちの贖い主イエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン。
5 信仰告白式
*信仰告白は幼時に洗礼を授けられた契約の子が、自らイエス・キリストへの信仰を告白し、主の聖晩餐に加わるために執り行われるものである。これは適切な信仰の教育と小会の試問を経てなされる。
1 序 言
これより( )兄弟/姉妹の信仰告白式を執り行います。
かつて生ける神がアブラハムの子孫に立てられた永遠の契約を思い起こし、その契約がここに実現されたことを感謝いたします。一同も誓いを新たにされますように。
2 祈 り
全能の主にして恵み深い神よ。あなたが私たちと永遠の契約を結び、それを果たしてくださる主であることを賛美いたします。その深い恵みにより、今、ここに、この兄弟/姉妹を立たせて信仰告白をさせてくださいます。どうか、信仰告白によって主の聖晩餐にあずかるこの兄弟/姉妹を祝福してくださいますように。
私たちの主イエス・キリストの御名によって 祈ります。アーメン。
3 聖 書
*次のうちから選んで朗読する(ローマ6・4~11、10・10~13、エペソ1:3~7、Ⅱテモテ1・3~10)。
ローマ人への手紙6章4~11節
「私たちは、キリストの死にあずかるバプテスマによって、キリストとともに葬られたのです。それは、ちょうどキリストが御父の栄光によって死者の中からよみがえられたように、私たちも、新しいいのちに歩むためです。私たちがキリストの死と同じようになって、キリストと一つになっているなら、キリストの復活とも同じようになるからです。私たちは知っています。私たちの古い人がキリストとともに十字架につけられたのは、罪のからだが滅ぼされて、私たちがもはや罪の奴隷でなくなるためです。死んだ者は、罪から解放されているのです。私たちがキリストとともに死んだのなら、キリストとともに生きることにもなる、と私たちは信じています。私たちは知っています。キリストは死者の中からよみがえって、もはや死ぬことはありません。死はもはやキリストを支配しないのです。なぜなら、キリストが死なれたのは、ただ一度罪に対して死なれたのであり、キリストが生きておられるのは、神に対して生きておられるのだからです。同じように、あなたがたもキリスト・イエスにあって、自分は罪に対して死んだ者であり、神に対して生きている者だと、認めなさい。」
ローマ人への手紙10章10~13節
「人は心に信じて義と認められ、口で告白して救われるのです。聖書はこう言っています。『この方に信頼する者は、だれも失望させられることがない。』ユダヤ人とギリシア人の区別はありません。同じ主がすべての人の主であり、ご自分を呼び求めるすべての人に豊かに恵みをお与えになるからです。『主の御名を呼び求める者はみな救われる』のです。」
エペソ人への手紙1章3~7節
「私たちの主イエス・キリストの父である神がほめたたえられますように。神はキリストにあって、天上にあるすべての霊的祝福をもって私たちを祝福してくださいました。すなわち神は、世界の基が据えられる前から、この方にあって私たちを選び、御前に聖なる、傷のない者にしようとされたのです。神は、みこころの良しとするところにしたがって、私たちをイエス・キリストによってご自分の子にしようと、愛をもってあらかじめ定めておられました。それは、神がその愛する方にあって私たちに与えてくださった恵みの栄光が、ほめたたえられるためです。このキリストにあって、私たちはその血による贖い、背きの罪の赦しを受けています。これは神の豊かな恵みによることです。」
テモテへの手紙第二、1章3~10節
「私は夜昼、祈りの中であなたのことを絶えず思い起こし、先祖がしてきたように、私もきよい良心をもって仕えている神に感謝しています。私はあなたの涙を覚えているので、あなたに会って喜びに満たされたいと切望しています。私はあなたのうちにある、偽りのない信仰を思い起こしています。その信仰は、最初あなたの祖母ロイスと母ユニケのうちに宿ったもので、それがあなたのうちにも宿っていると私は確信しています。そういうわけで、私はあなたに思い起こしてほしいのです。私の按手によってあなたのうちに与えられた神の賜物を、再び燃え立たせてください。神は私たちに、臆病の霊ではなく、力と愛と慎みの霊を与えてくださいました。ですからあなたは、私たちの主を証しすることや、私が主の囚人であることを恥じてはいけません。むしろ、神の力によって、福音のために私と苦しみをともにしてください。神は私たちを救い、また、聖なる招きをもって召してくださいましたが、それは私たちの働きによるのではなく、ご自分の計画と恵みによるものでした。この恵みは、キリスト・イエスにおいて、私たちに永遠の昔に与えられ、今、私たちの救い主キリスト・イエスの現れによって明らかにされました。キリストは死を滅ぼし、福音によっていのちと不滅を明らかに示されたのです。」
4 誓 約
*信仰告白者は、司式者の質間に対し一つ一つ返答する。司式者は次のように述べて誓約を求める。
小会は、洗礼を授けられて契約の子として成長した( )兄弟/姉妹を、信仰の知識と敬虔について試問し、この兄弟/姉妹が今や主の聖晩餐に表されている主と聖徒との交わりにあずかる特権と責任を持つにふさわしいことを認めました。
あなたは(がた)は、次の信仰を告白し、誓約することが求められています。
1.( )兄弟/姉妹、あなた(がた)は、天地の創造主なる生ける神のみを信じますか。(信じます)
2.あなた(がた)は、自分が神の御前に罪人であり、神の怒りに値し、神のあわれみによらなければ、望みのないことを認めますか。(認めます)
3.あなた(がた)は、主イエス・キリストを神の御子、また罪人の救い主と信じ、救いのために、福音において提供されているキリストのみを受け入れ、この方のみに依り頼みますか。(依り頼みます)
4.あなた(がた)は、聖霊の導きに信頼し、キリストのからだなる教会の一員にふさわしく生きることを決心しますか。(決心します)
5.あなた(がた)は、神の栄光を現すために、最善を尽くして教会の礼拝を守り、奉仕し、教会を維持することを約束しますか。(約束します)
6.あなた(がた)は、日本長老教会の政治と訓練に服し、その純潔と一致と平和のために努めることを約束しますか。(約束します)
5 祈 り
恵み深き聖なる神よ。永遠よりのあなたの選びは現れて「今日、ここに( )兄弟/姉妹が主イエス・キリストの贖いを信ずる告白を新たになすに至ったことを感謝いたします。
これまでにたまわった深く貴い愛の御加護を賛美いたします。願わくは、今後も、兄弟/姉妹が聖霊の導きのもとに、誘惑に打ち勝ち、教会の徳を建て、主の栄光のために生きることを得させてくださいますように。
主イエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン。
6 賛 美
7 祝 祷
*信仰告白者を会衆に紹介する。
6 転入会式
*他教会からの転入会希望者に対して、小会がこれを承認したとき、転入会式を執り行う。
*同じ日本長老教会に属する教会からの所属変更者に対しては、転入会式を行わず、礼拝の場で紹介することもある。
1 序 言
これより( )兄弟/姉妹の転入会式を執り行います。
( )兄弟/姉妹は、すでにキリスト者として教会に加わり、主の証人として生かされてきました。このたび、神の摂理の 御手に導かれて、この教会に転入会し、共に教会の使命を果たそうと願っておられます。
信仰告白によって、その志が祝福されますように。
2 聖 書
*次のうちから選んで朗読する(エペソ4・4~10、ピリピ2・1~11、コロサイ2・6~7)。
エペソ人への手紙4章4~10節
「あなたがたが召された、その召しの望みが一つであったのと同じように、からだは一つ、御霊は一つです。主はひとり、信仰は一つ、バプテスマは一つです。すべてのものの上にあり、すべてのものを貫き、すべてのもののうちにおられる、すべてのものの父である神はただひとりです。しかし、私たちは一人ひとり、キリストの賜物の量りにしたがって恵みを与えられました。そのため、こう言われています。『彼はいと高き所に上ったとき、捕虜を連れて行き、人々に贈り物を与えられた。』『上った』ということは、彼が低い所、つまり地上に降られたということでなくて何でしょうか。この降られた方ご自身は、すべてのものを満たすために、もろもろの天よりも高く上られた方でもあります。」
ピリピ人への手紙2章1~11節
「ですから、キリストにあって励ましがあり、愛の慰めがあり、御霊の交わりがあり、愛情とあわれみがあるなら、あなたがたは同じ思いとなり、同じ愛の心を持ち、心を合わせ、思いを一つにして、私の喜びを満たしてください。何事も利己的な思いや虚栄からするのではなく、へりくだって、互いに人を自分よりすぐれた者と思いなさい。それぞれ、自分のことだけでなく、ほかの人のことも顧みなさい。キリスト・イエスのうちにあるこの思いを、あなたがたの間でも抱きなさい。キリストは、神の御姿であられるのに、神としてのあり方を捨てられないとは考えず、ご自分を空しくして、しもべの姿をとり、人間と同じようになられました。人としての姿をもって現れ、自らを低くして、死にまで、それも十字架の死にまで従われました。それゆえ神は、この方を高く上げて、すべての名にまさる名を与えられました。それは、イエスの名によって、天にあるもの、地にあるもの、地の下にあるもののすべてが膝をかがめ、すべての舌が『イエス・キリストは主です』と告白して、父なる神に栄光を帰するためです。」
コロサイ人への手紙2章6~7節
「このように、あなたがたは主キリスト・イエスを受け入れたのですから、キリストにあって歩みなさい。キリストのうちに根ざし、建てられ、教えられたとおり信仰を堅くし、あふれるばかりに感謝しなさい。」
3 誓 約(転入会者は、司式者の質問に対し一つ一つ返答する)
1.( )兄弟/姉妹、あなた(がた)は、天地の創造主なる生ける神のみを信じますか。(信じます)
2.あなた(がた)は、自分が神の御前に罪人であり、神の怒りに値し、神のあわれみによらなければ、望みのないことを認めますか。(認めます)
3.あなた(がた)は、主イエス・キリストを神の御子、また罪人の救い主と信じ、救いのために、福音において提供されているキリストのみを受け入れ、この方のみに依り頼みますか。(依り頼みます)
4.あなた(がた)は、聖霊の導きに信頼し、キリストのからだなる教会の一員にふさわしく生きることを決心しますか。(決心します)
5.あなた(がた)は、神の栄光を現すために、最善を尽くして教会の礼拝を守り、奉仕し、教会を維持することを約束しますか。(約束します)
6.あなた(がた)は、日本長老教会の政治と訓練に服し、その純潔と平和のために努めることを約束しますか。(約束します)
4 祈 り
私たちの父なる神よ、今、あなたの深い御摂理によって、( )兄弟/姉妹がここに信仰告白を新たにし、信徒として礼拝と奉仕に励もうとしておられることを感謝いたします。
願わくは、よくその賜物を生かして、神の栄光を現すために尽くすことができますよう、主イエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン。
5 賛 美
6 祝 祷
*転入会者を会衆に紹介する。
7 任職式/就職式
1 教師任職式
*教師試験に合格し、中会がこれを承認したとき、教師任職式を行う。司式者は、中会議長または適当な教師があたる。任職式は、中会議場において行うのが適当である。
*協力教師の任職式および本教会以外の教職者の入会式もこれに準じて行う。
1 賛 美
2 聖 書
*次のうちから選んで朗読する(ヨハネ10・11~18、Ⅱコリント4・1~10、Ⅰテモテ3・1~7、テトス1・5~9)。
ヨハネの福音書10章11~18節
「わたしは良い牧者です。良い牧者は羊たちのためにいのちを捨てます。牧者でない雇い人は、羊たちが自分のものではないので、狼が来るのを見ると、置き去りにして逃げてしまいます。それで、狼は羊たちを奪ったり散らしたりします。彼は雇い人で、羊たちのことを心にかけていないからです。わたしは良い牧者です。わたしはわたしのものを知っており、わたしのものは、わたしを知っています。ちょうど、父がわたしを知っておられ、わたしが父を知っているのと同じです。また、わたしは羊たちのために自分のいのちを捨てます。わたしにはまた、この囲いに属さないほかの羊たちがいます。それらも、わたしは導かなければなりません。その羊たちはわたしの声に聞き従います。そして、一つの群れ、一人の牧者となるのです。わたしが再びいのちを得るために自分のいのちを捨てるからこそ、父はわたしを愛してくださいます。だれも、わたしからいのちを取りません。わたしが自分からいのちを捨てるのです。わたしには、それを捨てる権威があり、再び得る権威があります。わたしはこの命令を、わたしの父から受けたのです。」
コリント人への手紙第二、4章1~10節
「こういうわけで、私たちは、あわれみを受けてこの務めについているので、落胆することがありません。かえって、恥となるような隠し事を捨て、ずる賢い歩みをせず、神のことばを曲げず、真理を明らかにすることで、神の御前で自分自身をすべての人の良心に推薦しています。それでもなお私たちの福音に覆いが掛かっているとしたら、それは、滅び行く人々に対して覆いが掛かっているということです。彼らの場合は、この世の神が、信じない者たちの思いを暗くし、神のかたちであるキリストの栄光に関わる福音の光を、輝かせないようにしているのです。私たちは自分自身を宣べ伝えているのではなく、主なるイエス・キリストを宣べ伝えています。私たち自身は、イエスのためにあなたがたに仕えるしもべなのです。『闇の中から光が輝き出よ』と言われた神が、キリストの御顔にある神の栄光を知る知識を輝かせるために、私たちの心を照らしてくださったのです。私たちは、この宝を土の器の中に入れています。それは、この測り知れない力が神のものであって、私たちから出たものではないことが明らかになるためです。私たちは四方八方から苦しめられますが、窮することはありません。途方に暮れますが、行き詰まることはありません。迫害されますが、見捨てられることはありません。倒されますが、滅びません。私たちは、いつもイエスの死を身に帯びています。それはまた、イエスのいのちが私たちの身に現れるためです。」
テモテへの手紙第一、3章1~7節
「次のことばは真実です。『もしだれかが監督の職に就きたいと思うなら、それは立派な働きを求めることである。』ですから監督は、非難されるところがなく、一人の妻の夫であり、自分を制し、慎み深く、礼儀正しく、よくもてなし、教える能力があり、酒飲みでなく、乱暴でなく、柔和で、争わず、金銭に無欲で、自分の家庭をよく治め、十分な威厳をもって子どもを従わせている人でなければなりません。自分自身の家庭を治めることを知らない人が、どうして神の教会を世話することができるでしょうか。また、信者になったばかりの人であってはいけません。高慢になって、悪魔と同じさばきを受けることにならないようにするためです。また、教会の外の人々にも評判の良い人でなければなりません。嘲(あざけ)られて、悪魔の罠(わな)に陥らないようにするためです。」
テトスへの手紙1章5~9節
「私があなたをクレタに残したのは、残っている仕事の整理をし、私が命じたとおりに町ごとに長老たちを任命するためでした。長老は、非難されるところがなく、一人の妻の夫であり、子どもたちも信者で、放蕩を責められたり、反抗的であったりしないことが条件です。監督は神の家を管理する者として、非難されるところのない者であるべきです。わがままでなく、短気でなく、酒飲みでなく、乱暴でなく、不正な利を求めず、むしろ、人をよくもてなし、善を愛し、慎み深く、正しく、敬虔で、自制心があり、教えにかなった信頼すべきみことばを、しっかりと守っていなければなりません。健全な教えをもって励ましたり、反対する人たちを戒めたりすることができるようになるためです。」
3 祈 り
4 誓 約
誓約に入ります。( )兄弟/および( )兄弟は起立してください。
日本長老教会( )中会は、( )兄弟/および( )兄弟が中会の教師試験に合格し、またこの中会の教師として、神のみことばを語るにふさわしい者と認定しました。ここに、按手して教師に任じようとしています。
言うまでもなく、この職は尊く重いものであり、「聖徒たちを整えて奉仕の働きをさせ、キリストのからだを建て上げるためです。それゆえに、人の悪巧みや、人を欺く悪賢い策略により、教えの風に吹き回されたり、波にもてあそばれたりすることがない」ようにしなければなりません(エペソ4・12~14)。
1.旧新約聖書が神のことばであり、信仰と生活の唯一の誤りない規準であると信じますか。(信じます)
2.私たちの信仰基準を、聖書の真理を体系的に示すものとして受け入れますか。(受け入れます)
3.日本長老教会憲法に基づいて教師の職務を全うすることを誓約しますか。(誓約します)
4.今、按手によって、この職に任ぜられることを、教会のかしらである大牧者、イエス・キリストの召命によるものと確信しますか。(確信します)
5.その召命に真摯にこたえつつ、正しくみことばを宣べ、聖礼典を執行し、訓練を施して、ゆだねられた人々を教え導くことを約束しますか。(約束します)
6.いかなる場合にも、福音の真理および教会の純潔と一致と平和のため、熱心につとめ、祈ることを誓約しますか。(誓約します)
(司式者)この志を与えられた全能の神が、これを成し遂げる力を与え、あなた(がた)のうちに始められたみわざを全うされますように。アーメン。
5 教師・長老の誓約
誓約に入ります。教師と長老は起立してください。
1.あなたがたは、今( )兄弟/および( )兄弟を私たちの中会の教師として受け入れることを心から誓約しますか。(誓約します)
2.兄弟(たち)の語るみことばの真理に対し、謙虚と敬愛の念をもって、聞き従うことを誓約しますか。(誓約します)
3.兄弟(たち)に敬意と同情を示し、御国のわざを務める兄弟(たち)の働きに、よき協カをなすことを誓約しますか。(誓約します)
6 接 手
*司式者は、本人をひざまずかせ、教師・長老たちとともに按手して任職の祈りをする。
7 任職の祈り
全能の神よ。あなたは代々の教会のかしらとして、御子イエス・キリストを立てて、御旨を行っておられます。そして、聖徒たちを整えて奉仕のわざをさせ、キリストのからだを建て上げさせるため、ある人を伝道者、ある人を牧師また教師として召しておられます。
今、私たちは、この兄弟(たち)の上に手を按いて、御霊なる神がこれを聖別し、職務に就かせてくださいますよう祈ります。
そして、任務を果たすに必要な賜物を豊かに授けてくださり、その宣教のみことばが実を結び、主の教会がますます堅くされますように。
主イエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン。
8 賛 美
9 新任教師による祝祷
*新教師を会衆に紹介する。
2 教師試補(教師候補者)認定式
*教師試補試験に合格し、中会がこれを承認したとき、教師試補認定式を行う。その司式者には中会議長、または適当な教師があたる。認定式は、中会議場において行うのが適当である。
*教師候補者認定式もこれに準じる。
1 賛 美
2 聖 書
*次のうちから選んで朗読する(マタイ9・35~38、使徒11・19~24)。
マタイ9章35~38節
「それからイエスは、すべての町や村を巡って、会堂で教え、御国の福音を宣べ伝え、あらゆる病気、あらゆるわずらいを癒やされた。また、群衆を見て深くあわれまれた。彼らが羊飼いのいない羊の群れのように、弱り果てて倒れていたからである。そこでイエスは弟子たちに言われた。〈収穫は多いが、働き手が少ない。だから、収穫の主に、ご自分の収穫のために働き手を送ってくださるように祈りなさい。』」
使徒の働き11章19~24節
「ステパノのことから起こった迫害により散らされた人々は、フェニキア、キプロス、アンティオキアまで進んで行ったが、ユダヤ人以外の人には、だれにもみことばを語らなかった。ところが、彼らの中にキプロス人とクレネ人が何人かいて、アンティオキアに来ると、ギリシア語を話す人たちにも語りかけ、主イエスの福音を宣べ伝えた。そして、主の御手が彼らとともにあったので、大勢の人が信じて主に立ち返った。この知らせがエルサレムにある教会の耳に入ったので、彼らはバルナバをアンティオキアに遣わした。バルナバはそこに到着し、神の恵みを見て喜んだ。そして、心を堅く保っていつも主にとどまっているようにと、皆を励ました。彼は立派な人物で、聖霊と信仰に満ちている人であった。こうして、大勢の人たちが主に導かれた。」
3 祈 り
4 誓 約
誓約に入ります。( )兄弟は起立してください。
教師試補とは、教師の職を志願する者として、みことばの宣教を許される者であります。
1.あなた(がた)は、宣教の務めに招かれたことを、神の御旨であると信じますか。(信じます)
2.この召命にこたえるため、準備を尽くして、すみやかに教師の職に任ぜられるようつとめますか。(つとめます)
3.この務めの遂行にあたって、神に対する愛と、福音の宣教への熱心をもって、これを行うことを約束しますか。(約束します)
5 認定の祈り
私たちをやみの力から救い出し、愛する御子の支配下に移してくださった全能の恵みの父よ。あなたがこの兄弟を選んで、主の教会に宣教の務めをなす者としてくださったことを感謝いたします。
どうか、兄弟に聖霊を満たして、みことばの奉仕者にふさわしい者として、信仰から信仰に進み、知恵と能力と勇気とに富ませて、真理のあかしに忠実な者としてくださいますように。
そして、一日も早く教師の職に就くことができますようお導きください。聖霊なる神の絶えることのない導きの御手が、兄弟の上に豊かにありますように。
主イエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン。
6.頌 栄
7.祝 祷
*新教師試補/教師候補者を会衆に紹介する。
3 長老任職式/就職式
*信徒総会が長老を選出したとき、中会から派遣された特命委員による試問を経て、任職式を行う。司式者は、中会から派遣された特命委員がこれにあたる。初めて長老に選出された者には、按手を行う。
*長老の就職式もこれに準じる。
1 賛 美
2 聖 書
*次のうちから選んで朗読する(使徒20・17~32、ローマ12・1~8、Ⅰテモテ3・1~7)。
使徒の働き20章17~32節
「パウロはミレトスからエペソに使いを送って、教会の長老たちを呼び寄せた。彼らが集まって来たとき、パウロはこう語った。「あなたがたは、私がアジアに足を踏み入れた最初の日から、いつもどのようにあなたがたと過ごしてきたか、よくご存じです。私は、ユダヤ人の陰謀によってこの身に降りかかる数々の試練の中で、謙遜の限りを尽くし、涙とともに主に仕えてきました。益になることは、公衆の前でも家々でも、余すところなくあなたがたに伝え、また教えてきました。ユダヤ人にもギリシア人にも、神に対する悔い改めと、私たちの主イエスに対する信仰を証ししてきたのです。ご覧なさい。私は今、御霊に縛られてエルサレムに行きます。そこで私にどんなことが起こるのか、分かりません。ただ、聖霊がどの町でも私に証しして言われるのは、鎖と苦しみが私を待っているということです。けれども、私が自分の走るべき道のりを走り尽くし、主イエスから受けた、神の恵みの福音を証しする任務を全うできるなら、自分のいのちは少しも惜しいとは思いません。今、私には分かっています。御国を宣べ伝えてあなたがたの間を巡回した私の顔を、あなたがたはだれも二度と見ることがないでしょう。ですから、今日この日、あなたがたに宣言します。私は、だれの血に対しても責任がありません。私は神のご計画のすべてを、余すところなくあなたがたに知らせたからです。あなたがたは自分自身と群れの全体に気を配りなさい。神がご自分の血をもって買い取られた神の教会を牧させるために、聖霊はあなたがたを群れの監督にお立てになったのです。私は知っています。私が去った後、狂暴な狼があなたがたの中に入り込んで来て、容赦なく群れを荒らし回ります。また、あなたがた自身の中からも、いろいろと曲がったことを語って、弟子たちを自分のほうに引き込もうとする者たちが起こってくるでしょう。ですから、私が三年の間、夜も昼も、涙とともにあなたがた一人ひとりを訓戒し続けてきたことを思い起こして、目を覚ましていなさい。今私は、あなたがたを神とその恵みのみことばにゆだねます。みことばは、あなたがたを成長させ、聖なるものとされたすべての人々とともに、あなたがたに御国を受け継がせることができるのです。」
ローマ人への手紙12章1~8節
「兄弟たち、私は神のあわれみによって、あなたがたに勧めます。あなたがたのからだを、神に喜ばれる、聖なる生きたささげ物として献げなさい。それこそ、あなたがたにふさわしい礼拝です。この世と調子を合わせてはいけません。むしろ、心を新たにすることで、自分を変えていただきなさい。そうすれば、神のみこころは何か、すなわち、何が良いことで、神に喜ばれ、完全であるのかを見分けるようになります。
私は、自分に与えられた恵みによって、あなたがた一人ひとりに言います。思うべき限度を超えて思い上がってはいけません。むしろ、神が各自に分け与えてくださった信仰の量りに応じて、慎み深く考えなさい。一つのからだには多くの器官があり、しかも、すべての器官が同じ働きをしてはいないように、大勢いる私たちも、キリストにあって一つのからだであり、一人ひとりは互いに器官なのです。私たちは、与えられた恵みにしたがって、異なる賜物を持っているので、それが預言であれば、その信仰に応じて預言し、奉仕であれば奉仕し、教える人であれば教え、勧めをする人であれば勧め、分け与える人は惜しまずに分け与え、指導する人は熱心に指導し、慈善を行う人は喜んでそれを行いなさい。」
テモテへの手紙第一、3章1~7節
「次のことばは真実です。『もしだれかが監督の職に就きたいと思うなら、それは立派な働きを求めることである。』ですから監督は、非難されるところがなく、一人の妻の夫であり、自分を制し、慎み深く、礼儀正しく、よくもてなし、教える能力があり、酒飲みでなく、乱暴でなく、柔和で、争わず、金銭に無欲で、自分の家庭をよく治め、十分な威厳をもって子どもを従わせている人でなければなりません。自分自身の家庭を治めることを知らない人が、どうして神の教会を世話することができるでしょうか。また、信者になったばかりの人であってはいけません。高慢になって、悪魔と同じさばきを受けることにならないようにするためです。また、教会の外の人々にも評判の良い人でなければなりません。嘲(あざけ)られて、悪魔の罠(わな)陥らないようにするためです。」
3 祈 り
4 誓 約
誓約に入ります。( )兄弟/および( )兄弟は起立してください。
私たちの主イエス・キリストは、ご自身の教会を治めるために、これを牧師と長老の手にゆだねられました。この長老の職は、主の権威に基づくものであり、使徒パウロは、教会ごとに長老たちを選ぶことを命じました(使徒14・13)。長老は、教会のかしらである大牧者、イエス・キリストの御名において、その群れを治める重責を負っています。深くこの職の光栄に留意して、忠実に励むようつとめなければなりません。
今、あなた(がた)は、この職に任ぜられるにあたり、
1.旧新約聖書が神のことばであり、信仰と生活の唯一の誤りない規準であると信じますか。(信じます)
2.私たちの教会の信仰基準を、聖書の真理を体系的に示すものとして受け入れますか。(受け入れます)
3.日本長老教会憲法に基づいて長老の職務を全うすることを誓約しますか。(誓約します)
4.いかなる場合にも、福音の真理および教会の純潔と一致と平和のためにつとめ、祈ることを約束しますか。(約束します)
5.(今、按手によって)この職に任ぜられることを、教会のかしらである大牧者、イエス・キリストの召命によると確信しますか。(確信します)
6.その召命を重んじ、牧師とともに教会を治め、教会訓練を行い、教会会議を構成することを約束しますか。(約束します)
7.群れの指導者として、その信仰生活において、みずからの群れの模範となるのみならず、群れの霊的成長と健全さのため、祈り、奉仕、学習、宣教、集会に率先して励むことを約束しますか。(約束します)
5 信徒の誓約
誓約に入ります。この教会の信徒は起立してください。
1.この( )兄弟/および( )兄弟は、今、長老として主より、あなたがたに遣わされました。あなたがたは、この兄弟(たち)をその務めにふさわしく 尊敬し、励まし、主にあってこの兄弟に従うことを約束しますか。(約束します)
2.あなたがたは、まごころから喜びと敬意をもって、この兄弟(たち)を群れの指導者として受け入れることを誓約しますか。(誓約します)
6 按手
*すでに按手されている長老は行わない。司式者は本人をひざまずかせ、先任の長老たちとともに接手して任職の祈りをする。
7 任職の祈り
教会のかしらである私たちの主イエス・キリストの父なる神よ。この兄弟(たち)を、今、教会の長老として選んでくださったことを感謝いたします。どうか(この兄弟(たち)の上に手を按くにあたり)、御霊なる神が、兄弟(たち)を聖別して、長老の職に就かせてくださり、その職務を果たすに必要な賜物を豊かに授けてくださいますように。
信仰においても、徳においても、その召命にふさわしい者とし、死に至るまで主と教会に仕えて、大牧者イエス・キリストの来たりたもうその時、「良い忠実なしもべよ」との祝福を受ける者でありますように。
主イエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン。
8 任職の宣言
私は、今ここに( )兄弟/および( )兄弟が、みことばに基づき、日本長老教会憲法に準じて、この教会の長老として任じられたことを宣言いたします。
9 頌 栄
10 祝 祷
*新長老を会衆に紹介する。
4 牧師就職式
*教会が牧師を招聘し、中会がこれを承認したとき、中会は特命委員を派遣して、就職式を行う。その司式者には、中会が派遣した特命委員があたることが望ましい。
1 賛 美
2 聖 書
*次のうちから選んで朗読する(ヨハネの福音書10・11~18、ヨハネ21・15~17、使徒20・28~32)。
ヨハネの福音書10章11~18節
「わたしは良い牧者です。良い牧者は羊たちのためにいのちを捨てます。牧者でない雇い人は、羊たちが自分のものではないので、狼が来るのを見ると、置き去りにして逃げてしまいます。それで、狼は羊たちを奪ったり散らしたりします。彼は雇い人で、羊たちのことを心にかけていないからです。わたしは良い牧者です。わたしはわたしのものを知っており、わたしのものは、わたしを知っています。ちょうど、父がわたしを知っておられ、わたしが父を知っているのと同じです。また、わたしは羊たちのために自分のいのちを捨てます。わたしにはまた、この囲いに属さないほかの羊たちがいます。それらも、わたしは導かなければなりません。その羊たちはわたしの声に聞き従います。そして、一つの群れ、一人の牧者となるのです。わたしが再びいのちを得るために自分のいのちを捨てるからこそ、父はわたしを愛してくださいます。だれも、わたしからいのちを取りません。わたしが自分からいのちを捨てるのです。わたしには、それを捨てる権威があり、再び得る権威があります。わたしはこの命令を、わたしの父から受けたのです。」
ヨハネの福音書21章15~17節
「彼らが食事を済ませたとき、イエスはシモン・ペテロに言われた。『ヨハネの子シモン。あなたは、この人たちが愛する以上に、わたしを愛していますか。』ペテロは答えた。『はい、主よ。私があなたを愛していることは、あなたがご存じです。』イエスは彼に言われた。『わたしの子羊を飼いなさい。』イエスは再び彼に『ヨハネの子シモン。あなたはわたしを愛していますか』と言われた。ペテロは答えた。『はい、主よ。私があなたを愛していることは、あなたがご存じです。』イエスは彼に言われた。『わたしの羊を牧しなさい。』イエスは三度目もペテロに、『ヨハネの子シモン。あなたはわたしを愛していますか』と言われた。ペテロは、イエスが三度目も『あなたはわたしを愛していますか』と言われたので、心を痛めてイエスに言った。『主よ、あなたはすべてをご存じです。あなたは、私があなたを愛していることを知っておられます。』イエスは彼に言われた。『わたしの羊を飼いなさい。』」
使徒の働き20章28~32節
「あなたがたは自分自身と群れの全体に気を配りなさい。神がご自分の血をもって買い取られた神の教会を牧させるために、聖霊はあなたがたを群れの監督にお立てになったのです。私は知っています。私が去った後、狂暴な狼があなたがたの中に入り込んで来て、容赦なく群れを荒らし回ります。また、あなたがた自身の中からも、いろいろと曲がったことを語って、弟子たちを自分のほうに引き込もうとする者たちが起こってくるでしょう。ですから、私が三年の間、夜も昼も、涙とともにあなたがた一人ひとりを訓戒し続けてきたことを思い起こして、目を覚ましていなさい。今私は、あなたがたを神とその恵みのみことばにゆだねます。みことばは、あなたがたを成長させ、聖なるものとされたすべての人々とともに、あなたがたに御国を受け継がせることができるのです。」
3 祈 り
4 誓 約
誓約に入ります。( )兄弟は起立してください。
日本長老教会( )中会から遣わされた私(たち)は、ここに( )兄弟の牧師就職の式をあげようとしています。
私たちの主イエスは、かつて「この時代は邪悪な時代である」と言われました。あなたが召され、ゆだねられるこの教会の民たちは、そのような時代の中にみことばをもって生きていこうとしている者たちです。
それゆえ、民たちが強く勝ち抜くために、みことばを懇切に教え、かつ励ましと慰めを与えるように務め、聖礼典をつかさどることによって、繰り返し罪の赦しの恵みを思い起こさせ、神の御国における主イエスの祝宴に連なる希望を指し示していかなければなりません。
また、長老たちと力を合わせて、教会のために祈り、これを訓練し、治めていかなければなりません。今、あなたはこの職に就こうとするにあたり、
1.あなたは、神の恵みによってこの教会に遣わされることを確信しますか。(確信します)
2.この務めの遂行にあたり、神に対する愛と、福音宣教への熱心をもって、これを行うことを約束しますか。(約束します)
3.いかなる場合にも、福音の真理および教会の純潔と一致と平和のためにつとめ、祈ることを約束しますか。(約束します)
4.みことばの奉仕者としてふさわしい言行を示し、この教会の牧師として人々を愛し、この務めを果たしていくことを約束しますか。(約束します)
5 信徒の誓約
誓約に入ります。この教会の信徒は起立してください。
1.主はこの愛する( )兄弟を、あなたがたの牧師として、遣わされました。まごころから喜びと敬意をもって、この兄弟をあなたがたの牧者として受け入れることを約束しますか。(約束します)
2.あなたがたは、兄弟が聖書に従って語ることばを真理として受け入れ、ともに主の教会を建て上げていくことを約束しますか。(約束します)
3.主は、牧師の務めとして、教え、勧め、また戒めることを命じられました。あなたがたは、兄弟が聖書に従って語ることばを真理として受け入れることを誓約しますか。(誓約します)
4.牧師は大きな責任を身に帯びて、託された人々を守る者です。あなたがたは、兄弟に対し、聖書が命じるように従順であることを誓約しますか。(誓約します)
5.牧師はみことばの宣教によって、人を神の国に導く特権をゆだねられた者です。あなたがたは、そのためにことばと行いによって兄弟を励まし、支えることを誓約しますか。(誓約します)
6 就職の祈り
私たちをやみの力から救い出し、愛する御子の支配下に移してくださった全能の恵みの父よ。私たちは、今、主がその務めをなすために、愛する教師を選んで、この教会の牧師としてくださったことを感謝いたします。
どうか、兄弟に聖霊を満たして、みことばの奉仕者にふさわしい者としてください。いのちのみことばを語って、飢えたたましいを養い育て、真理のみことばによって罪人を救いに導くことができますように。主の恵みによって、兄弟のことばと行いが御旨にかない、主の栄光を現して、常に人々の模範となるようにしてください。
また、この牧師を迎えた信徒一同が、大きな喜びと感謝をもって信仰に励み、信頼と敬意をもって共に主のわざにつとめるよう祝福してください。そして、主の御霊がこの教会に満ちあふれて、この地域の光となり、塩となり、主の栄光を現すものとなりますよう、主イエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン。
7 就職の宣言
私は、今ここに( )兄弟が、みことばに基づき、日本長老教会憲法に準じて、この教会の牧師に就職したことを宣言いたします。
8 問安祝福のことば
日本長老教会( )中会は、あなたがたに祝意を表します。父なる神と主イエス・キリストからの恵みと平安が、あなたがたとともにありますように。アーメン。
9 牧師および信徒に対する勧告(説教)
10 頌 栄
11 新任牧師による祝祷
*新任牧師を会衆に紹介する。
5 伝道師就職式
*教会が伝道師を招聘し、中会がこれを認めたときは、中会は教師を派遣して、就職式を行う。その司式者には、中会が派遣した教師があたることが望ましい。
1 賛 美
2 聖 書
*次のうちから選んで朗読する(ヨハネ10・11~18、Ⅱテモテ2・1~8、Ⅱテモテ4・1~5)。
ヨハネの福音書10章11~18節
「わたしは良い牧者です。良い牧者は羊たちのためにいのちを捨てます。牧者でない雇い人は、羊たちが自分のものではないので、狼が来るのを見ると、置き去りにして逃げてしまいます。それで、狼は羊たちを奪ったり散らしたりします。彼は雇い人で、羊たちのことを心にかけていないからです。わたしは良い牧者です。わたしはわたしのものを知っており、わたしのものは、わたしを知っています。ちょうど、父がわたしを知っておられ、わたしが父を知っているのと同じです。また、わたしは羊たちのために自分のいのちを捨てます。わたしにはまた、この囲いに属さないほかの羊たちがいます。それらも、わたしは導かなければなりません。その羊たちはわたしの声に聞き従います。そして、一つの群れ、一人の牧者となるのです。わたしが再びいのちを得るために自分のいのちを捨てるからこそ、父はわたしを愛してくださいます。だれも、わたしからいのちを取りません。わたしが自分からいのちを捨てるのです。わたしには、それを捨てる権威があり、再び得る権威があります。わたしはこの命令を、わたしの父から受けたのです。」
テモテへの手紙第二、2章1~8節
「私の子よ、キリスト・イエスにある恵みによって強くなりなさい。多くの証人たちの前で私から聞いたことを、ほかの人にも教える力のある信頼できる人たちに委ねなさい。キリスト・イエスの立派な兵士として、私と苦しみをともにしてください。兵役についている人はだれも、日常生活のことに煩わされることはありません。ただ、兵を募った人を喜ばせようとします。また、競技をする人も、規定にしたがって競技をしなければ栄冠を得ることはできません。労苦している農夫こそ、最初に収穫の分け前にあずかるべきです。私が言っていることをよく考えなさい。主はすべてのことについて、理解する力をあなたに与えてくださいます。イエス・キリストのことを心に留めていなさい。私が伝える福音によれば、この方は、ダビデの子孫として生まれ、死者の中からよみがえった方です。」
テモテへの手紙第二、4章1~5節
「神の御前で、また、生きている人と死んだ人をさばかれるキリスト・イエスの御前で、その現れとその御国を思いながら、私は厳かに命じます。みことばを宣べ伝えなさい。時が良くても悪くてもしっかりやりなさい。忍耐の限りを尽くし、絶えず教えながら、責め、戒め、また勧めなさい。というのは、人々が健全な教えに耐えられなくなり、耳に心地よい話を聞こうと、自分の好みにしたがって自分たちのために教師を寄せ集め、真理から耳を背け、作り話にそれて行くような時代になるからです。
4:5 けれども、あなたはどんな場合にも慎んで、苦難に耐え、伝道者の働きをなし、自分の務めを十分に果たしなさい。」
3 祈 り
4 誓 約
誓約に入ります。( )兄弟は起立してください。
日本長老教会( )中会から派遣された私(たち)は、ここに( )兄弟の伝道師就職式をあげようとしています。
神は、あなたを、みことばを宣べ伝える器として選ばれ、栄光ある務めを与えられました。ですから、「みことばを宣べ伝えなさい。時が良くても悪くてもしっかりやりなさい。忍耐の限りを尽くし、絶えず教えながら、責め、戒め、また勧めなさい」(Ⅱテモテ4・2)とのみことばに従って、その務めを忠実に果たしてください。「あなたがたは、自分たちの労苦が主にあって無駄でない」(Ⅰコリント15・58)ことを知っているからです。 今、あなたはこの職に就こうとするにあたり、
1.あなたは、この教会の伝道師となることを、教会のかしらであるイエス・キリストの召命と信じますか。(信じます)
2.あなたは、主の栄光のために、その身をこの職にささげ、みことばの奉仕者として、ふさわしく生活し、この教会の伝道師として(牧師を助け)、忠実にその務めを果たすことを約束しますか。(約束します)
5 信徒の誓約
誓約に入ります。この教会の信徒は起立してください。
1.主はこの愛する( )兄弟を、あなたがたの伝道師として遣わされました。心から感謝し、喜びと敬愛を持って受け入れることを約束しますか。(約束します)
2.伝道師の務めは、聖書に従って、教え導き、勧め、戒めることですから、謙遜を持って聞き従い、その重大な責任のために祈り、支持し、助けることを約束しますか。(約束します)
6 就職の祈り
聖なる全能の神さま、すべてのものを創造し、これを治めたもうあなたの尊い御名を賛美いたします。
そのひとり子をお与えになったほどに世を愛され、御子を信じるものに永遠のいのちを約束されて、その福音のことばを、しもべたちに与えてくださいました。私たちは、あなたが選んでくださったこの兄弟を、この教会の伝道師として、その職務に就かせてくださったことを感謝いたします。
どうか、この兄弟を聖霊で満たし、みことばの奉仕者にふさわしい者としてください。 みことばの真理をもって、罪人を救いに導き、また、飢えたたましいを養うことができますように。主の恵みによって、兄弟のことばと行いが御旨にかない、主の栄光を現して、常に人々の模範となるようにしてください。
願わくは、信徒一同が喜びと感謝をもって、伝道師を迎え、信頼と敬愛をもって、その指導に従い、共に主のみわざに励むことができますよう導いてください。そして、この教会を顧み、豊かな祝福によって満たして、いよいよ主の栄光を現す教会としてください。
私たちの大牧者であるイエス・キリストの御名によってお願いいたします。アーメン
7 伝道師および信徒に対する勧告(説教)
8 頌 栄
9 祝 祷
*新任伝道師を会衆に紹介する。
6 執事就職式
*信徒総会が執事を選出したとき、就職式を行う。初めて執事に選出された者は、小会の試問を経て就職式を執り行う。司式者は、牧師または適当な教師があたる。
1 賛 美
2 聖 書
*次のうちから選んで朗読する(使徒の働き6・1~6、ローマ12・6~8、Ⅰテモテ3・8~13)。
使徒の働き6章1~6節
「そのころ、弟子の数が増えるにつれて、ギリシア語を使うユダヤ人たちから、ヘブル語を使うユダヤ人たちに対して苦情が出た。彼らのうちのやもめたちが、毎日の配給においてなおざりにされていたからである。そこで、十二人は弟子たち全員を呼び集めてこう言った。「私たちが神のことばを後回しにして、食卓のことに仕えるのは良くありません。そこで、兄弟たち。あなたがたの中から、御霊と知恵に満ちた、評判の良い人たちを七人選びなさい。その人たちにこの務めを任せることにして、私たちは祈りと、みことばの奉仕に専念します。」この提案を一同はみな喜んで受け入れた。そして彼らは、信仰と聖霊に満ちた人ステパノ、およびピリポ、プロコロ、ニカノル、ティモン、パルメナ、そしてアンティオキアの改宗者ニコラオを選び、この人たちを使徒たちの前に立たせた。使徒たちは祈って、彼らの上に手を置いた。」
ローマ人への手紙12章6~8節
「私たちは、与えられた恵みにしたがって、異なる賜物を持っているので、それが預言であれば、その信仰に応じて預言し、奉仕であれば奉仕し、教える人であれば教え、勧めをする人であれば勧め、分け与える人は惜しまずに分け与え、指導する人は熱心に指導し、慈善を行う人は喜んでそれを行いなさい。」
テモテへの手紙第一、3章8~13節
「同じように執事たちも、品位があり、二枚舌を使わず、大酒飲みでなく、不正な利を求めず、きよい良心をもって、信仰の奥義を保っている人でなければなりません。この人たちも、まず審査を受けさせなさい。そして、非難される点がなければ、執事として仕えさせなさい。この奉仕に就く女の人も同じように、品位があり、人を中傷する者でなく、自分を制し、すべてに忠実な人でなければなりません。執事は一人の妻の夫であって、子どもと家庭をよく治める人でなければなりません。執事として立派に仕えた人は、良い地歩を占め、また、キリスト・イエスを信じる信仰について、強い確信を持つことができるのです。私は、近いうちにあなたのところに行きたいと思いながら、これらのことを書いています。」
3 祈 り
4 誓 約
誓約に入ります。( )兄弟(姉妹)/および( )兄弟(姉妹)は起立してください。
聖書に、「神に選ばれた者、聖なる者、愛されている者として、深い慈愛の心、親切、謙遜、柔和、寛容を着なさい」(コロサイ3・12)と言われていますが、執事職は慈善の奉仕にあたる者として、新約の教会に起こされたものであります。
執事となる者は、神の民が主にささげたものを忠実につかさどり、困難にある人々に心を用いてこれを助け、慰めることにつとめるべきものです。
今、あなた(がた)は、この職に就くにあたり、
1.旧新約聖書が神のことばであり、信仰と生活の唯一の誤りない規準であると信じますか。(信じます)
2.今、この職に就くことを、愛とあわれみの主イエス・キリストの召命によると確信しますか。(確信します)
3.日本長老教会の信仰基準を受け入れるとともに、本教会憲法を遵守することを約束しますか。(約束します)
4.その職務を重んじ、隣人と社会への愛と奉仕を行うことを約束しますか。(約束します)
5. いかなる場合にも、福音の真理および教会の純潔と一致と平和のためにつとめ、祈ることを約束しますか。(約束します)
(司式者)この志を与えられた全能の神が、これを成し遂げる力を与え、あなた(がた)のうちに始められたみわざを全うされますように。アーメン。
5 信徒の誓約
誓約に入ります。この教会の信徒は起立してください。
1.この( )兄弟(姉妹)/および( )兄弟(姉妹)は、今、執事として、主よりあなたがたに遣わされました。あなたがたは、この兄弟/姉妹(たち)を、その務めにふさわしく尊敬し、励まし、主にあってこの兄弟(姉妹)(たち)に従うことを約束しますか。(約束します)
2.あなたがたは、まごころから喜びと敬意をもって、この兄弟/姉妹(たち)を群れの奉仕者として受け入れることを誓約しますか。(誓約します)
6 就職の祈り
教会のかしらである私たちの主イエス・キリストの父なる神よ。 このしもべ(たち)を、今、教会の執事として選んでくださったことを感謝いたします。御霊なる神が、このしもべ(たち)を聖別して、執事の職に就かせてくださり、また、その職務を果たすに必要な賜 物を豊かに授けてくださいますように。
「執事として立派に仕えた人は、良い地歩を占め、また、 キリスト・イエスを信じる信仰について、強い確信を持つことができるのです」(Ⅰテモテ3・13)というみことばに励まされて、やがての日に「良い忠実なしもべよ」との祝福を受ける者でありますように。
主イエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン。
7 就職の宣言
私は、今ここに( )兄弟(姉妹)/および( )兄弟(姉妹)が、みことばに基づき、日本長老教会憲法に準じて、この教会の執事の職に就いたことを宣言いたします。
8 頌 栄
9 祝 祷
*新執事を会衆に紹介する。
7 教会主事就職式
*中会が伝道委員会の試問と推薦を受けた志願者を教会主事に任命したときに、教会主事就職式を執り行う。
*教会主事就職式は当該主事が招聘されて奉仕する地区教会等の公的礼拝、あるいは中会、大会の適当な場で、教師によって執り行われる。
1 賛 美
2 聖 書
*次のうちから選んで朗読する(マルコ14・3~9、Ⅰコリント12・4~11、Ⅰテサロニケ5・12~22)。
マルコの福音書14章3~9節
「イエスがベタニアで、ツァラアトに冒された人シモンの家におられたときのことである。食事をしておられると、ある女の人が、純粋で非常に高価なナルド油の入った小さな壺を持って来て、その壺を割り、イエスの頭に注いだ。すると、何人かの者が憤慨して互いに言った。『何のために、香油をこんなに無駄にしたのか。この香油なら、三百デナリ以上に売れて、貧しい人たちに施しができたのに。』そして、彼女を厳しく責めた。すると、イエスは言われた。『彼女を、するままにさせておきなさい。なぜ困らせるのですか。わたしのために、良いことをしてくれたのです。貧しい人々は、いつもあなたがたと一緒にいます。あなたがたは望むとき、いつでも彼らに良いことをしてあげられます。しかし、わたしは、いつもあなたがたと一緒にいるわけではありません。彼女は、自分にできることをしたのです。埋葬に備えて、わたしのからだに、前もって香油を塗ってくれました。まことに、あなたがたに言います。世界中どこでも、福音が宣べ伝えられるところでは、この人がしたことも、この人の記念として語られます。』」
コリント人への手紙第一、12章4~11節
「賜物はいろいろありますが、与える方は同じ御霊です。奉仕はいろいろありますが、仕える相手は同じ主です。働きはいろいろありますが、同じ神がすべての人の中で、すべての働きをなさいます。皆の益となるために、一人ひとりに御霊の現れが与えられているのです。ある人には御霊を通して知恵のことばが、ある人には同じ御霊によって知識のことばが与えられています。ある人には同じ御霊によって信仰、ある人には同一の御霊によって癒やしの賜物、ある人には奇跡を行う力、ある人には預言、ある人には霊を見分ける力、ある人には種々の異言、ある人には異言を解き明かす力が与えられています。 同じ一つの御霊がこれらすべてのことをなさるのであり、御霊は、みこころのままに、一人ひとりそれぞれに賜物を分け与えてくださるのです。」
テサロニケ人への手紙第一、5章12~22節
「兄弟たち、あなたがたにお願いします。あなたがたの間で労苦し、主にあってあなたがたを指導し、訓戒している人たちを重んじ、その働きのゆえに、愛をもって、この上ない尊敬を払いなさい。また、お互いに平和を保ちなさい。兄弟たち、あなたがたに勧めます。怠惰な者を諭し、小心な者を励まし、弱い者の世話をし、すべての人に対して寛容でありなさい。だれも、悪に対して悪を返さないように気をつけ、互いの間で、またすべての人に対して、いつも善を行うように努めなさい。いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。すべてのことにおいて感謝しなさい。これが、キリスト・イエスにあって神があなたがたに望んでおられることです。御霊を消してはいけません。預言を軽んじてはいけません。ただし、すべてを吟味し、良いものはしっかり保ちなさい。あらゆる形の悪から離れなさい。」
3 祈 り
4 誓 約
誓約に入ります。( )兄弟/姉妹は起立してください。
教会主事は伝道、教育、奉仕などの教会の働きに専念して、牧師、教師、長老、執事とともに主に仕える働きです。神は、あなたに御霊の賜物を与えて御国のために奉仕するようこの職に招いてくださいました。ですから、「勤勉で怠らず、霊に燃え、主に仕えなさい」(ローマ12・11)とのみことばに従って、その務めを忠実に果たしてください。
1.あなたは、教会主事のこの職務に就くことを、教会のいのちであられる聖霊の導きによることと信じますか。(信じます)
2.あなたは、主の栄光のために、その身をこの職にささげ、みことばと御霊によってふさわしく生活し、この教会/中会/大会の教会主事として、牧師/教師/長老/執事に協力して、忠実にその務めを果たすことを約束しますか。(約束します)
5 信徒の誓約
*地区教会等の教会主事に就職する場合には、その職務に応じて以下のような信徒の誓約を求めてもよい。
誓約に入ります。この教会の信徒は起立してください。
1.主はこの愛する( )兄弟/姉妹を、あなたがたの教会主事として遣わされました。心から感謝し、喜びと敬愛を持って受け入れることを約束しますか。(約束します)
2.教会主事は牧師/長老/執事に協力して、御霊に導かれてこの教会の働きを担います。その奉仕のために祈り、支え、助けることを約束しますか。(約束します)
6 就職の祈り
教会のかしら主イエス・キリストの父なる神よ。この兄弟/姉妹を教会主事として立ててくださり、教会の働きを恵みのうちに力強く進めてくださることを心より感謝いたします。どうぞ、この兄弟/姉妹に御霊を注ぎ、賜物を与えて、神の国の働きを喜びと感謝をもって担うことができますようお導きください。兄弟姉妹一同が「互いに心一つになり、高ぶった思い持たず」主に仕えることができますように。
私たちの主イエス・キリストの御名によってお祈りいたします。アーメン。
7 教会主事および信徒に対する勧告(説教)
8 頌 栄
9 祝 祷
*新教会主事を会衆に紹介する。
8 教会学校教師・校長任命式
1 賛 美
2 聖 書
*次のうちから選んで朗読する(詩篇78・1~8、マタイ18・3~6、10~14,マルコ9・33~37,10・13~16、ルカ2・40~52,ヨハネ10・11~15,21・15~17)。
詩篇78・1~8節
「私の民よ、私の教えを耳に入れ、私の口のことばに耳を傾けよ。私は口を開いて、たとえ話を、昔からの謎を語ろう。それは、私たちが聞いて、知っていること。私たちの先祖が語ってくれたこと。それを私たちは、息子たちに隠さず、後の時代に語り告げよう。【主】の誉れを、主が行われた力ある奇しいみわざを。主は、ヤコブのうちにさとしを置き、イスラエルのうちにみおしえを定め、私たちの先祖に命じて、その子らに教えるようにされた。後の世代の者、生まれてくる子らがこれを知り、さらに彼らが、その子らにまた語り告げるため、彼らが神に信頼し、神のみわざを忘れず、その命令を守るために。先祖たちのように、強情で逆らう世代、心定まらない世代、霊が神に忠実でない世代とならないために。」
マタイ18章3~6、10~14節
「まことに、あなたがたに言います。向きを変えて子どもたちのようにならなければ、決して天の御国に入れません。ですから、だれでもこの子どものように自分を低くする人が、天の御国で一番偉いのです。また、だれでもこのような子どもの一人を、わたしの名のゆえに受け入れる人は、わたしを受け入れるのです。わたしを信じるこの小さい者たちの一人をつまずかせる者は、大きな石臼を首にかけられて、海の深みに沈められるほうがよいのです。……あなたがたは、この小さい者たちの一人を軽んじたりしないように気をつけなさい。あなたがたに言いますが、天にいる、彼らの御使いたちは、天におられるわたしの父の御顔をいつも見ているからです。あなたがたはどう思いますか。もしある人に羊が百匹いて、そのうちの一匹が迷い出たら、その人は九十九匹を山に残して、迷った一匹を捜しに出かけないでしょうか。まことに、あなたがたに言います。もしその羊を見つけたなら、その人は、迷わなかった九十九匹の羊以上にこの一匹を喜びます。このように、この小さい者たちの一人が滅びることは、天におられるあなたがたの父のみこころではありません。」
マルコの福音書9章33~37節
「一行はカペナウムに着いた。イエスは家に入ってから、弟子たちにお尋ねになった。『来る途中、何を論じ合っていたのですか。』彼らは黙っていた。来る途中、だれが一番偉いか論じ合っていたからである。イエスは腰を下ろすと、十二人を呼んで言われた。『だれでも先頭に立ちたいと思う者は、皆の後になり、皆に仕える者になりなさい。』それから、イエスは一人の子どもの手を取って、彼らの真ん中に立たせ、腕に抱いて彼らに言われた。『だれでも、このような子どもたちの一人を、わたしの名のゆえに受け入れる人は、わたしを受け入れるのです。また、だれでもわたしを受け入れる人は、わたしではなく、わたしを遣わされた方を受け入れるのです。』」
マルコの福音書10章13~16節
「イエスに触れていただこうと、人々が子どもたちを連れて来た。ところが弟子たちは彼らを叱った。イエスはそれを見て、憤って弟子たちに言われた。『子どもたちを、わたしのところに来させなさい。邪魔してはいけません。神の国はこのような者たちのものなのです。まことに、あなたがたに言います。子どものように神の国を受け入れる者でなければ、決してそこに入ることはできません。』そしてイエスは子どもたちを抱き、彼らの上に手を置いて祝福された。」
ルカの福音書2章40~52節
「幼子は成長し、知恵に満ちてたくましくなり、神の恵みがその上にあった。
さて、イエスの両親は、過越の祭りに毎年エルサレムに行っていた。イエスが十二歳になられたときも、両親は祭りの慣習にしたがって都へ上った。そして祭りの期間を過ごしてから帰路についたが、少年イエスはエルサレムにとどまっておられた。両親はそれに気づかずに、イエスが一行の中にいるものと思って、一日の道のりを進んだ。後になって親族や知人の中を捜し回ったが、見つからなかったので、イエスを捜しながらエルサレムまで引き返した。そして三日後になって、イエスが宮で教師たちの真ん中に座って、話を聞いたり質問したりしておられるのを見つけた。聞いていた人たちはみな、イエスの知恵と答えに驚いていた。両親は彼を見て驚き、母は言った。『どうしてこんなことをしたのですか。見なさい。お父さんも私も、心配してあなたを捜していたのです。』すると、イエスは両親に言われた。『どうしてわたしを捜されたのですか。わたしが自分の父の家にいるのは当然であることを、ご存じなかったのですか。』しかし両親には、イエスの語られたことばが理解できなかった。それからイエスは一緒に下って行き、ナザレに帰って両親に仕えられた。母はこれらのことをみな、心に留めておいた。
イエスは神と人とにいつくしまれ、知恵が増し加わり、背たけも伸びていった。」
ヨハネの福音書10章11~15節
「わたしは良い牧者です。良い牧者は羊たちのためにいのちを捨てます。牧者でない雇い人は、羊たちが自分のものではないので、狼が来るのを見ると、置き去りにして逃げてしまいます。それで、狼は羊たちを奪ったり散らしたりします。彼は雇い人で、羊たちのことを心にかけていないからです。わたしは良い牧者です。わたしはわたしのものを知っており、わたしのものは、わたしを知っています。ちょうど、父がわたしを知っておられ、わたしが父を知っているのと同じです。また、わたしは羊たちのために自分のいのちを捨てます。」
ヨハネの福音書21章15~17節
「彼らが食事を済ませたとき、イエスはシモン・ペテロに言われた。『ヨハネの子シモン。あなたは、この人たちが愛する以上に、わたしを愛していますか。』ペテロは答えた。『はい、主よ。私があなたを愛していることは、あなたがご存じです。』イエスは彼に言われた。『わたしの子羊を飼いなさい。』イエスは再び彼に『ヨハネの子シモン。あなたはわたしを愛していますか』と言われた。ペテロは答えた。『はい、主よ。私があなたを愛していることは、あなたがご存じです。』イエスは彼に言われた。『わたしの羊を牧しなさい。』イエスは三度目もペテロに、『ヨハネの子シモン。あなたはわたしを愛していますか』と言われた。ペテロは、イエスが三度目も『あなたはわたしを愛していますか』と言われたので、心を痛めてイエスに言った。『主よ、あなたはすべてをご存じです。あなたは、私があなたを愛していることを知っておられます。』イエスは彼に言われた。『わたしの羊を飼いなさい。』」
3 式 辞
主イエス・キリストは、「子どもたちを、わたしのところに来させなさい。邪魔してはいけません。神の国はこのような者たちのものなのです」(マルコ10・14)と宣明され、使徒ペテロは救いの約束が「あなたがたに、あなたがたの子どもたちに、そして遠くにいるすべての人々」(使徒2・39)に与えられていることを宣言しました。
これらのみことばの祝福に基づいて、私たちは教会学校を設け、その目的を達成するために、この兄弟/姉妹を、教師/校長の職務に任じます。
4 誓 約
誓約に入ります。教会学校教師および校長は起立してください。
あなた(がた)は、今、教会の祝福のもとに、教会学校教師/校長の職務に任じられようとしています。
この際、「あなたがたは行って、あらゆる国の人々を弟子としなさい。父、子、聖霊の名において彼らにバプテスマを授け、わたしがあなたがたに命じておいた、すベてのことを守るように教えなさい。見よ。わたしは世の終わりまで、いつもあなたがたとともにいます」(マタイ28・19~20)という教会のかしらイエス・キリストの大命令を仰ぎ、聖書に基づいてこの務めを誠実に果たすことを約束しますか。(約束します)
5 祈 祷
いつくしみ深い父なる神よ。あなたは世々にわたって、ご自身の教会を建て、その子らを教育訓練しつつ、ご栄光を現したまいます。
願わくは、使徒パウロが、「私の子どもたち。あなたがたのうちにキリストが形造られるまで、私は再びあなたがたのために産みの苦しみをしています」(ガラテヤ4・19)と述ベた志を、この兄弟/姉妹に恵み、その使命を全うさせてくださいますように。
主イエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン。
*新教師/校長を会衆に紹介する。
8 設立式
1 教会設立式
*伝道所設立式、教会・伝道所加入式もこれに準じて行う。
1 賛 美
2 聖 書
*次のうちから選んで朗読する。(マタイ16・13~19、ローマ12・1~8、エペソ1・11~23,エペソ4・1~16)。
マタイの福音書16章13~19節
「ピリポ・カイサリアの地方に行かれたとき、イエスは弟子たちに『人々は人の子をだれだと言っていますか』とお尋ねになった。彼らは言った。『バプテスマのヨハネだと言う人たちも、エリヤだと言う人たちもいます。またほかの人たちはエレミヤだとか、預言者の一人だとか言っています。』イエスは彼らに言われた。『あなたがたは、わたしをだれだと言いますか。』シモン・ペテロが答えた。『あなたは生ける神の子キリストです。』すると、イエスは彼に答えられた。『バルヨナ・シモン、あなたは幸いです。このことをあなたに明らかにしたのは血肉ではなく、天におられるわたしの父です。そこで、わたしもあなたに言います。あなたはペテロです。わたしはこの岩の上に、わたしの教会を建てます。よみの門もそれに打ち勝つことはできません。わたしはあなたに天の御国の鍵を与えます。あなたが地上でつなぐことは天においてもつながれ、あなたが地上で解くことは天においても解かれます。』」
ローマ人への手紙12章1~8節
「兄弟たち、私は神のあわれみによって、あなたがたに勧めます。あなたがたのからだを、神に喜ばれる、聖なる生きたささげ物として献げなさい。それこそ、あなたがたにふさわしい礼拝です。この世と調子を合わせてはいけません。むしろ、心を新たにすることで、自分を変えていただきなさい。そうすれば、神のみこころは何か、すなわち、何が良いことで、神に喜ばれ、完全であるのかを見分けるようになります。
私は、自分に与えられた恵みによって、あなたがた一人ひとりに言います。思うべき限度を超えて思い上がってはいけません。むしろ、神が各自に分け与えてくださった信仰の量りに応じて、慎み深く考えなさい。一つのからだには多くの器官があり、しかも、すべての器官が同じ働きをしてはいないように、大勢いる私たちも、キリストにあって一つのからだであり、一人ひとりは互いに器官なのです。私たちは、与えられた恵みにしたがって、異なる賜物を持っているので、それが預言であれば、その信仰に応じて預言し、奉仕であれば奉仕し、教える人であれば教え、勧めをする人であれば勧め、分け与える人は惜しまずに分け与え、指導する人は熱心に指導し、慈善を行う人は喜んでそれを行いなさい。」
エペソ人への手紙1章11~23節
「キリストにあって、私たちは御国を受け継ぐ者となりました。すべてをみこころによる計画のままに行う方の目的にしたがい、あらかじめそのように定められていたのです。それは、前からキリストに望みを置いていた私たちが、神の栄光をほめたたえるためです。このキリストにあって、あなたがたもまた、真理のことば、あなたがたの救いの福音を聞いてそれを信じたことにより、約束の聖霊によって証印を押されました。聖霊は私たちが御国を受け継ぐことの保証です。このことは、私たちが贖われて神のものとされ、神の栄光がほめたたえられるためです。こういうわけで私も、主イエスに対するあなたがたの信仰と、すべての聖徒に対する愛を聞いているので、祈るときには、あなたがたのことを思い、絶えず感謝しています。どうか、私たちの主イエス・キリストの神、栄光の父が、神を知るための知恵と啓示の御霊を、あなたがたに与えてくださいますように。また、あなたがたの心の目がはっきり見えるようになって、神の召しにより与えられる望みがどのようなものか、聖徒たちが受け継ぐものがどれほど栄光に富んだものか、また、神の大能の力の働きによって私たち信じる者に働く神のすぐれた力が、どれほど偉大なものであるかを、知ることができますように。この大能の力を神はキリストのうちに働かせて、キリストを死者の中からよみがえらせ、天上でご自分の右の座に着かせて、すべての支配、権威、権力、主権の上に、また、今の世だけでなく、次に来る世においても、となえられるすべての名の上に置かれました。また、神はすべてのものをキリストの足の下に従わせ、キリストを、すべてのものの上に立つかしらとして教会に与えられました。教会はキリストのからだであり、すべてのものをすべてのもので満たす方が満ちておられるところです。」
エペソ人への手紙4章1~16節
「主にある囚人の私はあなたがたに勧めます。あなたがたは、召されたその召しにふさわしく歩みなさい。謙遜と柔和の限りを尽くし、寛容を示し、愛をもって互いに耐え忍び、平和の絆で結ばれて、御霊による一致を熱心に保ちなさい。あなたがたが召された、その召しの望みが一つであったのと同じように、からだは一つ、御霊は一つです。主はひとり、信仰は一つ、バプテスマは一つです。すべてのものの上にあり、すべてのものを貫き、すべてのもののうちにおられる、すべてのものの父である神はただひとりです。しかし、私たちは一人ひとり、キリストの賜物の量りにしたがって恵みを与えられました。そのため、こう言われています。『彼はいと高き所に上ったとき、捕虜を連れて行き、人々に贈り物を与えられた。』『上った』ということは、彼が低い所、つまり地上に降られたということでなくて何でしょうか。この降られた方ご自身は、すべてのものを満たすために、もろもろの天よりも高く上られた方でもあります。こうして、キリストご自身が、ある人たちを使徒、ある人たちを預言者、ある人たちを伝道者、ある人たちを牧師また教師としてお立てになりました。それは、聖徒たちを整えて奉仕の働きをさせ、キリストのからだを建て上げるためです。私たちはみな、神の御子に対する信仰と知識において一つとなり、一人の成熟した大人となって、キリストの満ち満ちた身丈にまで達するのです。こうして、私たちはもはや子どもではなく、人の悪巧みや人を欺く悪賢い策略から出た、どんな教えの風にも、吹き回されたり、もてあそばれたりすることがなく、むしろ、愛をもって真理を語り、あらゆる点において、かしらであるキリストに向かって成長するのです。キリストによって、からだ全体は、あらゆる節々を支えとして組み合わされ、つなぎ合わされ、それぞれの部分がその分に応じて働くことにより成長して、愛のうちに建てられることになります。」
3 祈 り
4 教会設立に至るまでの経過報告
5 信徒総会構成員の点呼 (司式者)
6 誓 約
誓約に入ります。信徒総会構成員は起立してください。
1.あなたがたは、キリストをかしらとする一つの教会を設立しようとするにあたり、キリストの大能にのみ信頼し、忠実に教会としての働きを遂行することを誓約しますか。(誓約します)
2.あなたがたは、日本長老教会の信仰基準を尊び、教会の純潔と一致と平和のために努力することを誓約しますか。(誓約します)
7 牧師(または伝道師)就職式
8 長老・執事就職式
9 教会設立の宣言
日本長老教会( )中会は、ここに( )教会がみことばに基づき、教会組織をもって設立されたことを宣言いたします。
教会はキリストのからだであり、すべてのものをすべてのもので満たす方が満ちておられるところです(エペソ1・23)。
10 教会設立の祈り
主よ、あなたはその豊かな知恵を、教会を通して示そうとしておられます。あなたは、その永遠のご計画のもとに、志を立てさせ、事実ここに教会を設立させてくださったことを感謝いたします。
どうか、この教会を、光として世を照らさせ、塩として世をきよめさせてください。また、私たちが主の教会を尊んで、愛し、互いに主に仕え合って、御名の栄光を現すようにしてください。また、牧師を助けて、共に福音の宣教にいそしみ、御国にふさわしい聖徒の交わりを実現させてください。そして、この教会が人の支配するところとならず、主だけが統ベ治めたもうところとしてくださいますように。
主イエス・キリストの御名によってお願いいたします。アーメン。
11 問安祝福のことば
日本長老教会( )中会は( )教会に祝意を表します。父なる神と主イエス・キリストからの恵みと平安が、あなたがたとともにありますように。アーメン。
12 牧師および教会に対する勧告(説教)
13 賛 美
14 献 金
15 祝 辞
16 頌 栄
17 祝 祷
2 中会設立式
*大会が中会設立の承認をしたとき、大会は、特命委員を派遣して中会で選出された中会設立準備委員と協議の上、中会設立式を行う。その司式者には、大会議長あるいは大会から派遣される中会特命委員があたる。
*準備委員は前もって、中会議員名簿を特命委員に提出する。
1 賛 美
2 聖 書
*次のうちから選んで朗読する(マタイの福音書16・13~19、使徒15・1~29、ローマ12・1~21、エペソ1・3~14)。
マタイの福音書16章13~19節
「ピリポ・カイサリアの地方に行かれたとき、イエスは弟子たちに『人々は人の子をだれだと言っていますか』とお尋ねになった。彼らは言った。『バプテスマのヨハネだと言う人たちも、エリヤだと言う人たちもいます。またほかの人たちはエレミヤだとか、預言者の一人だとか言っています。』イエスは彼らに言われた。『あなたがたは、わたしをだれだと言いますか。』シモン・ペテロが答えた。『あなたは生ける神の子キリストです。』すると、イエスは彼に答えられた。『バルヨナ・シモン、あなたは幸いです。このことをあなたに明らかにしたのは血肉ではなく、天におられるわたしの父です。そこで、わたしもあなたに言います。あなたはペテロです。わたしはこの岩の上に、わたしの教会を建てます。よみの門もそれに打ち勝つことはできません。わたしはあなたに天の御国の鍵を与えます。あなたが地上でつなぐことは天においてもつながれ、あなたが地上で解くことは天においても解かれます。』」
使徒の働き15章1~29節
「ある人々がユダヤから下って来て、兄弟たちに『モーセの慣習にしたがって割礼を受けなければ、あなたがたは救われない』と教えていた。それで、パウロやバルナバと彼らの間に激しい対立と論争が生じたので、パウロとバルナバ、そのほかの何人かが、この問題について使徒たちや長老たちと話し合うために、エルサレムに上ることになった。こうして彼らは教会の人々に送り出され、フェニキアとサマリアを通って行った。道々、異邦人の回心について詳しく伝えたので、すべての兄弟たちに大きな喜びをもたらした。エルサレムに着くと、彼らは教会の人々と使徒たちと長老たちに迎えられた。それで、神が彼らとともにいて行われたことをすべて報告した。ところが、パリサイ派の者で信者になった人たちが立ち上がり、『異邦人にも割礼を受けさせ、モーセの律法を守るように命じるべきである』と言った。
そこで使徒たちと長老たちは、この問題について協議するために集まった。多くの論争があった後、ペテロが立って彼らに言った。『兄弟たち。ご存じのとおり、神は以前にあなたがたの中から私をお選びになり、異邦人が私の口から福音のことばを聞いて信じるようにされました。そして、人の心をご存じである神は、私たちに与えられたのと同じように、異邦人にも聖霊を与えて、彼らのために証しをされました。私たちと彼らの間に何の差別もつけず、彼らの心を信仰によってきよめてくださったのです。そうであるなら、なぜ今あなたがたは、私たちの先祖たちも私たちも負いきれなかったくびきを、あの弟子たちの首に掛けて、神を試みるのですか。私たちは、主イエスの恵みによって救われると信じていますが、あの人たちも同じなのです。』
すると、全会衆は静かになった。そして、バルナバとパウロが、神が彼らを通して異邦人の間で行われたしるしと不思議について話すのに、耳を傾けた。二人が話し終えると、ヤコブが応じて言った。『兄弟たち、私の言うことを聞いてください。神が初めに、どのように異邦人を顧みて、彼らの中から御名のために民をお召しになったかについては、シメオンが説明しました。預言者たちのことばもこれと一致していて、次のように書かれています。「その後、わたしは倒れているダビデの仮庵を再び建て直す。その廃墟を建て直し、それを堅く立てる。それは、人々のうちの残りの者とわたしの名で呼ばれるすべての異邦人が、主を求めるようになるためだ。──昔から知らされていたこと、それを行う主のことば。」ですから、私の判断では、異邦人の間で神に立ち返る者たちを悩ませてはいけません。ただ、偶像に供えて汚れたものと、淫らな行いと、絞め殺したものと、血とを避けるように、彼らに書き送るべきです。モーセの律法は、昔から町ごとに宣べ伝える者たちがいて、安息日ごとに諸会堂で読まれているからです。』
そこで、使徒たちと長老たちは、全教会とともに、自分たちの中から人を選んで、パウロとバルナバと一緒にアンティオキアに送ることに決めた。選ばれたのはバルサバと呼ばれるユダとシラスで、兄弟たちの間で指導的な人であった。彼らはこの人たちに託して、こう書き送った。『兄弟である使徒たちと長老たちは、アンティオキア、シリア、キリキアにいる異邦人の兄弟たちに、あいさつを送ります。私たちは何も指示していないのに、私たちの中のある者たちが出て行って、いろいろなことを言ってあなたがたを混乱させ、あなたがたの心を動揺させたと聞きました。そこで私たちは人を選び、私たちの愛するバルナバとパウロと一緒に、あなたがたのところに送ることを、全会一致で決めました。私たちの主イエス・キリストの名のために、いのちを献げている、バルナバとパウロと一緒にです。こういうわけで、私たちはユダとシラスを遣わします。彼らは口頭で同じことを伝えるでしょう。聖霊と私たちは、次の必要なことのほかには、あなたがたに、それ以上のどんな重荷も負わせないことを決めました。すなわち、偶像に供えたものと、血と、絞め殺したものと、淫らな行いを避けることです。これらを避けていれば、それで結構です。祝福を祈ります。』」
ローマ人への手紙12章1~21節
「兄弟たち、私は神のあわれみによって、あなたがたに勧めます。あなたがたのからだを、神に喜ばれる、聖なる生きたささげ物として献げなさい。それこそ、あなたがたにふさわしい礼拝です。この世と調子を合わせてはいけません。むしろ、心を新たにすることで、自分を変えていただきなさい。そうすれば、神のみこころは何か、すなわち、何が良いことで、神に喜ばれ、完全であるのかを見分けるようになります。
私は、自分に与えられた恵みによって、あなたがた一人ひとりに言います。思うべき限度を超えて思い上がってはいけません。むしろ、神が各自に分け与えてくださった信仰の量りに応じて、慎み深く考えなさい。一つのからだには多くの器官があり、しかも、すべての器官が同じ働きをしてはいないように、大勢いる私たちも、キリストにあって一つのからだであり、一人ひとりは互いに器官なのです。私たちは、与えられた恵みにしたがって、異なる賜物を持っているので、それが預言であれば、その信仰に応じて預言し、奉仕であれば奉仕し、教える人であれば教え、勧めをする人であれば勧め、分け与える人は惜しまずに分け与え、指導する人は熱心に指導し、慈善を行う人は喜んでそれを行いなさい。
愛には偽りがあってはなりません。悪を憎み、善から離れないようにしなさい。兄弟愛をもって互いに愛し合い、互いに相手をすぐれた者として尊敬し合いなさい。勤勉で怠らず、霊に燃え、主に仕えなさい。みを抱いて喜び、苦難に耐え、ひたすら祈りなさい。聖徒たちの必要をともに満たし、努めて人をもてなしなさい。あなたがたを迫害する者たちを祝福しなさい。祝福すべきであって、呪ってはいけません。喜んでいる者たちとともに喜び、泣いている者たちとともに泣きなさい。互いに一つ心になり、思い上がることなく、むしろ身分の低い人たちと交わりなさい。自分を知恵のある者と考えてはいけません。だれに対しても悪に悪を返さず、すべての人が良いと思うことを行うように心がけなさい。自分に関することについては、できる限り、すべての人と平和を保ちなさい。愛する者たち、自分で復讐してはいけません。神の怒りにゆだねなさい。こう書かれているからです。『復讐はわたしのもの。わたしが報復する。』主はそう言われます。次のようにも書かれています。『もしあなたの敵が飢えているなら食べさせ、渇いているなら飲ませよ。なぜなら、こうしてあなたは彼の頭上に燃える炭火を積むことになるからだ。』悪に負けてはいけません。むしろ、善をもって悪に打ち勝ちなさい。」
エペソ人への手紙1章3~14節
「私たちの主イエス・キリストの父である神がほめたたえられますように。神はキリストにあって、天上にあるすべての霊的祝福をもって私たちを祝福してくださいました。すなわち神は、世界の基が据えられる前から、この方にあって私たちを選び、御前に聖なる、傷のない者にしようとされたのです。神は、みこころの良しとするところにしたがって、私たちをイエス・キリストによってご自分の子にしようと、愛をもってあらかじめ定めておられました。それは、神がその愛する方にあって私たちに与えてくださった恵みの栄光が、ほめたたえられるためです。このキリストにあって、私たちはその血による贖い、背きの罪の赦しを受けています。これは神の豊かな恵みによることです。この恵みを、神はあらゆる知恵と思慮をもって私たちの上にあふれさせ、みこころの奥義を私たちに知らせてくださいました。その奥義とは、キリストにあって神があらかじめお立てになったみむねにしたがい、時が満ちて計画が実行に移され、天にあるものも地にあるものも、一切のものが、キリストにあって、一つに集められることです。またキリストにあって、私たちは御国を受け継ぐ者となりました。すべてをみこころによる計画のままに行う方の目的にしたがい、あらかじめそのように定められていたのです。それは、前からキリストに望みを置いていた私たちが、神の栄光をほめたたえるためです。このキリストにあって、あなたがたもまた、真理のことば、あなたがたの救いの福音を聞いてそれを信じたことにより、約束の聖霊によって証印を押されました。聖霊は私たちが御国を受け継ぐことの保証です。このことは、私たちが贖われて神のものとされ、神の栄光がほめたたえられるためです。」
3 祈 り
4 中会設立に至るまでの経過報告(準備委員)
5 議員点呼(司式者)
6 誓 約
誓約に入ります。全議員は起立してください。
1.あなたがた教師および長老は、ここに日本長老教会( )中会を設立するにあたり、教会のかしらであられるキリストの主権と、聖書のもつ権威とに従って、日本長老教会の政治基準に定められた権能を正しく忠実に行使することを誓約しますか。(誓約します)
2.あなたがたは、また、中会議員として、この中会および日本長老教会全体の純潔と一致と平和のために努力することを誓約しますか。(誓約します)
7 中会設立の宣言
日本長老教会は、( )中会がみことばに基づき、日本長老教会の政治基準に従って設立されたことを宣言いたします。
8 中会設立の祈り
万物をキリストの足の下に従わせ、彼を万物の上にかしらとして教会に与えられた主よ。あなたは、私たちに志を立てさせ、今ここに一つの中会を設立するに至らせてくださったことを感謝して、御名をほめたたえます。この中会が御名の栄えを現すために、私たちを十分用いてくださいますように。また、この中会が人の支配するところとならず主の統ベ治めたもうところとしてお守りくださいますように。
主イエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン。
9 問安祝福のことば
日本長老教会は、( )中会に祝意を表します。父なる神と主イエス・キリストからの恵みと平安が、あなたがたとともにありますように。アーメン。
10 中会に対する説教(司式者または設立準備委員)
11 祝 辞
12 賛 美
13 頌 栄
14 祝 祷
10 結婚
10 結 婚
1 婚約式
*婚約式を行う場合には、教会堂で、聖日礼拝に引き続いてか、他の時間に独立して行う。このほか、週日に別の会場で行うこともできる。
*敬称は、司式者の判断により適宜用いるものとする。
1 序 言(婚約する男性は女性の右に、講壇前に立つ)
これより( )と( )の婚約式を執り行います。
2 聖 書
*次のうちから選んで朗読する。ヨハネ15・1~10、Ⅰコリント13・1~13、Ⅰペテロ1・13~23、Ⅰヨハネ4・7~19)。
ヨハネの福音書15章1~10節
「わたしはまことのぶどうの木、わたしの父は農夫です。わたしの枝で実を結ばないものはすべて、父がそれを取り除き、実を結ぶものはすべて、もっと多く実を結ぶように、刈り込みをなさいます。あなたがたは、わたしがあなたがたに話したことばによって、すでにきよいのです。わたしにとどまりなさい。わたしもあなたがたの中にとどまります。枝がぶどうの木にとどまっていなければ、自分では実を結ぶことができないのと同じように、あなたがたもわたしにとどまっていなければ、実を結ぶことはできません。わたしはぶどうの木、あなたがたは枝です。人がわたしにとどまり、わたしもその人にとどまっているなら、その人は多くの実を結びます。わたしを離れては、あなたがたは何もすることができないのです。わたしにとどまっていなければ、その人は枝のように投げ捨てられて枯れます。人々がそれを集めて火に投げ込むので、燃えてしまいます。あなたがたがわたしにとどまり、わたしのことばがあなたがたにとどまっているなら、何でも欲しいものを求めなさい。そうすれば、それはかなえられます。あなたがたが多くの実を結び、わたしの弟子となることによって、わたしの父は栄光をお受けになります。父がわたしを愛されたように、わたしもあなたがたを愛しました。わたしの愛にとどまりなさい。わたしがわたしの父の戒めを守って、父の愛にとどまっているのと同じように、あなたがたもわたしの戒めを守るなら、わたしの愛にとどまっているのです。」
ヨハネの手紙第一、4章7~19節
「愛する者たち。私たちは互いに愛し合いましょう。愛は神から出ているのです。愛がある者はみな神から生まれ、神を知っています。愛のない者は神を知りません。神は愛だからです。神はそのひとり子を世に遣わし、その方によって私たちにいのちを得させてくださいました。それによって神の愛が私たちに示されたのです。私たちが神を愛したのではなく、神が私たちを愛し、私たちの罪のために、宥めのささげ物としての御子を遣わされました。ここに愛があるのです。愛する者たち。神がこれほどまでに私たちを愛してくださったのなら、私たちもまた、互いに愛し合うべきです。いまだかつて神を見た者はいません。私たちが互いに愛し合うなら、神は私たちのうちにとどまり、神の愛が私たちのうちに全うされるのです。神が私たちに御霊を与えてくださったことによって、私たちが神のうちにとどまり、神も私たちのうちにとどまっておられることが分かります。私たちは、御父が御子を世の救い主として遣わされたのを見て、その証しをしています。だれでも、イエスが神の御子であると告白するなら、神はその人のうちにとどまり、その人も神のうちにとどまっています。私たちは自分たちに対する神の愛を知り、また信じています。神は愛です。愛のうちにとどまる人は神のうちにとどまり、神もその人のうちにとどまっておられます。こうして、愛が私たちにあって全うされました。ですから、私たちはさばきの日に確信を持つことができます。この世において、私たちもキリストと同じようであるからです。愛には恐れがありません。全き愛は恐れを締め出します。恐れには罰が伴い、恐れる者は、愛において全きものとなっていないのです。私たちは愛しています。神がまず私たちを愛してくださったからです。」
3 祈 り
愛と恵みの源である父よ。あなたの美しい摂理によって、今この男性と女性とは、婚約しようとしています。ここに至るまでの導きと守りを感謝します。どうかキリストにあって、両人の約束を誠実なものとしてくださいますように。
救い主イエス・キリストの御名によって祈ります。
4 式 辞
婚約とは、神のみこころを祈り求め、結婚に備えて約束することです。
婚約する両名は、聖なる恵みの神の御前に交わりを純潔に保ち、愛と理解を深め、御霊に導かれて、結婚に備えてください。
5 約 束
( )と( )、あなたがたは、いま婚約するにあたり、主イエス・キリストがその教会を愛された聖なる愛にならって、今後の交わりを、神と人との前に聖く保つことを約束しますか。(二人そろって――約束いたします)
*ここで、聖書や指輪などの記念品を授受してもよい。
*ここで、説教/奨励をしてもよい。
6 祈 り
天地を統べ治めている神よ。いま、この兄弟と姉妹とは、誠実な約束をもって婚約いたしました。二人が、引き続いてあなたのみこころを祈り求め、今後の交わりにおいて、主イエス・キリストの愛を深く知り、教会と人々に仕え、喜びに満ちた結婚の日を待ち望むことができますように。
主イエス・キリストの御名によって祈ります。
7 賛美または頌栄
8 祝祷または主の祈り
*婚約者を会衆に紹介する。
2 結婚式
*敬称は司式者の判断により適宜用いるものとする。
*花婿は、事前に入場するか、所定の位置に着く。花嫁は、入場口に控える。
1 序 言
これより、( )と( )の結婚の誓約式を執り行います。
ともに、父、御子、御霊なる三位一体の神を礼拝しましょう。
2 招きのことば
*創世1・27~28、へブル13・15、Ⅰヨハネ4・16、黙示録19・7~8等、適切な個所を選ぶ。
創世記1章27~28節
「神は人をご自身のかたちとして創造された。神のかたちとして人を創造し、男と女に彼らを創造された。神は彼らを祝福された。神は彼らに仰せられた。『生めよ。増えよ。地に満ちよ。地を従えよ。海の魚、空の鳥、地の上を這うすべての生き物を支配せよ。』」
へブル人への手紙13章15節
「私たちはイエスを通して、賛美のいけにえ、御名をたたえる唇の果実を、絶えず神にささげようではありませんか。」
ヨハネの手紙第一、4章16節
「私たちは自分たちに対する神の愛を知り、また信じています。神は愛です。愛のうちにとどまる人は神のうちにとどまり、神もその人のうちにとどまっておられます。」
ヨハネの黙示録19章7~8節
「私たちは喜び楽しみ、神をほめたたえよう。子羊の婚礼の時が来て、花嫁は用意ができたのだから。花嫁は、輝くきよい亜麻布をまとうことが許された。その亜麻布とは、聖徒たちの正しい行いである。」
3 花嫁入場
花嫁が入場いたします。皆様、ご起立の上、お迎えください。
4 賛美の歌
賛美歌( )をもって主を賛美しましょう。
ご着席ください。
5 結婚の教え
私たちは今、( )と( )の結婚の証人として、主なる神の御前に集っています。結婚は、神がご自身の栄光をあらわし、また人類を祝福するために定めたものです。すなわち、「男はその父母を離れ、妻と結び合い、ふたりは一体となる」のです。
また結婚は、主イエスが教会に対して示される愛を映し出しています。キリストは教会を愛するゆえに、いのちをささげ、これを守り養い、再び来られるとき、傷も汚れもない花嫁としての教会を迎えてくださるのです。この姿にならい、キリストの名において契約を結ぶこの男女は、ご自身の似像(にすがた)に人間を創造された神の喜びにあずかり、キリストが教会に対して示された愛をあらわし、キリストのからだなる教会と健全なる社会の形成に寄与するのです。その目的を達成するため、互いに対する純潔を守り、尊敬と思いやりをもって互いに愛し合い、協力して家庭を築くことが求められています。
また、みこころにより賜物として子どもを与えられるとき、これを神の契約の子として、みことばに従い、いつくしみ育てるのです。
願わくは、カナで結婚式を祝われた私たちの主イエス・キリストが、聖霊をとおして、この結婚式にご臨在くださり、誓約をする二人とその証人となる私たちに平安と喜びを与えてくださいますように。
6 祈 り
恵み深い天の父なる神様。あなたの恵みの中で、この世に生を受け、家族、親族、そして友人たちの愛に囲まれて育った二人の男女が、今、あなたと証人たちの前で結婚の誓約をしようとしています。二人がこの日を迎えることのできた大きな幸いを覚えて、心より感謝をささげます。
全能の主よ。あなたを離れては、人と人との結び目は弱く、聖さを保つことはできません。それゆえ、聖霊なる神がご臨在くださり、二人の結婚の誓約を真実なものとしてください。キリストの恵みで二人を満たし、愛と喜びで結びつけてください。
主イエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン。
7 結婚に関する聖書の教え
*以下の箇所からふさわしい個所を選ぶ(創世2・15、18~25、詩篇128篇、雅歌8・6~7、ヨハネ2・1~11、15・9~12、Ⅰコリント13・4~8、13、エペソ5・1~2、21~33、ピリピ1・9~11、コロサイ3・12~17、Ⅰペテロ3・1~12、Ⅰヨハネ4・7~13)。
創世記2章15、18~25節
「神である【主】は人を連れて来て、エデンの園に置き、そこを耕させ、また守らせた。……また、神である【主】は言われた。『人がひとりでいるのは良くない。わたしは人のために、ふさわしい助け手を造ろう。』神である【主】は、その土地の土で、あらゆる野の獣とあらゆる空の鳥を形造って、人のところに連れて来られた。人がそれを何と呼ぶかをご覧になるためであった。人がそれを呼ぶと、何であれ、それがその生き物の名となった。人はすべての家畜、空の鳥、すべての野の獣に名をつけた。しかし、アダムには、ふさわしい助け手が見つからなかった。神である【主】は、深い眠りを人に下された。それで、人は眠った。主は彼のあばら骨の一つを取り、そのところを肉でふさがれた。神である【主】は、人から取ったあばら骨を一人の女に造り上げ、人のところに連れて来られた。人は言った。『これこそ、ついに私の骨からの骨、私の肉からの肉。これを女と名づけよう。男から取られたのだから。』それゆえ、男は父と母を離れ、その妻と結ばれ、ふたりは一体となるのである。そのとき、人とその妻はふたりとも裸であったが、恥ずかしいとは思わなかった。」
詩篇128篇
「幸いなことよ、【主】を恐れ、主の道を歩むすべての人は。あなたがその手で労した実りを食べること、それはあなたの幸い、あなたへの恵み。あなたの妻は、家の奥で、たわわに実るぶどうの木のようだ。あなたの子どもたちは、食卓を囲むとき、まるでオリーブの若木のようだ。見よ、【主】を恐れる人は、確かに、このように祝福を受ける。【主】がシオンからあなたを祝福されるように。あなたは、いのちの日の限り、エルサレムへのいつくしみを見よ。あなたの子らの子たちを見よ。イスラエルの上に平和があるように。」
ヨハネの福音書2章1~11節
「それから三日目に、ガリラヤのカナで婚礼があり、そこにイエスの母がいた。イエスも弟子たちも、その婚礼に招かれていた。ぶどう酒がなくなると、母はイエスに向かって『ぶどう酒がありません』と言った。すると、イエスは母に言われた。『女の方、あなたはわたしと何の関係がありますか。わたしの時はまだ来ていません。』母は給仕の者たちに言った。『あの方が言われることは、何でもしてください。』そこには、ユダヤ人のきよめのしきたりによって、石の水がめが六つ置いてあった。それぞれ、二あるいは三メトレテス入りのものであった。イエスは給仕の者たちに言われた。『水がめを水でいっぱいにしなさい。』彼らは水がめを縁までいっぱいにした。イエスは彼らに言われた。『さあ、それを汲んで、宴会の世話役のところに持って行きなさい。』彼らは持って行った。宴会の世話役は、すでにぶどう酒になっていたその水を味見した。汲んだ給仕の者たちはそれがどこから来たのかを知っていたが、世話役は知らなかった。それで、花婿を呼んで、こう言った。『みな、初めに良いぶどう酒を出して、酔いが回ったころに悪いのを出すものだが、あなたは良いぶどう酒を今まで取っておきました。』イエスはこれを最初のしるしとしてガリラヤのカナで行い、ご自分の栄光を現された。それで、弟子たちはイエスを信じた。」
ヨハネの福音書15章9~12節
「父がわたしを愛されたように、わたしもあなたがたを愛しました。わたしの愛にとどまりなさい。わたしがわたしの父の戒めを守って、父の愛にとどまっているのと同じように、あなたがたもわたしの戒めを守るなら、わたしの愛にとどまっているのです。わたしの喜びがあなたがたのうちにあり、あなたがたが喜びで満ちあふれるようになるために、わたしはこれらのことをあなたがたに話しました。わたしがあなたがたを愛したように、あなたがたも互いに愛し合うこと、これがわたしの戒めです。」
コリント人への手紙第一、13章4~8、13節
「愛は寛容であり、愛は親切です。また人をねたみません。愛は自慢せず、高慢になりません。礼儀に反することをせず、自分の利益を求めず、苛立たず、人がした悪を心に留めず、不正を喜ばずに、真理を喜びます。すべてを耐え、すべてを信じ、すべてを望み、すべてを忍びます。愛は決して絶えることがありません。預言ならすたれます。異言ならやみます。知識ならすたれます。……こういうわけで、いつまでも残るのは信仰と希望と愛、これら三つです。その中で一番すぐれているのは愛です。」
エペソ人への手紙5章1~2節、21~33節
「ですから、愛されている子どもらしく、神に倣う者となりなさい。また、愛のうちに歩みなさい。キリストも私たちを愛して、私たちのために、ご自分を神へのささげ物、またいけにえとし、芳ばしい香りを献げてくださいました。
キリストを恐れて、互いに従い合いなさい。妻たちよ。主に従うように、自分の夫に従いなさい。キリストが教会のかしらであり、ご自分がそのからだの救い主であるように、夫は妻のかしらなのです。教会がキリストに従うように、妻もすべてにおいて夫に従いなさい。
夫たちよ。キリストが教会を愛し、教会のためにご自分を献げられたように、あなたがたも妻を愛しなさい。キリストがそうされたのは、みことばにより、水の洗いをもって、教会をきよめて聖なるものとするためであり、ご自分で、しみや、しわや、そのようなものが何一つない、聖なるもの、傷のないものとなった栄光の教会を、ご自分の前に立たせるためです。同様に夫たちも、自分の妻を自分のからだのように愛さなければなりません。自分の妻を愛する人は自分自身を愛しているのです。いまだかつて自分の身を憎んだ人はいません。むしろ、それを養い育てます。キリストも教会に対してそのようになさるのです。私たちはキリストのからだの部分だからです。
『それゆえ、男は父と母を離れ、その妻と結ばれ、ふたりは一体となるのである。』この奥義は偉大です。私は、キリストと教会を指して言っているのです。それはそれとして、 あなたがたもそれぞれ、自分の妻を自分と同じように愛しなさい。 妻もまた、自分の夫を敬いなさい。」
コロサイ人への手紙3章12~17節
「ですから、あなたがたは神に選ばれた者、聖なる者、愛されている者として、深い慈愛の心、親切、謙遜、柔和、寛容を着なさい。互いに忍耐し合い、だれかがほかの人に不満を抱いたとしても、互いに赦し合いなさい。主があなたがたを赦してくださったように、あなたがたもそうしなさい。そして、これらすべての上に、愛を着けなさい。愛は結びの帯として完全です。キリストの平和が、あなたがたの心を支配するようにしなさい。そのために、あなたがたも召されて一つのからだとなったのです。また、感謝の心を持つ人になりなさい。キリストのことばが、あなたがたのうちに豊かに住むようにしなさい。知恵を尽くして互いに教え、忠告し合い、詩と賛美と霊の歌により、感謝をもって心から神に向かって歌いなさい。ことばであれ行いであれ、何かをするときには、主イエスによって父なる神に感謝し、すべてを主イエスの名において行いなさい。」
ヨハネの手紙第一、4章7~13節
「愛する者たち。私たちは互いに愛し合いましょう。愛は神から出ているのです。愛がある者はみな神から生まれ、神を知っています。愛のない者は神を知りません。神は愛だからです。神はそのひとり子を世に遣わし、その方によって私たちにいのちを得させてくださいました。それによって神の愛が私たちに示されたのです。私たちが神を愛したのではなく、神が私たちを愛し、私たちの罪のために、宥めのささげ物としての御子を遣わされました。ここに愛があるのです。愛する者たち。神がこれほどまでに私たちを愛してくださったのなら、私たちもまた、互いに愛し合うべきです。いまだかつて神を見た者はいません。私たちが互いに愛し合うなら、神は私たちのうちにとどまり、神の愛が私たちのうちに全うされるのです。神が私たちに御霊を与えてくださったことによって、私たちが神のうちにとどまり、神も私たちのうちにとどまっておられることが分かります。」
*ここで「説教・奨励」と「説教・奨励に続く祈り」を行うこともできる。
8 両親の同意
*結婚する当事者が法律上両親等の同意を必要とする場合。父母は起立。
主なる神の御前に立つ二人は、今、その父・母を離れ、新しい家庭を築こうとしています。あなたがたはこの二人の門出を祝福し、これからも二人を見守り、二人のために祈り支えますか。(はい。支えます)
9 誓 約
結婚の誓約をしていただきます。
①司式者の問いかけに応えて誓約する場合
花婿に―(花婿の名前)、あなたは、自らを(花嫁の名前)の夫としてささげ、健やかなる時も病める時も、富める時も貧しき時も、順境の日にも逆境の日にも、いのちの限り彼女を愛し、真実と誠を尽くすことを神と証人の前に誓いますか。(花婿「はい、誓います」)
花嫁に―(花嫁の名前)、あなたは、自らを(花婿の名前)の妻としてささげ、健やかなる時も病める時も、富める時も貧しき時も、順境の日にも逆境の日にも、いのちの限り彼を愛し、真実と誠を尽くすことを神と証人の前に誓いますか。(花嫁「はい、誓います」)
②二人で相互に誓約し合う場合
花婿―私(花婿の名前)は(花嫁の名前)あなたと結婚して妻とします。私は、愛のある誠実な夫となり、富める時も乏しい時も、喜びの日にも悲しみの日にも、健やかな時も病める時も、あなたを愛し、敬い、慰め、助け、いのちの限り堅く節操を守ることを、神と証人たちとの前で誓約します。
花嫁―私(花嫁の名前)は(花婿の名前)あなたと結婚して夫とします。私は、愛のある誠実な妻となり、富める時も乏しい時も、喜びの日にも悲しみの日にも、健やかな時も病める時も、あなたを愛し、敬い、慰め、助け、いのちの限り堅く節操を守ることを、神と証人たちとの前で誓約します。
*司式者のリードに従って、相互に言い交すこともできる。
10 指輪の交換
誓約のしるしとして、指輪の交換をいたします。
*相手に指輪をはめつつ、相互に言い合う。
「この指輪をもって、あなたへの愛を証しします。
*花婿は、花嫁のヴェールを上げる。
11 結婚の宣言
( )、( )。あなたがたは今、神と証人との前で、互いへの愛と忠誠を誓いました。それゆえ私は、父・子・聖霊の御名によって、あなた方が夫婦であることを宣言します。神が結び合わせたものを、人が引き離してはなりません。
12 祝福の祈り
①あわれみ深い主よ。ここに夫婦となる誓約を立てた二人に豊かな恵みをお与えください。二人がいのちの限り、信仰と愛をもって互いに助け合い、主にある家庭を築き、神の民である教会を建て上げることができますように。また、隣人を愛し、キリストの祝福を人々に伝え、「世の光・地の塩」として健全なる社会の形成に寄与することで、主のご栄光を豊かに現わすことができますように。
恵みの主イエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン
②永遠の神、この天地を造り、いのちと救いを与え、すべての良きもので満たしてくださる主よ。あなたの眼差しを、あなたが造り、贖われた世界に向け、ことに、今日結婚の誓約をした( )と( )に注いでください。
あなたが、この二人に知恵と、互いに仕える思いを与えてください。互いに、弱い時には力となり、悩む時には相談役となり、悲しみの時には慰め手となり、喜びの内に伴侶として歩むことができますよう、力づけてください。神よ、どうぞ彼らの思いを、あなたのみこころに結びつけ、彼らの霊をあなたの御霊に結びつけてください。
そして、地上の命の日の限り、彼らがあなたに固く結ばれ、愛と平和の内に成長し続けることができるよう、導いてください。互いに傷つけ合う時には、あなたが恵みを与えてくださり、自らの非を認め、欠けを告白し、互いに赦し合い、あなたの御赦しを得ることができますように。
罪で満ちたこの世にあって、二人の歩みがキリストの愛の証しとなりますよう、導いてください。不和に代わって一致が、罪に代わって赦しが、絶望に代わって喜びがもたらされますように。この夫婦の愛が、隣人への愛へと広がってゆきますように。
みこころであるならば、二人に賜物として子どもをお与えください。子どもがあなたを知り、あなたを愛し、あなたに仕えることができるよう、育てる知恵をもお与えください。
主なる神よ、今日ここに集うすべての証人たちを祝福してください。すでに結婚している者たちが、結婚の誓約を思い起こし、新たに歩み出すことができますように。夫も妻も、親も子どもも、互いに愛し、支え合い、仕え合うことで、あなたの御国のしるしとなりますよう、恵みで満たしてください。
キリストによる愛が、私たちを結びつけてくださり、聖霊による平和と正義が、この地上にもたらされますように。私たちの主イエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン。
*署名を行う場合は、ここで実施する。
13 聖書(説教・奨励箇所)
14 説教・奨励
15 説教・奨励に続く祈り
16 賛美の歌
賛美歌( )をもって主を賛美します。ご起立ください。
17 頌 栄
賛美歌( )をもって主をほめたたえたのち、祝祷(祝福の祈り)をいたします。
18 祝 祷
人知をはるかに超えたキリストの愛が、今ここに結婚の誓約をした二人の思いと心とを溢れるほどに満たしてくださいますように。
仰ぎ願わくは、私たちの救い主イエス・キリストの恵み、父なる神の愛、聖霊の親しき交わりが、今日主と証人との前で結婚の誓約を立てた二人と、そのご家族・親族・友人たち、( )教会・( )教会をはじめ、ここに集った全ての方々に、永遠(とこしえ)に豊かにありますように。アーメン。
19 アーメン唱または後奏
20 新郎新婦退場
新郎新婦が退場いたします。拍手をもってお送りください。
11 葬 儀
キリスト教の葬儀について
1 葬儀の必要性
この地上での歩みを終えたキリスト者の霊は神の平安のうちにある。また、その体は、救い主の再臨の時、栄光のうちに復活することを聖書は約束する。それゆえ、その亡骸を丁重に葬ることはキリスト者として正しい行為であるばかりか、地上に残された者や教会の役割であるとも言える。このことは、アブラハムが妻サラの墓地としてマクペラにあるエフロンの畑地を購入したこと、ユダの歴代の王がシオンの墓地に埋葬されたこと、また救い主が墓に葬られたことからも明らかである。
2 葬儀の意味
葬儀には次のような意味がある。
第一に、葬儀は、共同体としての教会が、遺族や故人と交わりのあった人々のために、慰めと支えを神に祈り求める営みである。それゆえ、キリスト者の葬儀においては、遺族や友人の悲しみや寂しさに配慮しつつも、すでに神のみもとにある故人の霊が全き平安に包まれていること、死が一時的な別れにすぎないこと、故人はとこしえに神と聖徒らとの交わりにあることを確認する。
第二に、葬儀は、故人の地上での歩みを振り返り、その徳と業績をしのびつつ、故人を愛しその歩みを導き祝福された神をほめたたえる営みである。ゆえに、葬儀が故人への礼拝となることや、単に故人の功績をたたえる時とならないよう配慮し、故人に対して供物をしたり、遺影や亡骸に向かって語り掛けたり、献花あるいは飾花が焼香の代わりとなることがないよう司式者は参列者を導く。
第三に、葬儀は、この地上にある者が救い主イエス・キリストにある罪の贖いと復活の希望を確認する営みである。地上での歩みは、すべてにおいて最善をなしてくださる神のご計画といつくしみに満ちた御手のうちにあることを覚え、一人ひとりが自らの信仰を新たにするとともに、教会が福音を証しする機会とする。
3 注意点
ここには葬儀の諸式として、枕頭の祈り、納棺の祈り、前夜式、葬式、火葬前の祈り、収骨の祈り、納骨式、記念式の式文を収めたが、これらはあくまでも指針であり、状況に応じて司式者(通常は教師または教師試補)は順序や内容を変更・省略することができる。呼称については、「兄弟」「姉妹」「さん」等を適宜用いるか、省いてもよい。司式者は遺族や葬儀社と十分に事前の打ち合わせを行い、非聖書的な行為や文言が葬儀で用いられることのないよう細心の注意を払う。
なお、故人が未信者である場合は、あたかもその者が天の御国へ凱旋したかのような印象を与えることばや、死後に再び救いの機会が与えられるかのような表現は避けつつも、地上における神の恵み深い導きに感謝する。
1 枕頭の祈り
*枕頭の祈りは、牧師と遺族・近親者が愛する者の死の現実をともに受け入れ、主の助けと導きのうちに葬儀が進むように祈ることであり、死の厳粛さと天にある希望を確認することである。
1 聖 書
*次のうちから選んで朗読するのもよい。(ヨブ1・21、詩篇17篇、詩篇46篇、Ⅱコリント4・16~18)。
ヨブ記1章21節
「私は裸で母の胎から出て来た。また裸でかしこに帰ろう。【主】は与え、【主】は取られる。【主】の御名はほむべきかな。」
詩篇46篇
「神は、われらの避け所、また力。苦しむとき、そこにある強き助け。それゆえ、われらは恐れない。たとえ地が変わり、山々が揺れ、海のただ中に移るとも。たとえその水が立ち騒ぎ、泡立っても、その水かさが増し、山々が揺れ動いても。川がある。その豊かな流れは、神の都を喜ばせる。いと高き方のおられる、その聖なる所を。神はそのただ中におられ、その都は揺るがない。神は朝明けまでに、これを助けられる。国々は立ち騒ぎ、諸方の王国は揺らぐ。神が御声を発せられると、地は溶ける。万軍の【主】はわれらとともにおられる。ヤコブの神はわれらの砦である。来て、見よ。【主】のみわざを。主は、地で恐るべきことをなされた。主は地の果てまでも戦いをやめさせる。弓をへし折り、槍を断ち切り、戦車を火で焼かれる。『やめよ。知れ。わたしこそ神。わたしは国々の間であがめられ、地の上であがめられる。』万軍の【主】はわれらとともにおられる。ヤコブの神はわれらの砦である。」
コリント人への手紙第二、4章16~18節
「ですから、私たちは落胆しません。たとえ私たちの外なる人は衰えても、内なる人は日々新たにされています。私たちの一時の軽い苦難は、それとは比べものにならないほど重い永遠の栄光を、私たちにもたらすのです。私たちは見えるものにではなく、見えないものに目を留めます。見えるものは一時的であり、見えないものは永遠に続くからです。」
2 祈 り
恵みに富みたもう神よ。あなたは、( )の生涯を導き、愛する家族や友人、教会の交わりを与え、祝福してくださいました。今、私たちは( )が地上の旅路を終え、あなたのみもとに召されたことを厳粛に受けとめます。それとともに、( )が、今やあなたの恵みの御手のうちに守られていることを信じて、御名をあがめます。
しかし、愛する者の死を目の前にする者たちの悲しみは深く、絶えがたいものがあります。どうか、悲しみの中にある者たちに、あなたの豊かな慰めと平安をお与えください。そして、これから執り行われる一つ一つの事柄を導き、あなたの栄光を現してください。
主イエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン。
《未信者の場合》
恵みに富みたもう神よ。あなたは、( )の生涯を導き、愛する家族や友人、教会の交わりを与え、祝福してくださいました。今、私たちは( )が地上の旅路を終えたことを厳粛に受けとめます。それとともに、( )が、今やあなたの恵みの御手のうちに守られていることを信じて、御名をあがめます。
しかし、愛する者の死を目の前にする者たちの悲しみは深く、絶えがたいものがあります。そして、これから執り行われる一つ一つの事柄を導き、あなたの栄光を現してください。
主イエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン。
2 納棺の祈り(納棺式)
*死後、遺族・近親者とともに納棺する際、納棺の祈り(納棺式)を行う。この営みは、死者のすべてを神にゆだねる信仰を強める時となる。
*通常、病院、あるいは自宅にて行われる。周りに異教的な飾りつけがなされないよう注意する。
1 聖 書
*次のうちから選んで朗読するのも良い(詩篇23篇、ヨハネ14・1~6、ピリピ3・20~21)。
詩篇23篇
「【主】は私の羊飼い。私は乏しいことがありません。主は私を緑の牧場に伏させ、いこいのみぎわに伴われます。主は私のたましいを生き返らせ、御名のゆえに、私を義の道に導かれます。たとえ、死の陰の谷を歩むとしても、私はわざわいを恐れません。あなたが、ともにおられますから。あなたのむちとあなたの杖、それが私の慰めです。私の敵をよそに、あなたは私の前に食卓を整え、頭に香油を注いでくださいます。私の杯は、あふれています。まことに、私のいのちの日の限り、いつくしみと恵みが、私を追って来るでしょう。私はいつまでも、【主】の家に住まいます。」
ヨハネの福音書14章1~6節
「あなたがたは心を騒がせてはなりません。神を信じ、またわたしを信じなさい。わたしの父の家には住む所がたくさんあります。そうでなかったら、あなたがたのために場所を用意しに行く、と言ったでしょうか。わたしが行って、あなたがたに場所を用意したら、また来て、あなたがたをわたしのもとに迎えます。わたしがいるところに、あなたがたもいるようにするためです。わたしがどこに行くのか、その道をあなたがたは知っています。」トマスはイエスに言った。『主よ、どこへ行かれるのか、私たちには分かりません。どうしたら、その道を知ることができるでしょうか。』イエスは彼に言われた。『わたしが道であり、真理であり、いのちなのです。わたしを通してでなければ、だれも父のみもとに行くことはできません。』」
ピリピ人への手紙3章20~21節
「私たちの国籍は天にあります。そこから主イエス・キリストが救い主として来られるのを、私たちは待ち望んでいます。キリストは、万物をご自分に従わせることさえできる御力によって、私たちの卑しいからだを、ご自分の栄光に輝くからだと同じ姿に変えてくださいます。」
2 祈 り
天地の造り主、全能の神よ。イエス・キリストは十字架で死なれ、そののち、愛する弟子たちに、そのなきがらを葬ることをゆだねられました。私たちは、今地上の生涯を終え、みもとに召された( )のなきがらを棺(ひつぎ)に納めるため、このところに集まりました。
主よ。あなたは( )を教会に受け入れ、永遠のいのちを授けてくださいました。( )が今やこの世の苦しみと悩みから解き放たれ、全き平安と慰めの中に移されたことを信じて、感謝いたします。
私たちは、今そのなきがらを前にして、哀惜(あいせき)の思いを深くしています。どうか、尽きぬ涙の中にも、主の恵みを仰ぎ、地上における別れをうやうやしく行わせてください。
また、嘆く者をあわれみ、死に勝ちたまえる主のみことばによって、慰めを豊かに与えてください。これから行われる一切のことを導き、栄光を現してくださいますように。
主イエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン。
《未信者の場合》
天地の造り主、全能の神よ。イエス・キリストは十字架で死なれ、墓に葬られました。私たちは、いま地上の生涯を終えた( )のなきがらを棺(ひつぎ)に納めるため、このところに集まりました。
主よ。私たちは、今そのなきがらを前にして、哀惜(あいせき)の思いを深くしています。どうか、尽きぬ涙の中にも、主の恵みを仰がせてください。
また、嘆く者をあわれみ、死に勝ちたまえる主のみことばによって、慰めを豊かに与えてください。これから行われる一切のことを導き、栄光を現してくださいますように。
主イエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン。
3 賛美の歌
4 納 棺
5 終 祷
いのちの源である主よ。私たちは、( )の納棺を終えることができたことを感謝いたします 。
主イエスは言われました 。「わたしは彼らに永遠のいのちを与えます。彼らは永遠に、決して滅びることがなく、また、だれも彼らをわたしの手から奪い去りはしません」(ヨハネ10・28)。このお約束を心から信じる私たちに、平安を与えてください。アーメン。
《未信者のための祈り》
いのちの源である主よ。私たちは、( )の納棺を終えることができたことを感謝いたします。これから葬式に備える私たちに、平安と慰めをお与えください。アーメン。
3 前夜式
*前夜式は、葬式の前夜に行う。いわゆる仏式の「通夜」に当たるものではないので、これを省略することも可能である。
*実施する場合は、遺体に向かって合掌、拝礼しない旨、および飾花をする場合、それが故人へささげるものではない旨、参列者に伝えるとよい。
*また、偶像崇拝とならぬよう、写真はやめるか、正面を外して掲げるのがよい。説教は遺体に向かい語りかけぬよう注意する。
1 祈 り(黙祷)
2 聖 書
*次のうちから選んで朗読する(ヨハネ10・28、11・7~27、14・1~4、Ⅱコリント4・7~18、5・1~10)。
ヨハネの福音書10章28節
「わたしは彼らに永遠のいのちを与えます。彼らは永遠に、決して滅びることがなく、また、だれも彼らをわたしの手から奪い去りはしません。」
コリント人への手紙第二、4章7~18節
「私たちは、この宝を土の器の中に入れています。それは、この測り知れない力が神のものであって、私たちから出たものではないことが明らかになるためです。私たちは四方八方から苦しめられますが、窮することはありません。途方に暮れますが、行き詰まることはありません。迫害されますが、見捨てられることはありません。倒されますが、滅びません。私たちは、いつもイエスの死を身に帯びています。それはまた、イエスのいのちが私たちの身に現れるためです。私たち生きている者は、イエスのために絶えず死に渡されています。それはまた、イエスのいのちが私たちの死ぬべき肉体において現れるためです。こうして、死は私たちのうちに働き、いのちはあなたがたのうちに働いているのです。『私は信じています。それゆえに語ります』と書かれているとおり、それと同じ信仰の霊を持っている私たちも、信じているゆえに語ります。主イエスをよみがえらせた方が、私たちをもイエスとともによみがえらせ、あなたがたと一緒に御前に立たせてくださることを知っているからです。すべてのことは、あなたがたのためであり、恵みがますます多くの人々に及んで感謝が満ちあふれ、神の栄光が現れるようになるためなのです。
ですから、私たちは落胆しません。たとえ私たちの外なる人は衰えても、内なる人は日々新たにされています。私たちの一時の軽い苦難は、それとは比べものにならないほど重い永遠の栄光を、私たちにもたらすのです。私たちは見えるものにではなく、見えないものに目を留めます。見えるものは一時的であり、見えないものは永遠に続くからです。」
コリント人への手紙第二、5章1~10節
「たとえ私たちの地上の住まいである幕屋が壊れても、私たちには天に、神が下さる建物、人の手によらない永遠の住まいがあることを、私たちは知っています。私たちはこの幕屋にあってうめき、天から与えられる住まいを着たいと切望しています。その幕屋を脱いだとしても、私たちは裸の状態でいることはありません。確かにこの幕屋のうちにいる間、私たちは重荷を負ってうめいています。それは、この幕屋を脱ぎたいからではありません。死ぬはずのものが、いのちによって?み込まれるために、天からの住まいを上に着たいからです。そうなるのにふさわしく私たちを整えてくださったのは、神です。神はその保証として御霊を下さいました。ですから、私たちはいつも心強いのです。ただし、肉体を住まいとしている間は、私たちは主から離れているということも知っています。私たちは見えるものによらず、信仰によって歩んでいます。
私たちは心強いのですが、むしろ肉体を離れて、主のみもとに住むほうがよいと思っています。そういうわけで、肉体を住まいとしていても、肉体を離れていても、私たちが心から願うのは、主に喜ばれることです。私たちはみな、善であれ悪であれ、それぞれ肉体においてした行いに応じて報いを受けるために、キリストのさばきの座の前に現れなければならないのです。」
3 賛美の歌
4 祈 り
天にまします神よ。ある者には親族、ある者には兄弟・姉妹、ある者には同僚、ある者には友である( )は、なきがらを後にして、私たちの目の前から去りました。この突然の出来事に直面し、私たちは事柄のすべてを理解することができません。
けれども、私たちはあなたの支配と摂理とを信じます。あなたが最善をなしたもうお方であることを信じます。あなたのご慈愛を信じます。あなたがすべてを知りたもうことを信じます。
私たちがなお悲しみ苦しんでも、やがて( )の旅路をしのび、その足跡を尋ねるうちに、みこころを知ることができますように。そして、あなたが確かに( )を救い、今確かに天の栄光のうちに憩わせ、守っていてくださるみわざを仰ぎ見て、御名を賛美させてください。
願わくは、主にある信仰と平安が、ご遺族を慰め、励まし、地上から天上へと打ち開かれた聖徒の交わりを思って、この夕べを記念させてください。
救い主イエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン。
《未信者のための祈り》
天にまします神よ。ある者には家族・親族、ある者には同僚、ある者には友である( )は、なきがらを後にして、私たちの目の前から去りました。この突然の出来事に直面し、私たちは事柄のすべてを理解することができません。
けれども、私たちはあなたの支配と摂理とを信じます。あなたが最善をなしたもうお方であることを信じます。あなたのご慈愛を信じます。あなたがすべてを知りたもうことを信じます。
私たちがなお悲しみ苦しんでも、やがて( )の旅路をしのび、その足跡を尋ねるうちに、みこころを知ることができますように。
願わくは、ご遺族を慰め、励まし、この夕べを記念させてください。
救い主イエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン。
5 説 教
6 祈 り
7 賛美の歌
8 終 祷
神の限りなき平安が主イエス・キリストにあってあなたがたの心と思いとを守られますように。主イエス・キリストの恵み、父なる神の愛、聖霊の親しき交わりが、ご遺族の上に、また、ここに集ったすべての方に、今より後、永遠にありますよう。アーメン。
9 報 告
4 葬 式
これより( )の葬式を執り行います。残された身体(からだ)を拝むことなく、主なる神を礼拝しましょう。
1 聖 書
*以下に示す箇所など、適切な聖書箇所を朗読する(ヨブ1・21、詩篇30・4~5、73・24~26、28、詩篇139・7~12、イザヤ25・8~9、ヨハネ11・25~26、Ⅰコリント15・54後半~55、ピリピ3・20、コロサイ2・12~13、Ⅱテモテ2・11~13、黙示録1・17~18)。
*子どもの場合(詩篇103・13、イザヤ40・1、66・13、ゼカリヤ8・3、5)。
ヨブ記1章21節
「私は裸で母の胎から出て来た。また裸でかしこに帰ろう。【主】は与え、【主】は取られる。【主】の御名はほむべきかな。」
詩篇73篇24~26、28節
「あなたは、私を諭して導き、後には栄光のうちに受け入れてくださいます。あなたのほかに、天では、私にだれがいるでしょう。地では、私はだれをも望みません。この身も心も尽き果てるでしょう。しかし、神は私の心の岩、とこしえに、私が受ける割り当ての地。……しかし、私にとって、神のみそばにいることが、幸せです。私は、【神】である主を私の避け所とし、あなたのすべてのみわざを語り告げます。」
イザヤ書25章8~9節
「永久に死を呑み込まれる。【神】である主は、すべての顔から涙をぬぐい取り、全地の上からご自分の民の恥辱を取り除かれる。【主】がそう語られたのだ。その日、人は言う。『見よ。この方こそ、待ち望んでいた私たちの神。私たちを救ってくださる。この方こそ、私たちが待ち望んでいた【主】。その御救いを楽しみ喜ぼう。』」
ヨハネの福音書11章25~26節
「イエスは彼女に言われた。『わたしはよみがえりです。いのちです。わたしを信じる者は死んでも生きるのです。また、生きていてわたしを信じる者はみな、永遠に決して死ぬことがありません。あなたは、このことを信じますか。』」
ピリピ人への手紙3章20~21節
「私たちの国籍は天にあります。そこから主イエス・キリストが救い主として来られるのを、私たちは待ち望んでいます。キリストは、万物をご自分に従わせることさえできる御力によって、私たちの卑しいからだを、ご自分の栄光に輝くからだと同じ姿に変えてくださいます。」
テモテへの手紙第二、2章11~13節
「次のことばは真実です。『私たちが、キリストとともに死んだのなら、キリストとともに生きるようになる。耐え忍んでいるなら、キリストとともに王となる。キリストを否むなら、キリストもまた、私たちを否まれる。私たちが真実でなくても、キリストは常に真実である。ご自分を否むことができないからである。』」
ヨハネの黙示録1章17~18節
「この方を見たとき、私は死んだ者のように、その足もとに倒れ込んだ。すると、その方は私の上に右手を置いて言われた。『恐れることはない。わたしは初めであり、終わりであり、生きている者である。わたしは死んだが、見よ、世々限りなく生きている。また、死とよみの鍵を持っている。』」
*子どもの場合
詩篇103篇13節
「父がその子をあわれむように、【主】は、ご自分を恐れる者をあわれまれる。」
イザヤ書66章13節
「母に慰められる者のように、わたしはあなたがたを慰める。エルサレムであなたがたは慰められる。」
ゼカリヤ書8章3、5節
「──【主】はこう言われる──わたしはシオンに帰り、エルサレムのただ中に住む。エルサレムは、真実の都と呼ばれ、万軍の【主】の山は、聖なる山と呼ばれる。……都の広場は、男の子と女の子でいっぱいになる。子どもたちはその広場で遊ぶ。」
2 式 辞
私たちは、主なる神のみもとに召された敬愛する( )の生涯を思い起こし、悲しみの中にある人々を慰め、いのちを与え、いのちを取られる神への礼拝をささげるために集いました。( )の人生を導き、私たち一人ひとりとの尊い交わりを与えてくださった主なる神に感謝し、主イエスとともにある幸いと、復活の希望を新たにしましょう。
《未信者のための式辞》
私たちは、敬愛する( )の生涯を思い起こし、悲しみの中にある人々を慰めてくださる神への礼拝をささげるために集いました。( )の人生を導き、ここに参列した私たち一人ひとりとの尊い交わりを与えてくださった主なる神に感謝しましょう。
3 賛美の歌
4 祈 り
すべてのものを造り、いのちを与えられる私たちの主イエス・キリストの父なる神よ。私たちの敬愛する( )は、その生涯を全うし、 主よ、あなたのみもとに召されました。
死に打ち勝たれたいのちの主よ。あなたも、死がもたらす悲しみを経験されました。愛する者 を失い、悲しみ の中にある人々を慰めてください。
闇に光を輝かせられる助け主よ 。たとえ今、私たちが悲しみ痛んでいても、明日には喜びの叫びをお与えください。今ここに、( )の生涯を思い、あなたの示された恵みを数えさせてください。私たちに与えられた交わりを覚えて、あなたに感謝させてください。
願わくは、ご遺族にキリストにある平安をお与えくださいますように。
復活の主、 イエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン。
《幼子の場合》
すべてのものを造り、いのちを与えられる私たちの主イエス・キリストの父なる神よ。
あなたのみこころ は、私たちの思いを超えて、はかり知ることはできません。あなたは、限りない愛と恵みによって( )をこの世界に与えてくださいました。しかし、この幼いいのちをあなたはみもとに取られました。私たちは事柄のすべてを理解することができません。あなたの御子イエス・キリストは、私たちに永遠のいのちを与えるために、幼子となられました。そのあわれみの御手に、愛する( )をゆだねさせてください。
今ここに、( )の生涯を思い、あなたの示された恵みを数えさせてください。私たちに与えられた交わりを覚えて、あなたに感謝させてください。
願わくは、ご遺族にキリストにある平安をお与えくださいますように。
復活の主、 イエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン。
《不慮の死の場合》
すべてのものを造り、いのちを与えられる私たちの主イエス・キリストの父なる神よ。
あなたのみこころは、私たちの思いを超えて、はかり知ることはできません。敬愛する( )は、あまりに突然に、悲しみと痛みに満ちたこの世界から取られ、あなたのみもとに移されました。
慰めの主よ。あなたは、愛する者を失った私たちの悲しみと嘆きと痛みをご存知です。どうかその限りない愛の御腕で私たちを受け止め、御前にある永遠の平安で満たしてください。
今ここに、( )の生涯を思い、あなたの示された恵みを数えさせてください。私たちに与えられた交わりを覚えて、あなたに感謝させてください。
願わくは、ご遺族にキリストにある平安をお与えくださいますように。
復活の主、イエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン。
《未信者の場合》
すべてのものを造り、いのちを与えられる私たちの主イエス・キリストの父なる神よ。
あなたのみこころは、私たちの思いを超えて、はかり知ることはできません。敬愛する( )は、悲しみと痛みに満ちたこの世界から取り去られました。
慰めの主よ。あなたは、愛する者を失った私たちの悲しみをご存知です。どうかその限りない愛の御腕で私たちを受け止め、永遠の平安で満たしてください。
今ここに、( )の生涯を思い、あなたの示された恵みを数えさせてください。私たちに与えられた交わりを覚えて、あなたに感謝させてください。
願わくは、ご遺族にキリストにある平安をお与えくださいますように。
復活の主、イエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン。
5 略歴紹介(説教の中に入れても良い)
6 聖 書
*故人の愛唱聖句や葬式に関する遺言に示された箇所。それが明示されていない場合は、司式者が選んだ聖書箇所を朗読する(詩篇16・7~11、詩篇23篇、27篇、103・8~18、121篇、130篇、139・1~14、139・17~18、イザヤ40・28~31、ローマ8・28~34、38~39、Ⅰコリント15・50~58、Ⅱコリント4・1~15、Ⅰテサロニケ4・13~18、Ⅰペテロ1・3~5、黙示録21・1~4)。
*幼子の場合(詩篇23篇、詩篇103・13~17、マタイ18・1~5、マルコ10・13~16、Ⅰヨハネ3・1~3、黙示録21・3~4)。
7 祈 り
変わることのないあわれみをもって私たちを愛し、死の影をいのちの 光に変えてくださる主なる神。
聖書のみことばによって私たちを慰め、励ましてください。そして、キリストにあるいのちの希望を確かなものにしてください。
暗闇と不安、死の別れがもたらす痛みと後悔から私たちを引き上げ、御前にある光と平安に憩わせてください。
復活のいのちをもって死に打ち勝たれた主イエスの御名によって祈ります。アーメン。
8 説 教
9 祈 り(自由祈祷)
*例―いのちの源なる主よ。私たちは、愛する家族・親族の一員、かけがえのない友人、そして、キリストの教会の愛する一員の( )の生涯を覚えてあなたに感謝するために集いました。あなたは、( )をこの世界にお与えくださり、私たちとかけがえのない交わりへと入れてくださいました。それは、ちょうどあなたが私たちを愛し、私たちがあなたに信頼するという愛の交わりに等しいものでした。そして、「主は与え、主は取られる」と聖書にあるように、あなたは( )のいのちを取られ、私たちとの地上における交わりは突然失われました。
主よ、時にはみこころを受け入れるのが困難な時もあります。「主よ、どうしてですか」との叫びが、私たちの涙を枯らす こともあります。
私たちは別れの悲しみとともに、また、死が避けられないことを知っています。いのちと死の尊厳を見つめると同時に、罪に対する刑罰としての死の悲惨さを思います。しかし、十字架の死に打ち勝たれた主イエス・キリストのゆえに、死はいのちに呑み込まれ、絶望と悲惨の死は、永遠の復活のいのちへの希望と変えられました。主にあって召されたたましいは、主のみもとにあって主とともに喜ぶ祝福にすでに入れられています。そして、地上にいる私たちと同様に、老いと病と罪のゆえに、傷つき衰え朽ちていく身体(からだ)のよみがえりを待ち望んでいます。
いのちを与えられる主よ、( )の生涯を導いてくださり、この 世界での愛と交わりのうちに私たちを入れてくださった幸いを感謝します。
主が再び来られ、涙をぬぐってくださる祝福の時に、私たちもよみがえりを経験し、あなたに喜びの賛歌を歌うことができますように。
永遠に生きておられる主イエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン。
10 賛美の歌(応答)
*賛美の後、頌栄を加えてもよい。
11 終 祷
神の限りなき平安が主イエス・キリストにあってあなたがたの心と思いとを守られますように。主イエス・キリストの恵み、父なる神の愛、聖霊の親しき交わりが、ご遺族の上に、また、ここに集ったすべての方に、今より後、永遠にありますよう。アーメン。
12 弔電披露
13 挨 拶(遺族の代表が挨拶をする)
14 報 告
*ここで飾花 をすることもできる。
5 火葬前の祈り
1 式 辞
私たちは、( )を神の深いあわれみのうちにゆだねます。すべてのものはちりから出て、すべてのものはちりに帰ります 。しかし、私たちは永遠のいのちによみがえる確信と希望のうちに、( )のなきがらを火葬します。
主イエス・キリストは死んで葬られ、私たちのためによみがえり、今も生きて総べ治めておられます。
2 聖 書
ルカの福音書2章29~32節
「主よ。今こそあなたは、おことばどおり、しもべを安らかに去らせてくださいます。私の目があなたの御救いを見たからです。あなたが万民の前に備えられた救いを。異邦人を照らす啓示の光、御民イスラエルの栄光を。」
*賛美の歌を入れてもよい。
3 祈 り
恵みと平和の神よ。あなたは私たちに、御子イエス・キリストにおいて、新しいいのちと希望を与えてくださいました。今、復活の御力のうちに、私たちを強め、生かしてください。主が与えてくださった死においても分かたれることのない天上と地上の御民の交わりに生かしてください。そして、やがて、栄光の体によみがえり、共に主の御前に立ち、限りなく御名をほめたたえさせてください。
とこしえに生き、治められる主イエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン。
6 納骨式
1 式 辞
全能の神は、深い摂理のうちに( )の霊を、この地上から分かたれました。それゆえ私たちは、そのなきがらを埋葬します 。すべてのものはちりから出て、すべてのものはちりに帰ります。しかし、再び主の御声を聞くその時、栄光の身体(からだ)によみがえります。
「眠っている人たちについては、兄弟たち、あなたがたに知らずにいてほしくありません。あなたがたが、望みのない他の人々のように悲しまないためです」(Ⅰテサロニケ4・13~14)。
「また私は、天からの声がこう言うのを聞いた。『書き記せ、「今から後、主にあって死ぬ死者は幸いである」と。』御霊も言われる。『しかり。その人たちは、その労苦から解き放たれて安らぐことができる。彼らの行いが、彼らとともについて行くからである』」(黙示録14・13)。
2 祈 り
御子の葬りと復活によって、墓を聖めたもう全能の神よ。
主にあって眠るすべての者のために、御子が勝利を得てくださいましたことを感謝いたします。いまだ肉体にとどまる私たちを守り導いてください。地上においてあなたを待ち望むすべての者とともに、天においてあなたのみそば近くにいるすべての者とともに、滅びることのない霊的な交わりによって、御子の復活といのちに結びつけてください。生きて働かれる御霊によって、世の終わりまで、あなたとともに歩ませてください。アーメン。
3 納 骨
*遺骨を墓に納める。
4 祈 り
永遠の神よ。主イエス・キリストにおいて、あなたは私たちに真実の信仰と、確かな希望を与えてくださいました。
どうか、私たちを助け、聖徒の交わり、罪の赦し、身体(からだ)のよみがえり、とこしえのいのちを信じる信仰に生かしてください。そして、私たちが天の門をくぐり、天の家に住み、あなたとすべての聖徒と一つに結び合わされるその日まで、私たちの信仰と希望を強めてください。
私たちの主イエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン。
5 賛美の歌
*納骨の時に歌ってもよい。
6 終 祷
「永遠の契約の血による羊の大牧者、私たちの主イエスを、死者の中から導き出された平和の神が、あらゆる良いものをもって、あなたがたを整え、みこころを行わせてくださいますように。また、御前でみこころにかなうことを、イエス・キリストを通して、私たちのうちに行ってくださいますように。栄光が世々限りなくイエス・キリストにありますように。アーメン」(ヘブル13・20~21)。
Ⅴ 礼拝式文
礼拝式文の特徴
1 ここには3種類の礼拝式文があり、それぞれ異なる特徴を備えています。各地区教会の礼拝事情や礼拝式文のそれぞれの特徴をふまえて使用すると効果的です。
2 礼拝式文1は、長いキリスト教会の礼拝の伝統、特に長老・改革派教会の伝統を踏まえるとともに、昨今の礼拝刷新の動きにも注意しながら作成されたものです。伝統的な言葉遣いや応答的な要素が多く見られます。また、罪の告白と赦しの宣言という長老・改革派教会の伝統を積極的に取り入れています。
3 礼拝式文2は、日本長老教会の礼拝の伝統を踏まえたもので、聖書的であり、簡潔であることを特徴としています。主の聖晩餐と洗礼の式文には、1977年に制定され、2004年に改訂された「日本長老教会式文」(洗礼式2、主の聖晩餐2)を取り入れています。
4 礼拝式文3は、プレイズソングやワーシップソングと呼ばれる、現代的な礼拝音楽を積極的に取り入れることを前提に作成されたものです。各教会の必要に応じて、楽器の編成や礼拝の導きなどを工夫して用いてください。
礼拝式文の使い方
1 この礼拝式文は、各地区教会等の実際の礼拝において使用できるものとして大会が推薦するものです。教会の礼拝事情に合わせて自由にお使いください。
2 礼拝の中の各要素には複数の具体例(A,B,C,D)を提示しているので、その中から選択して用いることができます。
3 各要素の順序の入替え、省略などの可能性を「optional」において示しているので、自由に選択して使用することができます。
4 具体例はそのまま用いることもできますし、それぞれの教会の事情や、その時々の礼拝のテーマに合わせて修正したり、新たに作成したりするなど、牧師や小会が自由に工夫することができます。
5 礼拝時間は各教会において異なっているでしょうから、この礼拝式文案を使う際には、全体の所要時間、各要素の時間配分などを考えて、適宜に加除、修正などして用いることが望ましいと思います。
文体、ことば
1 文体は口語体を基本としていますが、一部文語体が使われている箇所があります(主の祈り、使徒信条)。
2 司式者のことばに「~しましょう」という言葉遣いを用いているのは、会衆の礼拝への参与を促すためです。違和感がある場合には、ふさわしい用語に適宜修正することができます。
礼拝式文1(全体の流れ)
Ⅰ 神の民の集い
1礼拝の招き(あいさつ、礼拝の招き)
2賛美の歌
3祈り
4罪の告白(罪の告白の招き、罪の告白の祈り)
5赦しの確証
6平和のあいさつ
7賛美の歌
Ⅱ みことばの宣教
1祈り
2聖書
3説教(祈り)
Ⅲ みことばへの応答・献身
1賛美の歌
(*洗礼を執り行う場合は、ここに入る)
2信仰告白
(*主の聖晩餐を執り行う場合は、ここに入る)
3ささげもの(献金)
4とりなしの祈り
Ⅳ 派遣と祝福
1賛美の歌
2派遣
3祝福/祝祷
Ⅰ 神の民の集い
1 礼拝の招き
(あいさつ)
*司式者(牧師もしくは長老)が講壇、あるいは聖餐卓の前に立ち、主の恵みをもって会衆とあいさつを交わして礼拝を導入する。応答形式ではなく、司式者の宣言でもよい。
司式者:主イエス・キリストの恵みがあなたがたすべてとともにありますように。
会 衆:主の恵みがありますように。
(礼拝の招き)
*神が私たちを礼拝に招いていることを示す、歓迎や恵みまた神の栄光を告げ知らせる、次のような聖書を用いることができる。会衆が積極的に礼拝に参与するために次のように応答形式であってもよい。
司式者:恵みと愛と力に満ちた主なる神を礼拝しましょう。
A 詩95篇
司式者:さあ、主に向かって、喜び歌おう。私たちの救いの岩に向かって、喜び叫ぼう。
会 衆:感謝の歌をもって、御前に進み、賛美をもって、主に喜び叫ぼう。
一 同:まことに主は大いなる神。すべての神々にまさって、大いなる王である。
B 詩篇100篇
司式者:全地よ。主に向かって喜びの声をあげよ。
会 衆:喜びをもって主に仕えよ。喜び歌いつつ御前に来たれ。
司式者:知れ。主こそ神。主が、私たちを造られた。私たちは主のもの、主の民、その牧場の羊。
会 衆:感謝しつつ、主の門に、賛美しつつ、その大庭に入れ。主に感謝し、御名をほめたたえよ。
一 同:主はいつくしみ深く、その恵みはとこしえまで、その真実は代々に至る。
C 詩篇124篇
司式者:ほむべきかな、主。主は私たちを、彼らの歯の餌食にされなかった。鳥のように、私たちのたましいは、仕掛けられた罠から助け出された。罠は破られ、私たちは助け出された。
会 衆:私たちの助けは、天地を造られた主の御名にある。
D.詩篇66篇
司式者:全地よ。神に向かって喜び叫べ。御名の栄光をほめ歌い、神の誉れに栄光を帰せよ。
会 衆:全地はあなたを伏し拝みます。あなたにほめ歌い、あなたの御名をほめ歌います。
司式者:さあ、神のみわざを見よ。神の人の子らになさることは恐ろしい。国々の民よ。私たちの神をほめたたえよ。神の誉れをたたえる声を響き渡らせよ。
会 衆:ほむべきかな、神。神は、私の祈りを退けず、御恵みを私から取り去られなかった。
*optional あいさつと礼拝の招きの順序は入替え可能である。またあいさつを省略してもよい。
2 賛美の歌
*大いなる神をほめたたえて、詩篇歌、賛美歌などが喜びと感謝をもって歌われる。
司式者:主を賛美しましょう。
会 衆:主はほめたたえられるべき方です。
*optional この賛美と次に来る頌栄と祈願の祈りの順序は入替え可能である。会衆の応答を省略してもよい。
3 祈 り
*神をほめたたえる頌栄の祈りが礼拝の開会においてささげられるのがふさわしい。また、神がこの礼拝において聖霊によって力強く働いてくださるよう、へりくだって祈願することも付け加えられる。
司式者:祈りましょう。
A 全能の神よ。すべての者はあなたに向かって心を開きます。あなたはすべての願いを知られ、御前には隠されていることは何ひとつありません。どうぞ聖霊によって私たちの心の思いをきよめてください。あらゆるものをもってあなたを愛し、ふさわしい仕方であなたの聖なる御名をほめたたえられますように。私たちの主キリストの御名によって祈ります。アーメン。
B「私たちの主、主よ。あなたの御名は全地にわたり、なんと力強いことでしょう。あなたはご威光を天に置かれました。あなたは幼子と乳飲み子たちの口によって、力を打ち建てられました」(詩篇8・1~2)。
主なる神よ。あなたがこの世界を美しく創造し、私たちの主キリストによって贖い、御霊の賜物を私たちにお与えくださったゆえに、あなたの聖なる御名を賛美いたします。それによって私たちを励まし、教え、支えてくださることを感謝いたします。いま、私たちのうちに働かれるあなたの御霊を待ち望みます。私たちのささげる賛美にいのちを与え、あなたのまことによって私たちを探り、この世界であなたに仕えるために私たちを備えさせてください。私たちの救い主イエス・キリストによって。アーメン。
C 父、子、聖霊なるただひとりの神よ。
栄光に満ちたあなたの御名は、あらゆる口が賛美し、すべての舌がほめたたえ、造られたいっさいの物が礼拝するのにふさわしい御名です。あなたはこの世界を恵みによって創造し、あわれみによって贖ってくださいました。天にも地にもあなたへの賛美が満ちています。いと高き神よ。栄光をあなたにささげます。御使いと天にあるあらゆるものが、あなたを礼拝しています。小さく愚かな私たちもあなたを賛美しますが、それはただ恵みによる賜物です。どうかしもべたちがささげる賛美を、主イエス・キリストによって受け入れてください。
恵み深い父よ。あなたの力は計り知れず、あなたの知恵はきわめられず、あなたの愛は語り尽くすことができません。あなたは私たちに永遠への思いを与え、あなたを求めて飢え渇くようにされました。あなたを見出すことができるように、またあなたにあるいのちを得ることができるように、あなたを求める願いを満たしてください。私たちの主イエス・キリストによって祈ります。アーメン。
*optional 「主の祈り」を聖晩餐においてではなく、ここで一同で祈るのもよい。最初の祈りの後に頌栄や讃栄の賛美の歌が歌われてもよい。最初の祈りの後に「信仰告白」をすることもふさわしいことである。
4 罪の告白
(罪の告白の招き)
*以下のような罪の告白の招き、あるいは赦しの約束に関する聖書のみことばに導かれて、一同で罪を告白する。
司式者:神の御前に、またお互いに罪を告白しましょう。
A Ⅰヨハネ1・8~9
「もし自分には罪がないと言うなら、私たちは自分自身を欺いており、私たちのうちに真理はありません。もし私たちが自分の罪を告白するなら、神は真実で正しい方ですから、その罪を赦し、私たちをすべての不義からきよめてくださいます。」
B ヤコブ5・15~16
「もしその人が罪を犯していたなら、その罪は赦されます。ですから、あなたがたは癒やされるために、互いに罪を言い表し、互いのために祈りなさい。正しい人の祈りは、働くと大きな力があります。」
C イザヤ55・6~7
「【主】を求めよ、お会いできる間に。呼び求めよ、近くにおられるうちに。悪しき者は自分の道を、不法者は自分のはかりごとを捨て去れ。【主】に帰れ。そうすれば、主はあわれんでくださる。私たちの神に帰れ。豊かに赦してくださるから。」
(罪の告白の祈り)
*罪の告白の祈りは、下記のように一同(A、C)で、また牧師と会衆の連祷(B)としてささげることも、あるいは牧師がささげることもできる。祈りの前か、間か、後で沈黙や黙祷をするとよい。祈りにはBのように聖書を用いることもできる。
A (一同)あわれみ深い神よ。私たちはあなたに対して罪を犯したことを告白します。思いと言葉と行いにおいて、禁じられたことを行い、すべきことを怠りました。私たちは心と知性と力を尽くしてあなたを愛しませんでした。自分自身のように隣人を愛することもできませんでした。あわれみのゆえに、これまでの私たちをお赦しください。今ある私たちを造り変え、私たちのこれからの歩みを導いてください。そうすれば、あなたのみこころを喜び、あなたの道を歩むことができます。あなたの聖なる御名の栄光が現れますように。アーメン。
B 連祷(詩篇51篇より)
司式者:神よ。私をあわれんでください。あなたの恵みにしたがって、私の背きのをぬぐい去ってください。あなたの豊かなあわれみによって。
会 衆:私の咎を、私からすっかり洗い去り、私の罪から、私をきよめてください。まことに、私は自分の背きを知っています。私の罪は、いつも私の目の前にあります。
司式者:私はあなたに、ただあなたの前に罪ある者です。私はあなたの目に、悪であることを行いました。ですから、あなたが宣告するとき、あなたは正しく、さばくとき、あなたは清くあられます。
会 衆:ヒソプで私の罪を除いてください。そうすれば私はきよくなります。私を洗ってください。そうすれば、私は雪よりも白くなります。
ヒソプをもって私の罪を除いてきよめてください。そうすれば、私はきよくなりましょう。私を洗ってください。そうすれば、私は雪よりも白くなりましょう。
司式者:御顔を私の罪から隠し、私の咎をすべてぬぐい去ってください。神よ。私にきよい心を造り、揺るがない霊を、私のうちに新しくしてください。
会 衆:私をあなたの御前から投げ捨てず、あなたの聖なる御霊を、私から取り去らないでください。あなたの救いの喜びを私に戻し、仕えることを喜ぶ霊で、私を支えてください。
C (一同)恵み深い聖なる神よ。御前に私たちの罪と過ち、あなたへの背きを告白します。あなたは、私たちがどれほどしばしば罪を犯したのかよくご存じです。私たちは、あなたの道からさ迷い出て、あなたの賜物を無駄にし、あなたの愛を忘れました。
主よ。あわれんでください。私たちはあなたのみこころに背いたすべてのことを恥じています。いま御前にへりくだって悔い改めます。どうか私たちの罪をお赦しください。あなたの道を歩み、光の中を生きていけるよう助けてください。私たちの救い主イエス・キリストの御名によって。アーメン。
*optional 罪の告白の後で「キリエ/主よ。あわれみたまえ」などの嘆きや、悔い改めにふさわしい賛美が歌われるのもよい。
5 赦しの確証
*司式者が神の赦しの確証を告げることばを宣言する。聖書を用いると、罪の赦しが神の約束に基づいているという真理を強調することができる。会衆は「アーメン」、「神に感謝」などと応答するとよい。
司式者:赦しを与えてくれる福音を聞きましょう。
A ローマ8・34、Ⅱコリント5・17
「だれが、私たちを罪ありとするのですか。死んでくださった方、いや、よみがえられた方であるキリスト・イエスが、神の右の座に着き、しかも私たちのために、とりなしていてくださるのです。」「だれでもキリストのうちにあるなら、その人は新しく造られた者です。古いものは過ぎ去って、見よ、すべてが新しくなりました。」
B 詩篇32・1~2
「幸いなことよ、その背きを赦され罪をおおわれた人は。幸いなことよ、【主】が咎をお認めにならず、その霊に欺きがない人は。」
C 詩篇103篇3~5節
「主はあなたのすべての咎を赦し、あなたのすべての病を癒やし、あなたのいのちを穴から贖われる。主はあなたに恵みとあわれみの冠をかぶらせ、あなたの一生を良いもので満ち足らせる。あなたの若さは鷲のように新しくなる。」
D Ⅰテモテ1・15、Ⅰペテロ2・24
「『キリスト・イエスは罪人を救うために世に来られた』ということばは真実であり、そのまま受け入れるに値するものです。私はその罪人のかしらです。」「キリストは自ら十字架の上で、私たちの罪をその身に負われた。それは、私たちが罪を離れ、義のために生きるため。その打ち傷のゆえに、あなたがたは癒やされた。」
会 衆:アーメン。/神に感謝!
*optional 赦しの確証の直後に一同で「信仰告白」をしてから、平和のあいさつをするのもふさわしいことである。
6 平和のあいさつ
*キリストによる神の赦しの恵みが平和のあいさつとして会衆に告げられ、主にある兄弟姉妹の間でも分かち合われて愛の交わりが確かめられる。牧師と会衆で平和のあいさつが交わされた後で、会衆同士が愛、恵み、平和、祝福のあいさつを交わし合うとよい。
司式者:神はキリストによって私たちを赦してくださいましたから、私たちも互いに赦しの恵みを分かち合いましょう。「私たちの父なる神と主イエス・キリストから恵みと平和があなたがたの上にありますように。」
会 衆:主の平和があなたとともに。
*optional 平和のあいさつと次の感謝の賛美とは順序を入れ替えてもよい。平和のあいさつがここでなされなければ、主の聖晩餐と結びつけられてもよい。
7 賛美の歌
*赦しを与える福音を感謝して神を賛美する。Gloria in ExcelsisやGloria Patriなどの伝統的な歌、詩篇歌、賛美歌などが歌われる。
*optional 「神の戒めと献身」として、賛美の前か後に十戒や新約におけるキリストの戒めが告げられるのもよい。
*ここで「報告」がなされキリストの共同体を経験することも良い。その場合、次の聖書朗読前の祈りは照明祈祷であるとともにとりなしの祈りの牧会祈祷としてささげられてもよい。
Ⅱ みことばの宣教
1 祈 り
*しばしの沈黙の間をおいて、聖霊による照明を求めて祈る。
司式者:祈りましょう。
A 「主なる神よ。あなたのしもべの口のことばと、私たちの心の思いをきよめて、あなたの御目にふさわしいものとしてください。主よ。私たちの岩、贖い主よ。キリストによって祈ります。アーメン。」
B 「主よ。あなたのきよい御霊の力によって、私たちの心と思いを開いてください。聖書が読まれ、みことばが宣べ伝えられるこのとき、あなたが私たちにお語りくださることを、喜びをもって聞くことができますように。キリストによって祈ります。アーメン。」
C 「みことばの主なる私たちのイエス・キリストよ。あなたの臨在の御力によって、私たちに神のみこころを示してください。あなたの光の中に私たちのいのちの光を見出すことができますように。あなたの御力によって私たちを強めてください。アーメン。」
*optional 照明祈祷にとりなしの祈りを加えて、いわゆる牧会祈祷をささげることもふさわしいことである。照明祈祷は聖書朗読の後、説教の直前になされてもよい。
2 聖 書
*旧約聖書と新約聖書から、もしくは旧約、使徒書、福音書から朗読される。また、朗読の前後に次のような導入や応答がなされるとよい。
司式者:(朗読前の導入)神のみことばを聞きましょう。
司式者:(朗読後の応答)これが主のみことばです。/これが主イエス・キリストの福音です。
会 衆:アーメン。/神に感謝!/主(キリスト)に栄光!
A(1)旧約聖書
(2)詩篇(詩篇は歌われるか、朗読されるか、交読されてもよい。)
(3)新約聖書
B(1)旧約聖書
(2)詩篇(詩篇は歌われるか、朗読されるか、交読されてもよい。)
(3)使徒書
(4)福音書
*optional 朗読される聖書が複数でなく、説教のテキストだけでもよい。聖書朗読の後で応答としてグロリア、ハレルヤ、賛美歌、詩篇などが歌われてもよい。
3 説 教
*optional 聖書の前に照明祈祷がなされなかった場合には説教直前になされてもよいし、ここで牧会祈祷がささげられてもよい。
とりなしの祈り
*optional 説教前に牧会祈祷がなされた場合には説教後のとりなしの祈りがなくてもよい。説教後に牧師がとりなしの祈りをする代わりに、次のように賛美することもあり得る。
ヨハネ黙示録7章12節
牧 師:アーメン。賛美と栄光と知恵と感謝と誉れと力と勢いが、私たちの神に世々限りなくあるように。アーメン(黙示録7・12)。
会衆:アーメン。
Ⅲ みことばへの応答・献身
1 賛美の歌
*optional 説教後の賛美の歌と信仰告白の順序は入替え可能である。
(*洗礼を執り行う場合には、ここに入る)
2 信仰告白
*使徒信条、ニカイヤ信条、あるいは聖書やその他の信仰告白などからなされる。古代教会の信条を告白するのが伝統的だが、礼拝のテーマなどによってその他の歴史的な信仰告白を用いることもできる。
A 使徒信条
わたしは天地の造り主、全能の父である神を信じます。
わたしはそのひとり子、わたしたちの主イエス・キリストを信じます。主は聖霊によってやどり、おとめマリアより生まれ、ポンティオ・ピラトのもとで苦しみを受け、十字架につけられ、死んで葬られ、よみにくだり、三日目に死人のうちからよみがえり、天にのぼられました。そして全能の父である神の右に座しておられます。そこから来られて、生きている者と死んでいる者とをさばかれます。
わたしは聖霊を信じます。きよい公同の教会、聖徒の交わり、罪のゆるし、からだのよみがえり、永遠のいのちを信じます。アーメン。
B ニカイヤ信条
私たちは、ただひとりの神、すべてを支配される父、天と地と見えるものと見えないもののすべての造り主を信じます。
またただひとりの主イエス・キリストを信じます。主は神のみ子、御ひとり子であって、世々に先立って父から生まれ、光からの光、まことの神からのまことの神、造られたのではなくて生まれ、父と同質であって、すべてのものは主によって造られました。主は人間である私たちのために、私たちの救いのために、天からくだり、聖霊によりおとめマリアによって受肉し、人となり、私たちのためにポンティオ・ピラトのもとで十字架につけられ、苦しみを受け、葬られ、聖書にあるとおり三日目に復活し、天にのぼられました。そして父の右に座しておられます。また生きている者と死んだ者をさばくために、栄光のうちに再び来られます。その御国は終わることがありません。
また聖霊を信じます。聖霊は主、いのちの与え主であり、父と子から出て、父と子とともに礼拝され、共に栄光を帰せられます。そして預言者によって語られました。私たちは、一つの聖なる公同の使徒的な教会を信じます。罪の赦しのためのひとつのバプテスマを認めます。死者の復活と、来たるべき世のいのちを待ち望みます。アーメン。
C 聖書から
*詩篇23篇、46篇、ピリピ2・5~11、コロサイ1・15~20など。
*optional 信仰告白を礼拝の前部である最初の祈りの後や赦しの確証の後に行うのもよい。
(*主の聖晩餐を執り行う場合には、ここに入る)
3 ささげもの(献金)
*ささげもの(献金)は神への感謝と私たちの献身のしるしとしてささげられる。牧師は次のように告げる。
司式者:喜びとともに、私たちの感謝と神への献身を献金によって主にささげましょう。「地とそれに満ちているもの、世界とその中に住むものは主のものである。」
*optional ささげものを集める時に、音楽を奏でたり、聖歌隊などが賛美を歌ったり、一同で賛美を歌うこともふさわしいことである。
4 とりなしの祈り
*牧師、長老、執事、あるいは会衆のだれかが、とりなしの祈りをささげる。祈りの内容として、各地区教会と公同教会のため、世界と国々のため、あらゆる奉仕者や働き人のため、家庭をはじめ職場や学校あらゆる地域共同体のため、困難な中にある人たち、迫害されている人、病人、また特別な必要のある人々のために祈る。司式者は次のように告げて祈りを導く。
司式者:私たちの助けは、天地を造られた【主】の御名にある(詩篇124・8)。さあ、感謝ととりなしの祈りをささげましょう。
*optional ささげものととりなしの祈りは、説教や信仰告白の後、聖晩餐の前に位置付けることもできる。
*とりなしの祈りの前に「報告」がなされることも良い。そうすれば、祈りの課題を提供することになる。
*主の聖晩餐がなされない時には、説教、信仰告白に続いてささげものととりなしの祈りをした後、一同で「主の祈り」を祈ることもふさわしいことである。その場合、主の祈りの後に賛美を歌い、派遣と祝祷によって礼拝を終える。
Ⅳ 派 遣
1 賛美の歌
*賛美歌、詩篇歌、シメオンの歌などが歌われる。
2 派 遣
*牧師は次のような派遣と祝福のことばを告げて散会を宣言する。
A 牧 師:平和のうちに行きましょう。主を愛し、主に仕えましょう。
B あなたがたは行って、あらゆる国の人々を弟子としなさい。父、子、聖霊の名において彼らにバプテスマを授け、わたしがあなたがたに命じておいた、すべてのことを守るように教えなさい。見よ。わたしは世の終わりまで、いつもあなたがたとともにいます(マタイ28・19~20)。
C 目を覚ましていなさい。堅く信仰に立ちなさい。雄々しく、強くありなさい。一切のことを、愛をもって行いなさい(Ⅰコリント16・13~14)。
D 聖霊があなたがたの上に臨むとき、あなたがたは力を受けます。そして、エルサレム、ユダヤとサマリアの全土、さらに地の果てまで、わたしの証人となります(使徒1・8)。
3 祝 福/祝 祷
*牧師は神の祝福を聖書のことばをもって会衆に告げ、会衆はアーメン、ハレルヤなどで応答する。必ずしも牧師と会衆の応答形式でなくてもよい。
A 主イエス・キリストの恵み、神の愛、聖霊の交わりが、あなたがたすべてとともにありますように(Ⅱコリント13・13)。
会衆:アーメン。神に感謝。/(もしくは)ハレルヤ! 神に感謝。
B 【主】があなたを祝福し、あなたを守られますように。【主】が御顔をあなたに照らし、あなたを恵まれますように。【主】が御顔をあなたに向け、あなたに平安を与えられますように(民数6・24~26)。
C どうか、希望の神が、信仰によるすべての喜びと平安であなたがたを満たし、聖霊の力によって希望にあふれさせてくださいますように(ローマ15・13)
D 永遠の契約の血による羊の大牧者、私たちの主イエスを、死者の中から導き出された平和の神が、あらゆる良いものをもって、あなたがたを整え、みこころを行わせてくださいますように。また、御前でみこころにかなうことを、イエス・キリストを通して、私たちのうちに行ってくださいますように。栄光が世々限りなくイエス・キリストにありますように。アーメン(ヘブル13・20~21)
*optional 派遣と祝福・祝祷の順序は入替え可能である。
礼拝式文2(全体の流れ)
Ⅰ 神の民の集い
1礼拝の招き
2賛美の歌
3祈り/主の祈り
4信仰告白/十戒
5賛美の歌
Ⅱみことばの宣教
1祈り
2聖書
3説教
4祈り
Ⅲ みことばへの応答・献身
1賛美の歌
(*洗礼を執り行う場合は、ここに入る)
(*主の聖晩餐を執り行う場合は、ここに入る)
2ささげもの(献金)
3とりなしの祈り
Ⅳ.派遣
1賛美の歌
2祝福/祝祷
Ⅰ.神の民の集い
1 礼拝の招き
*神が私たちを礼拝に招いていることを示す歓迎や恵みまた神の栄光を告げ知らせる、次のような聖書を用いることができる。会衆が積極的に礼拝に参与するために応答形式であってもよい。(礼拝式文1参照)
司式者:恵みと愛と力に満ちた主なる神を礼拝しましょう。***
A 詩篇96・1~3
新しい歌を【主】に歌え。全地よ、【主】に歌え。【主】に歌え。御名をほめたたえよ。日から日へと、御救いの良い知らせを告げよ。主の栄光を国々の間で語り告げよ。その奇しいみわざを、あらゆる民の間で。
B 詩篇27・1、4、6、14
主は、私の光、私の救い。だれを私は恐れよう。主は私のいのちの砦。だれを私は怖がろう。一つのことを私は【主】に願った。それを私は求めている。私のいのちの日の限り、【主】の家に住むことを。【主】の麗しさに目を注ぎ、その宮で思いを巡らすために。今、私の頭は、私を取り囲む敵の上に高く上げられる。私は、主の幕屋で喜びのいけにえをささげ、【主】に歌い、ほめ歌を歌おう。 待ち望め、【主】を。雄々しくあれ。心を強くせよ。待ち望め、【主】を。
C 詩篇113・1~4
ハレルヤ。【主】のしもべたちよ、ほめたたえよ。【主】の御名をほめたたえよ。今よりとこしえまで、【主】の御名がほめられるように。日の昇るところから沈むところまで、【主】の御名がほめたたえられるように。【主】はすべての国々の上に高くおられ、その栄光は天の上にある。。
D 詩マタイの福音書11・28~30
すべて疲れた人、重荷を負っている人はわたしのもとに来なさい。わたしがあなたがたを休ませてあげます。わたしは心が柔和でへりくだっているから、あなたがたもわたしのくびきを負って、わたしから学びなさい。そうすれば、たましいに安らぎを得ます。わたしのくびきは負いやすく、わたしの荷は軽いからです。
2 賛美の歌
*大いなる神をほめたたえて、詩篇歌、賛美歌などを喜びと感謝をもって歌う。
3 祈り/主の祈り
*神をほめたたえる頌栄の祈りが礼拝の開会においてささげられるのがふさわしい。また、神が聖霊によって力強く働いてくださり、救い主があがめられるようへりくだって祈願し、自分たちの罪の告白と悔い改めを加えた祈りをささげる。司式者の祈りの後に一同で主の祈りをささげることもふさわしい。
《主の祈り》
天にまします我らの父よ。
願わくは御名をあがめさせたまえ。
御国を来たらせたまえ。
みこころの天になるごとく地にもなさせたまえ。
我らの日用の糧を今日も与えたまえ。
我らに罪をおかす者を我らが赦すごとく、我らの罪をも赦したまえ。
我らを試みにあわせず悪より救いいだしたまえ。
国と力と栄えとは限りなくなんじのものなればなり。アーメン。
4 信仰告白/十戒
*神の恵みに対する応答として使徒信条などを用いて信仰を告白する(礼拝式文1参照)。
ここで、十戒を一同で言い表すことは、神に対する感謝と従順をささげるのにふさわしいことである。
《使徒信条》
我は天地の造り主、全能の父なる神を信ず。
我はそのひとり子、我らの主、イエス・キリストを信ず。主は聖霊によりて宿り、おとめマリヤより生まれ、ポンテオ・ピラトのもとに苦しみを受け、十字架につけられ、死にて葬られ、よみにくだり、三日目に死人のうちよりよみがえり、天にのぼり、全能の父なる神の右に座したまえり、かしこより来たりて、生ける者と死ねる者とをさばきたまわん。
我は聖霊を信ず、聖なる公同の教会、聖徒の交わり、罪の赦し、からだのよみがえり、とこしえのいのちを信ず。アーメン。
《十戒》(出エジプト記20・2~17)
わたしは、あなたをエジプトの地、奴隷の家から導き出したあなたの神、【主】である。
あなたには、わたし以外に、ほかの神があってはならない。
あなたは自分のために偶像を造ってはならない。上の天にあるものでも、下の地にあるものでも、地の下の水の中にあるものでも、いかなる形をも造ってはならない。それらを拝んではならない。それらに仕えてはならない。あなたの神、【主】であるわたしは、ねたみの神。わたしを憎む者には父の咎を子に報い、三代、四代にまで及ぼし、わたしを愛し、わたしの命令を守る者には、恵みを千代にまで施すからである。
あなたは、あなたの神、【主】の名をみだりに口にしてはならない。【主】は、主の名をみだりに口にする者を罰せずにはおかない。
安息日を覚えて、これを聖なるものとせよ。六日間働いて、あなたのすべての仕事をせよ。七日目は、あなたの神、【主】の安息である。あなたはいかなる仕事もしてはならない。あなたも、あなたの息子や娘も、それにあなたの男奴隷や女奴隷、家畜、またあなたの町囲みの中にいる寄留者も。それは【主】が六日間で、天と地と海、またそれらの中のすべてのものを造り、七日目に休んだからである。それゆえ、【主】は安息日を祝福し、これを聖なるものとした。
あなたの父と母を敬え。あなたの神、【主】が与えようとしているその土地で、あなたの日々が長く続くようにするためである。
殺してはならない。
姦淫してはならない。
盗んではならない。
あなたの隣人について、偽りの証言をしてはならない。
あなたの隣人の家を欲してはならない。あなたの隣人の妻、男奴隷、女奴隷、牛、ろば、すべてあなたの隣人のものを欲してはならない。
5 賛美の歌
*神の栄光をほめたたえるとともに、キリストの救いのみわざを感謝する賛美の歌をささげる。
Ⅱ みことばの宣教
1 祈 り
*みことばを読む前の照明祈祷として祈るだけではなく、牧会祈祷として包括的な祈りをささげることもふさわしいことである。その場合、直前の賛美の歌に続いて教会の消息などが報告され、祈祷課題が提供されることもふさわしいことである。
2 聖 書
*聖書は主に説教個所が朗読されるが、旧約聖書と新約聖書から複数の聖書が朗読されるのもふさわしいことである。複数の聖書が読まれるときには、間に賛美の歌や詩篇歌などが歌われてもよい。(礼拝式文1参照)
3 説 教
*聖書朗読の前に祈りがささげられなかった場合には、説教の直前に牧師によって照明祈祷や牧会祈祷がささげられてもよい。
4 祈 り
*説教後にみことばの感謝をささげ、説教が良く適用されるようにとりなしの祈りがささげられる。
Ⅲ みことばへの応答・献身
1 賛美の歌
*この賛美の歌は、説教に結び付けられた応答的なものがささげられるとよい。
(*洗礼を執り行う場合は、ここに入る)
(*主の聖晩餐を執り行う場合は、ここに入る)
2 ささげもの(献金)
*ささげものと前の賛美の歌は入れ替え可能である。また、ささげものをささげる直前に、教会の消息や働きに関する報告がなされて、祈祷課題を提供することもふさわしいことである。
3 とりなしの祈り
*この祈りは会衆によってささげられるとよい。
Ⅳ 派 遣
1 賛美の歌
*神への感謝と栄光をほめたたえる賛美の歌を歌う。
2 祝福/祝祷
*祝福/祝祷の際に、会衆を送り出す派遣のことばが宣言されるのもふさわしいことである。(礼拝式文1参照)
礼拝式文3(全体の流れ)
Ⅰ 神の民の集い
1礼拝の招き
2賛美の歌
3祈り
4主の祈り/信仰告白/十戒
5罪の告白
6赦しの確証
7賛美の歌
8平和のあいさつ
9賛美の歌
(証し・特別賛美)
10報告ととりなしの祈り
Ⅱ みことばの宣教
1祈り
2聖書
3説教
4祈り
Ⅲ みことばへの応答・献身
1賛美の歌
(*洗礼を執り行う場合は、ここに入る)
(*主の聖晩餐を執り行う場合は、ここに入る)
2ささげもの(献金)
3とりなしの祈り
Ⅳ 派遣と祝福
1賛美の歌
2祝福/祝祷
Ⅰ.神の民の集い
*礼拝前の時間は、コーヒーなどを用意して交わりの時間を持つこともある。その時、CD等を利用した賛美の曲や前奏曲などが流れていることもよい。プロジェクターを使用して、礼拝に関連するキリスト教絵画・イメージ・映像等を写しておくこともある。偶像礼拝にならないよう注意する。挨拶とともに、報告が先になされることもある。
1 礼拝の招き
*前奏のなか、心を静め、礼拝を始める。司会者が会衆に、心を神様に向けるため、礼拝への招きにふさわしい聖書箇所を朗読し、短い奨励を入れる事もよい。礼拝への招き、勧め、賛美等の箇所が選ばれる。
*司会者、もしくはソングリーダーが賛美をリードし、自然な流れの中、神に、礼拝に心が向けられるようにする。司会者が会衆と自然なコミュニケーションをとりつつ進めることもできる。
A イザヤ書55・6~8
【主】を求めよ、お会いできる間に。呼び求めよ、近くにおられるうちに。悪しき者は自分の道を、不法者は自分のはかりごとを捨て去れ。【主】に帰れ。そうすれば、主はあわれんでくださる。私たちの神に帰れ。豊かに赦してくださるから。「わたしの思いは、あなたがたの思いと異なり、あなたがたの道は、わたしの道と異なるからだ。──【主】のことば──」
B ルカ福音書1・66~70
ほむべきかな、イスラエルの神、主。主はその御民を顧みて、贖いをなし、救いの角を私たちのために、しもべダビデの家に立てられた。
*optional 前奏や招きのことばではなく、賛美から礼拝を始めるのもよい。
2 賛美の歌
*ここで例として引用される曲目は、ミクタム・プレイズ&ワーシップⅠ、同Ⅱより、以降ギリシア数字と曲番号で表記、これ以外のものもふさわしいものを用いることができる。
*招きにふさわしい曲、もしくは礼拝のテーマに沿った曲、テンポのよい賛美の曲等を選曲するとよい。数曲続けて歌われることもある。ただ単純な賛美の言葉のくりかえしのような曲は、単体で用いるよりも、その根拠となるような、十字架について、よみがえりについて、主のみわざについて等が歌われる曲のあとに配置することで、より意味を持ってささげることができる。それらの曲の合間に、司会者がごく短い勧めを入れることもふさわしい。
*「Ⅰ81我らの主に向かって」「Ⅱ33御顔を拝するため」「Ⅱ60全地よほめよ」「Ⅰ128威光・尊厳・栄誉」「Ⅰ74さあ賛美しよう」「Ⅰ123喜び叫べ」「Ⅰ67私の願い」等。
3 祈 り
*礼拝に招かれたことへの感謝と、礼拝を通し、今も生きておられる神ご自身が、会衆一人ひとりにご自身を現して下さるよう祈る。悔い改めや奉仕者のための祈りもささげられる。賛美の奏楽と共に祈ることもよい。
4 主の祈り/信仰告白/十戒
*祈り/告白/朗読を通して、主の栄光を仰ぐとともに、主の御前における自分自身のあり方について、思い巡らす。聖書朗読もふさわしい。
*聖書朗読として、「交読詩篇」や讃美歌の「交読文」(文体が難しく、2010年現在、普段使われていないことばなので、会衆の理解のため、新改訳聖書等を利用するのもよい)を用いた交読、輪読等をすることもできる。
*会衆が意味を理解しながら礼拝できるよう、司会者等が、内容について短く説明を加えることも助けになる。
5 罪の告白(罪の告白の招き)
*司会者が聖書から罪の告白を促す。第一ヨハネ1・9、ヤコブ5・16等。また、主の祈り、信仰告白、十戒、聖書朗読を通して、聖なる主の御前にふさわしくなかった歩みを思い巡らせるように勧める。
A ヨハネの手紙第1、1・9
もし私たちが自分の罪を告白するなら、神は真実で正しい方ですから、その罪を赦し、私たちをすべての不義からきよめてくださいます。
B ヤコブの手紙5・16
ヤコブ書5章16節
ですから、あなたがたは癒やされるために、互いに罪を言い表し、互いのために祈りなさい。正しい人の祈りは、働くと大きな力があります。
*(罪の告白の祈り)会衆一同での黙祷、もしくは牧師と会衆の連祷、あるいは牧師・長老・代表者がささげることもできる。祈りに聖書を用いることもできる。
代表祈祷 私たちの罪のため、イエス様が身代わりとなって罰を受けてくださったことを感謝します。罪深い私たちをお赦しください。私たちの心を新しくしてください。あなたのもとに引き寄せてくださり、あなたの赦しのうちにある喜びで私を満たしてくださいますように。
*optional 詩篇51篇、32篇、25篇、19篇、6篇等をもとに祈るのもよい。代表者が配慮しつつ個人的な罪の告白を祈っても構わない(Ⅰヨハネ1・5~10)。
6 赦しの確証
*イエス・キリストの十字架による赦しについて、聖書箇所を朗読し、赦された恵みを覚える。牧師・長老による短い奨励があってもよい(Ⅰヨハネ1・9、箴言28・13~14、ローマ7~8章等)。
A 箴言28・13~14
自分の背きを隠す者は成功しない。告白して捨てる者はあわれみを受ける。幸いなことよ、いつも恐れる心を持つ人は。しかし、心を頑なにする者はわざわいに陥る。
B ローマ人への手紙8・32~34
私たちすべてのために、ご自分の御子さえも惜しむことなく死に渡された神が、どうして、御子とともにすべてのものを、私たちに恵んでくださらないことがあるでしょうか。だれが、神に選ばれた者たちを訴えるのですか。神が義と認めてくださるのです。だれが、私たちを罪ありとするのですか。死んでくださった方、いや、よみがえられた方であるキリスト・イエスが、神の右の座に着き、しかも私たちのために、とりなしていてくださるのです。
7 賛美の歌
*キリストの赦しを覚え、感謝を持って賛美する。主に十字架による赦しがテーマである賛美がまず選曲される。数曲続けて賛美することもよい。曲の合間に平和の挨拶を挿入することもできる。
*「Ⅱ61なんという喜び(主に罪を赦され)」「Ⅰ174主イエスの十字架の血で」等
8 平和のあいさつ
*キリストによって神と和解させられた主の民は、人間関係においても、和解の使者として、互いに交わりを保つ者である。会衆が周りの人々に挨拶をする時間を持つ。親しい間柄のためにこの時間があるのではなく、キリストの平和ゆえの時間であることを覚える。また、初めて会う人、初めて教会を訪れた人にも挨拶をし、歓迎するように促す。平和の挨拶の後に賛美が数曲歌われることもふさわしい。
司式者「互いに忍耐し合い、互いに赦し合いなさい。キリストの平和が、あなたがたの心を支配するようにしなさい。感謝をもって心から神に向かって歌いなさい」(コロサイ3・13~17)。
9 賛美の歌
*数曲選んで賛美する。讃美歌のアレンジ曲を取り入れる可能性もある。歌詞のわかりにくい曲は、司会者が歌う前に短く説明を入れると、会衆が礼拝する助けとなる】
*「Ⅰ77新しい歌を主に」「Ⅰ86マジェスティ」「Ⅱ39叫べ全地よ」「Ⅰ154シャイン・ジーザス・シャイン」等。
*optional1「Ⅰ21主の教えを喜びとし」等、みことばをそのまま歌う曲も有益である。
*optional2 信仰者の証しや賛美の奉仕(特別賛美)があれば、吟味したうえでここに加えることも可能である。便宜上特別賛美と表記したが、「(会衆)賛美の歌」同様、「(音楽の賜物ある奉仕者による)賛美の歌」である。
10 報告ととりなしの祈り
*とりなしの祈りのための教会の活動報告や感謝、公的に扱うことができるとりなしの祈祷課題について報告する。
*礼拝の中でなされることがふさわしくないものについては、礼拝前、もしくは後において別途報告の時間を設ける。
*報告者とあらかじめ打ち合わせをしておく必要がある。
*optional 報告を礼拝前後において、とりなしの祈りのみ、ささげることもできる。
Ⅱ みことばの宣教
1 祈 り
*みことばに対する聖霊による照明を求めて牧師が祈る。
*optional1 とりなしの祈りと共に続けて祈られることもふさわしい。
*optional2 説教の前の祈りとして、「Ⅰ109あなたのみことば」「Ⅰ164主の御言葉待ち望む」等の賛美を歌うこともよい。報告前の賛美の歌の最後に組み入れることもできる。
*optional3 照明祈祷は聖書朗読の後、説教の直前になされてもよい。
2 聖 書
*旧約聖書と新約聖書から、もしくは旧約、使徒書、福音書から朗読される。
*optional 朗読される聖書が複数でなく、説教のテキストだけでもよい。
3 説 教
*視覚教材を用いることや、説教のアウトラインを用意することも助けとなる。プロジェクターやOHP等も活用できる(聖書における視覚教材について、「子どもを立たせるイエス様」マタイ18・2、「デナリの肖像」マタイ22・19などがある)。
4 祈 り
*みことばの照明、牧会祈祷がささげられる。
Ⅲ みことばへの応答・献身
1 賛美の歌
*説教のテーマに合わせて、応答の賛美にふさわしい曲を選曲する。
*「Ⅱ14御手の中で」「Ⅱ66主に栄光あれ」「Ⅱ68静まれ我が魂よ」「Ⅱ82パワーオブユアラブ」等。
(*洗礼を執り行う場合は、ここに入る)
(*主の聖晩餐を執り行う場合は、ここに入る)
2 ささげもの(献金)
*ささげもの(献金)は神への感謝と私たちの献身のしるしとしてささげられる。
*「Ⅰ23神の国と神の義を」「Ⅰ84子羊イエスよ」「Ⅰ140すべてのよきもので」「Ⅰ173感謝と喜びを」「Ⅱ1大いなる方に」等。
*optional ささげものを集める時に、音楽を奏でたり、聖歌隊などが賛美を歌ったり、一同で賛美を歌うこともふさわしいことである。
3 とりなしの祈り
*ささげものをきよめて、主の御用のため、お用いくださるように祈る。
Ⅳ 派 遣
1 賛美の歌
*栄光を神に帰する賛美が選ばれる。また、派遣の内容の賛美もふさわしい。
*「Ⅰ83栄光イエスにあれ」「Ⅰ158天のわが父」等。
2 祝福/祝祷
*牧師は会衆一同の上に神の祝福を求めて祈る。
あとがき
1993年5月に設立された「日本長老教会」の式文については、日本基督長老教会、日本福音長老教会がそれぞれ持っていた式文をそのまま使用することにしました。
その後、1999年11月の大会会議で憲法委員会から、日本基督長老教会式文(1977年10月の日本基督長老教会大会会議で承認され、1980年10月に「信仰告白式文」が追加された)の誓約部分を、憲法と整合性をとるために変更したものを「日本長老教会暫定式文」とすることが提案され承認されました。
さらに2003年1月に「日本長老教会式文改訂」が提案され、そのために「憲法委員会・式文検討小委員会」(小形真訓、小町誠一、小高政宏、福田真理、古川裕久、村瀬彰)が設置されました。2004年11月に、改訂された、「日本長老教会式文」が承認され、翌年3月に印刷発行されました(B6判88頁)。
さらに検討を進めるため、2004年11月に新しく「礼拝・式文検討委員会」(小形真訓、小林高徳、天田繋、永田信昭、秦大興、福田真理)が設置されました。2010年11月に「日本長老教会礼拝式文」が承認され、翌年11月に印刷発行されました(A5判70頁)。
2011年11月に委員が改選され(児玉剛、小林高徳、平林知河、福田真理、13年から山崎俊彦、15年から小町誠一)、結婚、葬儀の式文検討に入りました。2014年11月に「結婚式文」が、2016年11月に「葬式式文」が承認されました。
2017年11月、礼拝・式文検討委員会は解散し、式文の発行・配布は教育委員会にゆだねられました。今回、式文を一冊にまとめるにあたり、2010年の「礼拝式文」から「洗礼式」「主の聖晩餐」を独立させ、新しく承認された結婚、葬儀の式文を加えました(B6判256頁、定価2000円、PCJ出版発行、ヨベル発売)。
2005年11月の委員会報告に「新しい式文は……まず洗礼と主の聖晩餐を含む礼拝にかかわるもの、次いで結婚と葬儀に関する礼拝式文、その後、任職関係や教会堂奉献などの諸礼拝に取り組む」とありました。しかし任職関係、教会堂奉献は、2004年に改訂された式文のままとなりました。これらの式文の検討は、将来の新委員会に託すことになります。(2018年9月、小町)